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K ミュージカル 『恋の駆け引きの誕生』 観劇記

もうひとつ 9 月に観たミュージカル 『恋の駆け引きの誕生』

こちらは例のアミューズ・ミュージカルシアターの K ミュージカルシリーズ 第 5 弾。

amuse_koinokakehiki.jpg



ミュージカル 『恋の駆け引きの誕生』

観劇日: 9 月 19 日 14:00 ~

原題: 밀당의 탄생
脚本・作曲・演出: ソ・ユンミ
出演: チョン・ソンウ(ソドン王子)、ユン・チョウォン (ソンファ姫)、オ・デファン (ヘミョン)、ユク・ヒョンウク (ナミ)、キム・ヘジョン (スニ)、チェ・ジョンファ (鼓手)

昔々、そのまた昔。遊びと言えば、ギャンブルか恋愛ぐらいしかなかった頃、新羅で最も恋多き女といわれたソンファ姫は、夜ごとに、その時代のクラブに出入りしていた。ヘミョン王子という許嫁がいるにもかかわらず、プレイボーイのソドン若君に出会い、恋の駆け引きをしている間に、本物の恋に落ちてしまう。若君と遊んだと噂をされたため、外出禁止になったソンファ姫。ソンファ姫に会いたい一心のソドンは、ソンファ姫が宮殿を追い出されるような噂を立てたが...。

=====


招待チケットをいただき文句を言えるような立場ではないのですが、相変わらずアミューズのシリーズは満足度が低いっ。半分も客席が埋まっておらず。

満足度が低いと書きましたが、もちろん個人差があると思います。面白くないわけではありません。三国時代を時代背景として、古典的な部分も残しながら、現代的な音楽や言葉を散りばめて、史劇特有の鷹揚さをなくして手軽に見られるように配慮されています。しかし、何せ、軽すぎる (笑)。キツイ言い方をすると、インテリジェンスの欠片も見えない...。

本作はドラマ 『ソドンヨ』 にも登場した新羅の姫と百済の王子の恋物語で、笑えるところもたくさんあるものの、ちょっと幼稚。ターゲットが女子中高生であれば頷けますが、大人の女性向き作品とは言えないと思います。

歌と踊りをひっくるめたショー的な部分をノリノリで楽しみたい場合には、いいのかもしれませんが、終わった後に何にも残りませんから、刹那主義的なエンタメです。

本作には、サムルノリでもよくみられる太鼓を打ちながら、ストーリーを進めるストーリーテラーが登場するのですが、そうした古典芸能に根差した要素を取り入れたところは良かったと思います。

しかし、音楽を取ってつけたような感じがしたので、演劇の方がいいのではないの?と思ったりしました。調べてみたら、もともとは演劇に少しばかり音楽をつけた音楽劇で、今回、日本で紹介されている本作は、日本上演用に曲数を増やしてミュージカルにリメイクしたようです。

オリジナルの作品は、大学路の 300 席にも満たない小劇場で上演していたようで、そもそもアミューズのような 900 席の大きなハコで上演するようなスケールの作品ではないと思います。小さな劇場であればマダン形式にもっとより沿えたかもしれません。これまでも何度か書いてきましたが、結局のところ、作品のスケール観と空間のサイズが合っていないと、作品を台無しにしてしまうように思えてなりません。

アミューズの K ミュージカルは、韓国のオリジナル作品にこだわり、ミュージカルに専従している舞台俳優たちで見せるという企画だったので応援したいと思ってきましたが、ワタシはもうアミューズで見ることはないでしょう。それでも、キム・ドヒョンさんのような、すばらしい舞台俳優の存在を知ることができてよかったです。


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