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『密会』 全 16 話 視聴完了

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ドラマ 『密会』 全 20 16 話を観終わりました。
*20 話じゃなくて 16 話でした~。

どんなドラマにも、良かったところと残念なところはありますが、個人的には、このドラマの良さは最後まで観ないとわかりませんでした。最終的に良さがわかってヨカッタのですが、それを 16 話まで引き延ばすほどのお話だったかどうかということには、疑問が残ります。

以下、ネタバレあり。


『密会 / 밀회 』
JTBC  全 16 話 2014.03.17~2014.05.13

演出: アン・パンソク
脚本: チョン・ソンジュ
出演:
キム・ヒエ → オ・ヘウォン (ソハン芸術財団 企画室長)
ユ・アイン → イ・ソンジェ (天才ピアニスト)
パク・ヒョックォン → カン・ジュニョン (ヘウォンの妻、ソハン音楽大学教授)
シム・ヘジン → ハン・ソンスク (ソハン芸術財団 理事長)
キム・ヘウン → ソ・ヨンウ (ソハン芸術財団アートセンター代表)
キョン・スジン → パク・ダミ (ソンジェの友人)
キム・チャンワン → ミン・ヨンギ (ソハン音楽大学長)
パク・ジョンフン (ピアニスト) → チョ・インソ (ソハン音楽大学教授)

= = = = = =

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■ ただのロマンス劇ではなくて...

前回、8 話までの覚書に 「男女の激しいロマンス劇という感じがしない」 と書きましたが、それはドラマを見る前の煽情的なイメージを自分に刷り込んでいたからで、結局のところ、このドラマは、そういう男女のロマンス劇を単に描いた作品ではなかったということが最後になってわかりました。

20 歳差カップルやら不倫といったキーワードは、巷によくある泥沼劇を彷彿させますが、それを見事に覆したという点に、ちょっとやられたなと思いました。不倫劇のわりには、品位が保たれたドラマだった点も意外でした。

バックに流れるクラシック音楽、凝ったカメラワーク、抑制の効いた照明、ソフトな質感の映像が、ドラマの品を保った最大の要因であり、また、キャストにおいても、どの俳優にも文句をつけるところはなかったと思います。

何よりも、天才ピアニストのイ・ソンジェを演じたユ・アインのあの純真さには、もう完敗。あの純真さは何が何でも守ってあげたいと思わせてくれます。音楽に対する純真さといい、ヘウォンに向けるまなざしの純真さといい...

汚いことはすべて自分が引き受けるから、ソンジェには純粋のままで...と願うヘウォンの気持ちが、よくわかりました。もっとも、私がヘウォンならソンジェに手を出さないけどね (笑)。

そのソンジェの若さや純粋さに触れ、ヘウォンは自分が見失ったものを見出し、再生する... という物語だったようです。

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■ よくわからない.... .

正直、人間だれしも、若い頃に抱いていた理想と、年月を経て知った現実とのギャップには悩んだりするもので、ヘウォンの苦悩が分からないでもないけれど、何を今さら... という感じもしないでもありませんでした。

財団を牛耳るソハングループ一家の奴隷だと自虐的に言っていたけれど、それは、誰が悪いのでもなく、ヘウォン自身が選択したことでしょう... と、私はずっと思っていたので、ラストでヘウォンが、それは自分が選択したことだと認めていたことに、「そうでしょ、そうでしょ」 と。

上昇志向を持つことや、自分が諦めた音楽の世界に少しでも影響力を持ちたいと思うことは、別に悪いことでもなんでもなく、不正・違法行為とは別のことじゃないかしらと... 冷静に考えると、よく分からないのです。

それに、私の理解が間違っている可能性が大なのだけど、ヘウォンは財団の資金を横領したりしていたわけではなく、不正資金操作という罪に問われていたのですよね? しかも、ヘウォンの一存でやったことではなく、一家の指示があったわけで。そのあたり、ちゃんと理解していないのだけれど...

それでも、音楽大学を経営するほどの財力をもつ財団ならば、ビジネス資金の運用は、専門の経理・監査スタッフがいるはずで、プライベートな資金運用については、プライベートに抱える税理士のような担当者がいるのが普通じゃないですかね。ビジネスとプライベートの境目があいまいで、それをヘウォンがひとり仕切っていたなんて、常識的にはちょっと考えにくいのですが...。

いくら着飾ったところで、要するに韓国のビジネス慣行は前近代的で、なんだかな... と思ってしまうところがあるのです。そうなると、財団やら音大の不正云々の話はちっとも面白くなくて... ヘウォンの置かれている状況についても、なんら同情も覚えず... 。

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なんとも歯切れ悪く...

ストーリーについては、冒頭にも触れましたが、果たして 16 話も引き延ばす内容だったのか... 振り返ると、たいした展開ではなかったような...。

しかし、ユ・アインのピアニストらしさには感服。あんな難曲を弾く演技がよくできるなと。いくらユ・アインにピアノの心得があるとしても、「スゴイ」 の一言。

キム・ヒエも役柄に合っていて、彼女の女性らしさ、しなやかさ、優雅さは際立っていたと思います。それなのに... ソンジェの家のネズミ取りシートに足を突っ込んだり、監房で鼾をかいて寝たりと...そのギャップがまたまた良かったですね。

ラストは、ソンジェの華々しいサクセスエピソードで終わらなくて良かったと思います。あのむさくるしい部屋を 「行ってきます」 と言って出て行ったソンジェと、刑務所の庭で風になびく枯れたタンポポを見つめるヘウォンという画は良かったなと思います。

一応、ハッピーエンドということになっていますが... ソンジェだって、いつまでも純真ななままでいられるわけじゃないでしょう...なんて、意地悪ですかね (笑)。

そうそう、ソンジェが 20 歳上のヘウォンを好きになった理由がいまだにわかりません。ソンジェの母親が生きていたら、そうはならなかったような気がしてなりません。それに、ソンジェの才能に最初に気づいたのはヘウォンではなく、ヘウォンの夫カン・ジュニョン教授ですからね。若手を育成する力もなく、妻も寝取られ、カン・ジュニョンも哀しい男ですね。

好きなシーンもいくつかあるのですが、トータルで評すると、なんとも歯切れの悪い感想になってしまいました...  

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tag: 韓国ドラマ ユ・アイン

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