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海は広くて大きいのに。。。

海上バトルアクション 2 本。
『パイレーツ』 と 『バトル・オーシャン 海上決戦』。
どちらも突っ込みどころ満載。

pirate.jpg

『パイレーツ』
(2014 年公開 監督: イ・ソクフン)

李氏朝鮮建国時、明皇帝から下賜された国璽を乗せた使節船がクジラと衝突。クジラに呑みこまれた国璽を巡って、海を知り尽くした海賊、海を知らない山賊、王朝の水軍が入り混じった騒動劇。

山賊なんだか、海賊なんだかはっきりしてくれと、公開前からボヤいていましたが、観てからも、やっぱりボヤきたくなりました。パイレーツ・オブ・カリビアンなんだか、白鯨なんだか、ピノキオなんだか、どこかでみたようなエピソードが満載ではありませんか。その荒唐無稽ぶりには、ある意味、脱帽。ここまで振り切れることができるならば、ヨシとしましょう(笑)。

ただ、主演キャラクターに問題があるかと。キム・ナムギルにコミカルな演技をさせるのは、まさか、スパロウ船長の再現とか? いやいや、それは変ですから... そもそもユ・ヘジンというコメディの名手がいるのですから、そこはユ・ヘジンに道化をすべて任せればいいと思うのです。わざわざ、キム・ナムギルがスパロウ船長にならずともね。さらに、この 2 人のキャラ、山と海を行き来するという意味で完全に被っていて、それぞれのキャラクターの力が薄いなと感じました。

この 2 人のみならず、豪華なキャスティングであるにもかかわらず、中途半端なキャラクターが多かったような気がします。キム・テウ、パク・チョルミン、オ・ダルスなどは、どこか消化不良。ただ、ドラマではちょっと苦手なソン・イェジンの女船長役は良かったと思うし、海の底に沈んだかと見せかけて、見事な復活を果たした海賊長イ・ギョンヨンには拍手

ファンタジー劇に対して、どうこう言うのも大人気ないよねと自覚しているのですが(笑)、エンターテインメントを自慢するのなら、かっちりしたストーリー性ともう少しまともな CG の技術力で勝負してほしいのです。ふらふらなスパロウ船長の足元のごとく、緩い構成力に、なんとも微妙な笑いの多い作品でした。

My 評価 ★★



battle ocean

『バトル・オーシャン 海上決戦』
(2014 年公開 監督: キム・ハンミン)

慶長の役(丁酉倭乱)における鳴梁海戦での英雄イ・スイシン将軍を描いた作品。

韓国韓国観客動員数1,700万人以上というこの数字が事実だとしたら、国の人口4000万人に対して異常な割合を示していることになるわけですが、こういう作品に熱狂できる国民性を理解するのはかなり困難。キム・ハンミン監督、前作といい、愛国心高揚、自国民美化のテーマにしか興味が持てないのでしょうかね。というより、こういう内向きテーマならば、投資は集まるし、興行収入も期待できますからね。他の国に歴史云々言えるのかな~と、ついつい。

本作は、日本での劇場公開スルーで DVD 発売となったわけですが、いつの間にかオサレな邦題が付けられいて唖然としました。バトル・オーシャンって... まず、オーシャン (大洋) ではなく、陸のすぐそばだし... そして、最初の 45 分の退屈さ、つまらなさったら、その華々しい興行成功を疑いたくなるのも無理はないと思うのです。

ダサすぎて、英雄の片鱗さえ見えないイ・スイシン将軍。すっかり戦意喪失の兵士や民を前に、重い腰がなかなか上がらない... ある意味、とても人間的なのかもしれません。結果、鳴梁の潮目だけで勝利した... ラッキー♪ということのようです。

日本軍と朝鮮軍が船の上でチャンバラ劇をして、さらに来島通総がイ・スイシンの船に乗り込んでいくくだり、ありえなさすぎではないでしょうか。それこそ、『パイレーツ』 の見すぎじゃないの?(笑) 個人的には、村上水軍の一族である来島水軍が、当時、日本における水軍としては最高の戦力・技術力を誇っていたはずなのに、なぜに劣勢だった朝鮮水軍の攻撃に屈したのか知りたかったのです。もちろん、この作品にそんなことは期待できないということは分かっていたものの、あの来島水軍が潮目が読めなかったとは... そういうことなのでしょうかね。歴史の謎は深い...

ともあれ、秀吉の朝鮮出兵は、ロクでもない、日本の歴史の汚点に間違いないので、韓国側からきっちり検証した上で説得力のあるストーリーが描かれていれば、あるいは、イ・スイシン将軍はさすがに英雄だと納得できるのであれば、それなりに受け入れられる歴史的背景だと思うのですが、正直、ラストまで「何じゃ、これ?」 が続いてしまいました。要するに、プロットが貧弱な作品だったということに尽きること思います。

My 評価 ★

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tag: 韓国映画

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