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Assembly Ep. 4 ~ Ep. 8
引き続き、視聴中の 『アセンブリー / 어셈블리』。
頑張ってます... って、誰がって、ワタシね...
さて、ご都合よく、否、めでたく国会議員に当選したチン・サンピル (チョン・ジェヨン) を待ち構えていたものは、政治家という名の怪物であり、国会という名の伏魔殿 (笑)。
政治を知らない一介の市民が突然政治家になっても、出来ることなど何もなく、ただただ無力さに打ちひしがれる.... という哀れな姿を晒すことが、このドラマの主眼ではないと思いたいです。
無知なサンピルは、いきなり財政委員会(?)のような花形部門に送り込まれるのです。党はただの頭数としてしか見ていないわけですが、何を勘違いしたのか、サンピルは先輩議員を相手に嫌なことはイヤ、ダメなことはダメだと言ってしまうし、もちろん政治の世界の空気など読めるはずもなく。空回りの新人議員だからこそ、やたらメディアの注目を浴びてしまうことも。ああ、お騒がせ議員だわ。
議員会館の配管の溶接を手伝ってあげたりするほのぼの場面もあり。
そして、政治ドラマでもよく見受けられるパターンは、力のある者とない者の対比。勝ち組と負け組の対比。そして、なぜか憐れな小市民は人情味豊かで正直で清らかであるのに、富める者や権力を有する者は冷酷で汚いという善悪の対比。そういう誤った定石は、やめてほしいなと思っていたのですが、このドラマには、わりとそういう妙な刷り込みがありません、いまのところ。そこは、このドラマの良さかもしれません。
自分の主張や信条を貫き通すことこそが美徳のように扱われますが、政治は 「妥協の賜物」 という国民党事務長のペク・ドヒョン (チャン・ソンヒョン) の言葉にも頷けます。すべて政治家が自分の主張や信条に執着しすぎたら、何も決まらないし、何も進まないのです。自分が作りたい法律を作るには、力も必要。つまり、多数決の民主主義においては、支持者なしには何もできない... 空回りだったサンピルも少しずつ変わっていくのです。それでもまだ声は大きいけどね(笑)。
そう、こうして、プライドを捨てて、跪くことも。
しかし、何よりも、サンピルはステキな補佐官に恵まれているのです。実は政治家を目指している女性チェ・インギョン補佐官(ソン・ユナ)。ペク・ドヒョンの大学の後輩で政治の世界では同志でもある間柄。彼女がペク・ドヒョンとチン・サンピルの間で、揺れ動くところも見どころです。あっ、決して恋愛関係ではありませんよ... 政治的、人間的な関係において。
さて、ドラマは、サンピルがなぜ国会議員になれたのかというところに引き戻されます。つまり、国民党がサンピルを公認に仕立て上げたのには、カラクリがあったわけですが、それを、サンピルが知ることになるのです。サンピルの怒りは、どこへ向かうのか...
このドラマの続き、ちょっと楽しみになってきました。