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Director's Cut 版 「成均館スキャンダル」 覚書




Director's Cut 版 「成均館スキャンダル」、来た来た〜ということで、さっそく観賞。

以前にも触れましたが、本作では、ワタシは中盤から 16 話あたりまでが好きです。終盤は、紅壁書の話、金縢之詞探しの話、ヨリムの秘密の話、ソンジュンとユニとコロの三角関係 (?) の話とてんこ盛りで、尺に入りきらなかったのか、やや端折っていた感じが否めませんでした。

ところが、Director's Cut 版 を見ると、終盤の印象が少し変わりました。

詳細に比較検討したわけではありませんが、全体の印象としては、Director's Cut 版の前半はオンエアー版とほとんど変わらないものの、後半の 16 話〜 20 話は、細かい場面が追加され、丁寧な編集になっています。

どうしても、ヨリムがらみのところばかりが気になってしまったのですが (笑)。Director's Cut 版がオンエアー版と大きく異なるのは 17 話 (77 分) でした。終盤で、気になった追加場面などを覚書としてあげておきます。


* * * * *



終盤の主な追加場面

16 話

● 左議政が大司憲を呼びつける場面。

左議政: 「兵判たちが必死に紅壁書を探しているのに、司憲府はなぜ紅壁書の捜索に手をこまねいているのか。司憲府でも紅壁書の捜索に全力を尽くすように」 


● 図書館で、黄柑製のためにガリ勉しているソンジュンとユニを遠巻きに見ているヨリムとコロの場面


ヨリム: 「あの 2 人は、渓谷から帰ってきてから様子がおかしい。黄柑製にすべてをかけているかのように勉強して...」
コロ: 「学生が勉強するのは当たり前だろ」
ヨリム: 「じゃ
、ソンジュンがヒョウンとの結婚話を破談にしたというのはどうだ?」
コロ: 「確かか?」
ヨリム: 「今朝、哀れな女から連絡があってな。コロもがんばらないとね。あとで詳細を教えてやるよ」


● ソンジュンの気持ちを取り戻したいというヒョウンの相談に乗るヨリムの場面。ヨリムの説教 (笑) がオンエアー版より長〜い。

ヨリム: 「... 努力すれば愛情を得られるとでも?
... 男と女が出会った、努力した、恋に落ちた、幸せに暮らしたとさ... こんな話、面白いか?... また駄々をこねる気なのか?... イ・ソンジュンは女人を知らないカタブツだから、女人を知れば自分のことを、ハ・ヒョウンを好きになるとでも... (首をふる)... 受け止めるんだな... 」

 


17 話

オンエアー版17 話は、ソンジュン-ユニのラブラインがこれでもかと強烈で、ちょっとウンザリな回。と同時に、先王の遺言を探せと王命が 4 人衆に下されるところでもあります。ヨリム目線で見ると、政争が嫌いで、いつも高みの見物を決め込むヨリムがあっさり王命に従う理由がよく分からず、コロのために協力するのかなぐらいに思っていました。

ところが、Director's Cut 版 17 話では、当初、ヨリムは王命に対して冷ややかで、かつ懐疑的です。コメンタリーでも、監督とソン・ジュンギが話しているのですが、ヨリムが金縢之詞探しに関わる過程こそが、実は両班でなく中人であったというヨリムの身分制へのコンプレックスを徐々に示す過程であり、17 話は 19 話の始まりなのだそうです。

オンエアー版 19 話で、ヨリムの弱点がやや唐突に暴かれたのも、実は 17 話にその布石がかなり多く含まれていたものの、結果的に、オンエアー版ではそのほとんどが編集されてしまったようです。




 



● 王命が下されるところで、華城へ遷都して、奴婢も両班もない新しい国を作りたいと語る王に対して、ヨリムが口答えする場面。

ヨリム:  「ところで王様、そんな夢みたいなことが可能なのですか」 (コロに睨まれる)、「ああ、こういう場合は、恐縮ですが... と言い始めるのを忘れていました」 (みんなに睨まれる)、「そんな国には、一度も住んだことがないもので」 (コロに蹴とばされる)、「あっ、王様、私を殺してください」
王: 「ひざまずく必要はない」
ヨリム: 「私にできることはあるでしょうが、どのように...」
王: 「始める前に、成果や利益を測るのか。それを夢とは言わない。それは打算だ。しかし、夢を見てはいけないのか」


● 王命を受けた 4 人衆が相談するところで、ユニが先王が残した新しい国の姿を探したいと言い、コロも同意した後の場面。

ヨリム:
「僕は興味ない。テムルとコロが先王の遺言を探すのは当然のことだよ。僕たちが力を合わせて見つけるとして、世の中が変わるのか。奴婢制度も身分制度もない、政党争いもない... トッケビの妖術か... ほーら、これが新しい世界だぞって。変えられるものなら、とっくに変わっているはずだ。身を投げ打ったところで、得るものは何もない。なんで、僕がそんなことを...」 (その場を抜けようとする)
ソンジュン:  「また見物する気ですか。失敗して傷つくのが怖いのですか」
ヨリム: 「失敗したら僕に何が残るんだ」
ソンジュン: 「少なくとも傷つく事を怖れずに逃げなかったというプライドを持てます。舎兄だって必要でしょう」
(コロがヨリムの肩を抱く)
ヨリム: 「つまり、君たちはこの負け試合に身を投じるというわけか。はぁ、なんて愚かなんだ。でも、その答えが知りたい。僕だって」


● 宮中で王の側近が王に対して、 キム・ユンシクとムン・ジェシンは、この任務には
適任だが、老論の息子のイ・ソンジュンに加え、老論でも少論でもないヨリムまで入れることが理解できないと言う場面。王とのやりとりがオンエアー版より長い。




