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11 月に観た韓国映画 vol.1


ドラマ 『秘密』 がらみでまず 2 本。

『マイ PS パートナー』
最近日本でも公開されたチソン主演作。「PS」 ってテレフォンセックスのことだったのね。乙女なワタシは手紙の追伸の PS かと思っていて...(笑)

『ハーモニー 心をつなぐ歌』
ドラマ 『秘密』 にも出てきた、刑務所で出産&子育てする女囚が主人公というので、ちょっと気になって見てみました。



『マイ PS パートナー』
英語字幕

原題: 나의 PS 파트너
製作年: 2012 年
監督: ビョン・ソンヒョン
出演: チソン、キム・アジュン、シン・ソユル、キム・ソンオ

あらすじ: シンガーソングライターを夢見ていたヒョンスン (チソン) は、7 年間付き合った彼女にふられ失意の日々を送っていた。ある日、見知らぬ番号の電話を取ると、相手が甘い声で誘ってくる。本能を抑えられないヒョンスン。その電話の主は、5 年間付き合っている彼氏のプロポーズを待ち焦がれるユンジョン (キム・アジュン)。彼氏とのマンネリな関係を解消しようとサプライズで大胆な行動に出たのだが、番号を間違えたのだ。2 人は電話越しに本音を語るうちに好意を抱くようになる。

=====

ちょうどドラマ 『秘密』 でチソンが好演していることもあり、一部では好評のようなので、どんなものかと思って観てみました。

青春とはもう呼べない若者たちのラブロマンスで、普段韓ドラなど観ていない人にとっては、たまには韓国映画でこういう題材もいいよねと思える内容なのではないでしょうか。でも、ワタシなぞは、韓国ドラマでは扱えない 18 禁ネタを盛り込んだ TV ものに近いお色気ラブコメだよねという感想に落ち着いてしまいます。

現実の生活に押し流されて夢を諦め、恋人にもふれらた男性と、結婚してくれそうでなかなかしてくれないボーイフレンドとの関係に悩む女性が、たまたま一本の間違い電話を通じて、互いに好意を持つというお話。

テンポもいいし、全体的なまとまりもよくて、不自然さはないのだけど、なんといっても題材がやや古くさいかな。間違い電話から始まる恋とか、結婚式乱入とか、夢の再出発とか... いまさらな~という。

テレフォンセックスという奇抜な仕掛けを持ってきて、ストーリーに弾みをつけるような展開になっていますが、若い男女の性関係の実態を丹念に描いているというわけではありません。そうした部分はうまく薄絹をまとわせて上品に見せている感じがします。上品と言ったのは、主演のチソンとキム・アジュンが激しいベッドシーンなどを演じているわけではなく、そこはかとなくエッチという程度だからです。その代わりシン・ソユルが潔く脱いでいて、主演が脱がない分、彼女が 18 禁にふさわしいようにバランスをとっているように見えたりします。

ラストにおける後日談。別れたはず 2 人が、その後、ちゃっかり夢を手にしている姿は、ご都合が良すぎやしないかと...。手にするまでの過程が重要なのではと。まぁ、誰もが羨む容貌を備えている 2 人ですから、やる気を出せばなんとかなるのでしょうけど...。結局、どこに比重が置いているのでしょう、この話。夢を追いかける話? 恋愛に懸ける話? やる気を出そうという話?

My 評価: ★★




『ハーモニー 心をつなぐ歌』
日本語字幕

原題: 하모니
製作年: 2010 年
監督: カン・テギュ
出演: キム・ユンジン、ナ・ムニ、カン・イェウォン、チョン・スヨン、イ・ダヒ、チャン・ヨンナム

あらすじ: 夫の DV から逃れるために殺人を犯して服役中のジョンへ (キム・ユンジン) は、獄中で息子ミヌを出産。生後 18 ヶ月のみ養育を許されている現行法により、同房の収監者たちや心優しい看守 (イ・ダヒ) に見守られながら、雑居房でミヌを育てているが、養育期間は残り半年。ある日、慰問に来た合唱団の歌声に感銘を受けたジョンへは、合唱団を結成しようと思い立つ。半年間で成果を上げることを条件に所長から結成の許可を得て、成功したあかつきにはミヌと外泊してもよいという約束まで取り付ける。早速、所内でメンバーを集めて元音大教授ムノク (ナ・ムニ) の指導で練習を開始する。

=====

本作は、獄中で出産&育児をする服役囚ジョンへと、彼女の仲間たちが刑務所内で合唱団を結成する物語で、実在するチョンジュ女子刑務所でロケを敢行したそうです。

音痴で子守唄を歌うと子供が泣いてしまうという主役の設定にスパイスが効いていて、それが合唱団結成へと繋がっていきます。ジョンへのみならず、服役囚たちの背景も挿入した群像劇風なタッチも見られます。

所内での合唱団結成を通して、服役囚たちが心を通わし、迷惑をかけている家族に向けた想いを歌に乗せるという話はいいのですが、何しろ、これでもかとお涙頂戴の砲火を浴びます。こういうのって、いわゆる韓流アジュンマが好きそうな素材だと、どこかのレビューで読んだ記憶があるのですが、冗談ではありません。ワタシも韓流アジュンマの端くれですが、こういうものには寄り添えませんよ。

なぜなら、驚くことに、この作品には罪の重さとか、罪悪感とか、贖罪のようなコードがほとんど出てこないのです。それどころか、罪人たちに同情的で、情状酌量の空気にたっぷり覆われます。罪人と言えども、善人なのだと。

罪人とその家族、とりわけ母と子の情念劇に限定していて、観客の涙腺をひたすら揺さぶり続けようとする描き方を、あざといと冷ややかに思うとともに、ある意味、そこまでやるのかと脱帽です。

それにしても、本作で見るべき役者はナ・ムニ先生でしょう。若き頃に犯した殺人の罪で死刑囚となり、永年にわたる服役人生から得た達観、家族との葛藤を丁寧に演じられています。彼女の存在なくして本作は成立しないでしょう。

他ブログさんで読ませていただいたのですが、実際には雑居房で育児することはなく、養育専用の房で行われるそうです。そりゃそうですよね...。

ドラマ 『秘密』 でも主人公が雑居房で育児をしていましたが、育児環境として 「ありえない...」 と思ったのはワタシだけではないはず。それでも、ドラマの方が描写としてははるかにシビアで人間臭く、やたらに情念だけをごり押しする本作の方が薄っぺらく感じました。

そうそう、ドラマ 『秘密』 で主人公と同房の服役囚役だったチョン・スヨンが本作でも同じ設定で登場しています。さらに、ドラマで主人公の恋のライバルとなるイ・ダヒが、本作で心優しき看守役という設定もあり、ちょっとニンマリしてしまいました。

My 評価: ★




tag: 韓国映画

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