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10 月に観た韓国映画 vol.3 <BIFF>

TIFF も閉幕してしまったのに... まだ BIFF のお話...

どちらも無難なフツーな作品 (失礼!)。どこかの 「片付け」 のキャッチコピーではありませんが、心がときめくか、ときめかないか... 重要ですよね。

『스톤 / ストーン (原題)』
主人公の男の子がナイス。今後注目したい若手。

『조난자들 / 遭難者たち (原題)』
面白いけど... (って、そのあと言葉が続かないのよね)




『스톤 / ストーン』
英語字幕

原題: 스톤 / 돌
英題: The Stone
製作年: 2013
監督: チョ・セレ
出演: キム・ルェハ、チョ・ドンイン、パク・ウォンサン

あらすじ: プロ棋士になる夢をあきらめて、賭け囲碁で金を稼ぐ若者 (チョ・ドンイン) が、ある日碁会所に現れた暴力団の親分 (キム・ルェハ) は囲碁に興味を持ち、この若者を師匠に迎える。一方、若者は暴力団の生業に興味深々く。若者の才能を見込んだ親分は、若者の未来を案じプロテストを受けるように勧める。その代わりに、再開発の立ち退き執行業から手を引くという。しかし、ライバル暴力団が反発し、親分に危険が迫る。

======

韓題について、BIFF では 『스톤 (ストーン)』 でしたが、『돌 (石)』 に変わったようです (Naver)。ああ、主人公たちの名前が思い出せない... (笑)。

ともあれ、プロットは、囲碁と暴力団というおよそ接点のない世界に身を置く、親子ほど年齢の離れた男2 人が出会うことによって、運命が変わっていくという話でした。囲碁のルールや対局の姿勢を取り込んだ教訓的な要素に泥臭い暴力団抗争を絡め、人生を見据えようとする方向性だったように思いました。

囲碁を通じて、心を通わす若者と親分は、やがて疑似親子のような 2 人となるヒューマンドラマ。

囲碁が好きだという監督の趣味なのでしょうけれど、囲碁と暴力団、無理やり掛け合わせた感は否めません。しかし、無理やり掛け合わせた割には、ストーリーの収まりは良く、破綻している感じはしませんでした。

とはいえ、暴力団抗争というお決まりパターンで、大声を張り上げたドタバタ喧嘩を見るにつけ、「またか」 と溜め息をついてしまうのも私のお決まりです。異なる世界に住む 2 人を描くのに、囲碁との組み合わせが暴力団であるという必然性も説得力もないわけで、そういうところで、作品に対しては冷めてしまったことも確かです。

若者を見つめる視線が優しい親分役のキム・ルェハは、さすがに良かったです。だってチンピラ役がハマっているので。片や、チンピラたちに負けていないチョ・ドンイルの若者らしいまっすぐな視線も良かったと思います。親分の右腕役のパク・ウォンサン、碁会所の主人?役だったミョン・ゲナムなど脇を固めるキャストには抜かりがなく。

何か心に響いたかというとそうでもなく。だからといって駄作かというと、そんなことはなくて。至極無難な作品だったなという印象しか残っていません。

My 評価: ★★☆




『조난자들 / 遭難者たち』
英語字幕

原題: 조난자들
英題: Intruders
製作年: 2013 年
監督: ノ・ヨンソク
出演: チョン・ソクホ、オ・テギョン、チェ・ムソン、ハン・ウンソン

あらすじ: ある冬、シナリオ作家のサンジン (チョン・ソクホ) は、先輩に借りた山奥のペンションへひとりやって来る。シナリオの執筆に専念する静かな環境を求めて来たのだ。しかし、おせっかいな村人がやってきたり、森の中で猟師に出会ったり、スキーを楽しむ若者グループがやってきたり。執筆に集中できず悶々としていると、ある晩、殺人事件に出くわす。

=====

酒まみれでトラブル続きの低予算ロードムービー 『昼間から呑む』 で一躍注目浴びたノ・ヨンソクの新作。

予期せぬ出来事に遭遇し、翻弄されるというストーリーは、前作 『昼間から呑む』 と共通するところがあり、冒頭、バスに乗って出かけるシーンはデジャヴュでした (笑)。

撮影した場所はカンウォンドの森の中だそうですが、人里離れた寂しい場所でのスリリングな展開は、ゾクゾクするものがありました。

手垢のついていない俳優を使っているためか、キャラクターにすぐ馴染めるところは魅力的です。登場人物のキャラクターはきっちり設定されていて、人物の微妙な表情を追うのも上手いと思いました。

ただ、ストーリーはつぎつぎとトラブルが起こるという前作と同じ手法を踏襲しているため、前半はコミカルに、後半はシリアスなスリラータッチへと変化して描かれているものの、繰り返しの場面も多くやや単調でした。途中に伏線が張られていて最後に反転があるのですが、「あっ、そう」 という呆気ない感じでした。

ドラマで言うとシットコム形式のように、状況の変化についていけないあたふたする主人公を面白おかしく描くコミカルさが、いまひとつで、中途半端。クスリと笑えるのか、大笑いなのかどちらかに振れてほしかったですね。

そこそこ面白くて悪くはないのだけど、前作を観てしまっていると、物足りなさが残りました。

My 評価: ★★☆


tag: 韓国映画

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