18 話

● 左議政の土地の権利書がユン参軍に与えられた事を確かめたという話を聞き、立ち去るユニを追いかけようとするソンジュンだが、ユニに時間をくれと言われる。ヨリムたちと 3 人で貸本屋の 2 階へ登って行き、部屋で話す場面。

ソンジュン: 「この事件の黒幕が父だとは思えません。父は怖ろしい人です。最初から関与していたら、痕跡を残すはずがありません」
ヨリム: 「父親を信じるってわけか」
ソンジュン: 「ユン参軍を探してみます」
ヨリム: 「それがだ、ユン参軍は漢城府にも賭博場にもいないんだよ」



19 話

● コロの身代わりで紅壁書としてソンジュンが兵判に捕らえられた後、大司憲が兵判の元へ行き、ソンジュンの身柄を引き取ると、左議政が大司憲を訪ねる場面。

左議政: 「息子が世話になっています」
大司憲: 「司憲府としての仕事をしているだけですよ」 (低姿勢な左議政を睨みつけてあしらう) 


20 話


● ユニの秘密がハ・インスの耳に入ったことを聞き、ソンジュンの元に駆けつけるコロとヨリム。その後、ソンジュンが 「舎兄たちも (ユンシクが女だったことを) ご存知だったのですか」 と聞く場面。



* * * * *




いつもヨリムばかりですが、コロやユニにも良い場面が多くあるので、今回見直してみて、やっぱり好きだなと思う場面をあげておきます。


ヨリムの場面では...

どの場面が良かったかとか選ぶこと自体、無理なもので、どこで撃沈されたかというシーンを... って、初っ端じゃん!! (1 話)





ユニの場面では...

● 成均館へ来て、初めて自宅に帰れる日。自宅に帰る途中、お菓子を買うところで、貧しい身なりの子供たちにお菓子をわけてあげるこのシーンは、ユニの心優しい性格が出ていて、すごくいいなぁと。(8 話)





● 泥棒事件を捜査する過程で、貧しい民が盗みを働かなければ生きていけない現状を知り、ユニがチョン博士に  「女には官職に就く資格がないとおっしゃいましたね。でもおかしなものです。この国は、どうしてこんな体たらくなのですか?官職に就く資格のある男たちが作ってきたこの国は... 」 とバシっと言うところなんて、すごくカッコいいわ〜。もっと言っちゃえ〜と。(10 話)




 


● 弟のユンシクがユニに、「父さんは、外にいる姉さんのために大きな声で本を読んでいたんだよ、知らなかったの」 と言われ、父親の日記に目を通したユニが涙するところは、すごくいい場面で泣けましたね。(18 話)






コロの場面では...

● 泥棒事件の真犯人をつきとめ、出頭するように説得するコロ。真犯人の弟の足を洗ってやりながら、「弟は兄の背中を見て育つもの」 と言うところ。コロが自分の兄と重ねて、この兄弟を思いやる気持ちが伝わってくる場面。 (10 話)



 


● 金縢之詞探しの過程で、ソンジュンのことで胸を痛めるユニを見て胸を痛めるコロ。ユニに 「寝ないと背が伸びないぞ」 なんて言うんだよね。同じ図書館シーンでは、ユニの悩みを聞いてあげる場面もいいけど、こちらもキュンとしてしまいました。(18 話)





● 「自分が間違っていました」 と父親に謝り、紅壁書として捕まったソンジュンを開放するように求めるところ。父親の心も知らず、父親を恨んできたことを後悔するコロ。体も心も痛かろうにと思わず涙してしまう場面。(19 話)






 


しかし... ワタシ、何度見ても、ソンジュンには何の魅力も感じません (笑)。天の邪鬼で申し訳ないけれど、ユチョンのヌボっーとした表情がちょっとダメです。もう少し明るさやノーブルさが欲しかったなと。何よりも、痛みや苦しみを抱えていた他の 3 人のキャラと比べると、ソンジュンのキャラ自体が平面的だったかと。


* * * * *


 


コメンタリーには、監督、パク・ミニョン、ユ・アインが 7 話に、監督、パク・ユチョン、ソン・ジュンギが 17 話にそれぞれ参加していました。この 2 つのコメンタリー、実に対照的なんですよ (笑)。

7 話の方では、ユ・アインったら、ホント、口数が少ないのね。映像を見ながら、監督とミニョンの話をずっと聞いてて、ときどきコメント入れる程度で。監督とミニョンが、とっても穏やかに話しながら進むのです。

一方、17 話の方は、監督とソン・ジュンギの炸裂トーク (笑)。その横でユチョン、話を聞いているのかいないのか、コメントするタイミングを逸しているだけなのか (笑)。



ちなみにこのコメンタリー、英語字幕が付いてないので、ワタシはお手上げです。わかるところもあるけれど、あくまでもなんとなくなので...

 


* * * * *


 


オンエアー版、Mnet 版に続き、Director's Cut 版も見終わり、お腹いっぱいです。ようやくワタシも 「成均館スキャンダル」 を卒業できるかな...


と、思ったら...


「トキメキ☆イケメンフェスティバル」 にて劇場編集版の上映ニュースが... 

劇場用に全 20 話を 2 時間 8 分に編集しているそうです。いかにもユチョンペン向き企画で、ヨリムとコロ、ちゃんと出てくるのかしら。気にならないと言えば嘘になりますが、見たらまた毒を吐きそうで...。
(参照:MovieWalker

卒業する日はまだまだ先なのか??? (爆)


 


 


 


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