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三一路倉庫劇場 ミュージカル 『結婚』 観劇記

そういえば... 8 月にタイニイアリスで観た三一路倉庫劇場ミュージカル 『結婚』 のことを書き忘れていたので、覚え書程度に。

小さな地下劇場のタイニイアリスは、すし詰め状態の満席。舞台と観客が近すぎるほど近く、垣根がないところが面白いところです。

musical marriage_poster




三一路倉庫劇場 ミュージカル 『결혼 / 結婚』

観劇日: 8 月 17 日 15:00~
作: イ・カンベク
演出・作曲: チョン・テギョン
出演: チェ・ジョンウォン (執事)、パク・ヒョンジュン (男)、ムン・へジュン (女)

何一つ持たぬ男。結婚したいが、貧乏な彼と結婚してくれる女は誰もいない。そこで彼は少ない全財産はたいて執事つきの素敵な家を借りる。ブランドの腕時計。ブランドの洋服も借りて彼は彼女を家に招待。キャッチしようと努力する。が、借りたものにはタイムリミットがある。時をつかさどる執事は時間が来ると容赦なく借りた物を回収していく。果たして彼は結婚できるのか...

=====

PLAY DB によると(
コチラ)、本作は、韓国で 2005 年に初演、その後再演を繰り返している小劇場の人気ミュージカル。最近では、2013.04.26 ~ 2013.06.02 忠武アートホール小劇場で上演。

そもそもこの舞台を見ようと思ったのは、チャン・ジン監督のデビュー作 『あきれた男たち』 に出演していた名優チェ・ジョンウォンさんが出ているという情報を友人からいただいたことで、『あきれた男たち』 も再見して公演に臨みました。

チェ・ジョンウォンさんは演劇畑の俳優さんですが、歌って踊るという姿は想像しづらく... (笑)

男と女、そして執事の3 人で繰り広げられるシンプルなラブコメ。演出家のチョン・テギョンさんもピアニストとして舞台に登場しました。

男は事業に失敗し、なけなしの金をはたいて、家、庭、家具、服、持ち物、すべてをレンタルし、執事まで雇ってお見合いに臨む。なんとか若くて美しい女と結婚したいのです。

見合いにやってきた女は、鼻を整形しているが、スタイル抜群の美人。母親は目の前にいる男と似たような詐欺師の男に騙されて自分がオマケで産まれたのだと語ります。

そして、2 人のお見合いを見守りながらも、レンタル品の制限時間をつかさどる執事。

レンタル品の制限時間に追いつめられて、執事に自分を飾っていた服も持ち物の家も奪われていく男が、ありのままの姿をさらけ出し、また、自分をよく見せようとしていた女も生い立ちを正直に話すことで、互いに通じ合えるようになるという一種のアイロニー劇。

いくら自分を借り物のブランド品で着飾ったところで、どんなに顔の見栄えをよくしたところで、結局のところ、人の心をつかむものは心しかないというシンプルなメッセージが、コミカルに伝わってきました。

男はカネ、女はカオがモノサシという現代の韓国社会の歪にもバッサリ斬りこんでいて清々しいと思いました。

歌や踊りが続くショー的なミュージカルではなく、演劇的なミュージカルで、クドクドと音楽を使うのではなくその分量や配分が適切。観客も一緒に歌って一体感を出すマダン形式も効果的で、楽しい舞台でした。


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