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純愛の果てに。。。

純愛映画を 2 本。
『純粋の時代』 と 『傷だらけのふたり』。
両作ともわりとベタなストーリー展開 。加えて、『純粋の時代』 は成人映画。

純粋の時代


『純粋の時代』
(2015年公開 監督: アン・サンフン)

李氏朝鮮初期、まだ政権の基盤が盤石ではない頃、王位継承をめぐって太祖の五男イ・バンウォン (チャン・ヒョク) vs 宰相チョン・ドジョン(イ・ジェヨン)の政治的対立を軸とした、ドジョンの養子キム・ミンジェ (シン・ハギュン) の純愛物語。

DVDレンタルショップで 「R-18指定」 というラベルを見て、「えっ?」。通常の史劇だと思っていたら、おばちゃんもビックリなエロ作品でした。冒頭から、全裸の男女が登場し、観ている方はまだ心の準備もままならいのに、いきなりの展開にオロオロするばかりではありませんか。

シン・ハギュン、チャン・ヒョク、カン・ハヌルと、当代イケメン俳優たちが 1 人の女性を巡って、三者三様の絡みが繰り広げられます。韓国映画の中でも、「朝鮮エロス」 については、一定のマーケットのニーズがあると聞いたことがありますが、『春香秘伝 The Servant 房子伝』、『霜花店』、『後宮の涙』、『美人図』 といった作品と並ぶような傾向の作品です。

シン・ハギュンの肉体改造ぶりも凄まじいものがあるのですが、肉体のみならず、その男らしいキャラが半端ではなく、何が何でも自分の女を守るという一途さなのです。このハギュをメロメロにさせるのが、カン・ハンナという新進女優さんですが、艶っぽい演技で、男優 3 人を相手に負けていません。もしかしてタン・ウェイ的なポジション狙いかなという感じがします。

しかし、当然この展開だと、メロメロにとどまることなく、もう破滅への道をまっしぐら。

この強烈なエロチシズムに目が奪われると、作品の本質が見逃されがちですが、それでは本質は何なのでしょう?(笑) 純愛劇と復讐劇が混ざり、アクションもかなり激しいです。ただ、エロを外すと何が残るのかなと思ってしまいます。

ほぼ同時代の設定だったドラマ 『根の深い木』 を思い出しながらも、この時代背景が選ばれた理由がよくわからないのです。目に涙を浮かべるイ・バンウォンの哀しそうな表情が印象的で、チャン・ヒョクも良かったのですが、その涙の意味が何なのか、ほとんど説明されておらず、史劇としてもきちんと成立しているようなしていないような、曖昧さを感じました。李氏朝鮮草創期の時代背景を知らない人にとっては、イ・バンウォンとチョンド・ジョン、イ・ソンゲなど複雑な人間関係を汲み取りきれない部分は残念なところでもあります。

My 評価: ★★

参照:
「純粋の時代」シン・ハギュンが明かした自分自身、時代劇、ベッドシーン」


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傷だらけのふたり 

『傷だらけのふたり』
 
(2014 年公開  監督: ハン・ドンウク)

高利貸しの取り立て屋ハン・テイル (ファン・ジョンミン) が、取り立て先の娘チュ・ホジョン (ハン・ヘジン) に一目惚れ。女性には無縁のテイルが、借金を抱えた孤独な女性ホジョンと出逢い、初めて女性を愛するという、不器用な恋愛が描かれています。

学がなく、喧嘩っ早いが、心根は優しく、女に奥手なチンピラという設定にファン・ジョンミンがぴったり合いすぎて、なんら違和感も覚えることもなく、また驚きもありません。女に奥手という設定をファン・ジョンミンは、確かドラマでも演じていたかと思いますが、どこか女性を安心させるような要素が彼にはあるのかもしれません。

本作は 『新しき世界』 のスタッフによる製作だそうで、『新しき世界』 ほどではないけれど、比較的日常との接点が近い裏社会に生きる男の姿が描かれているのですが、何しろあぶなっかしく、どこか空回りしているところが、コミカルなようで、シリアスでもあり、全体としては甘さと苦さが入り混じったような作風です。

それにしても、借金取りが借金を抱える女に惚れるなんて、すでにどこかで観たことのあるストーリーで、要するにミイラ取りがミイラになってしまった.... ということですね。純愛劇の王道らしく、不治の病に侵される主人公。久しぶりに 「不治の病」 の話に触れ、今さら感を通り越して、ある意味新鮮さを覚えました。

ちなみに、この純愛劇には一切エロ要素はなく、上記作品とは対極にあるような作品で、ごく自然な恋愛劇に、家族劇も加えた、刺激の小さい穏やかな作品です。

My 評価;★★+1/2




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