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8 月に観た韓国映画 vol.2

8 月に観た韓国映画... 新作 2 本。辛口です。

『ザ・タワー 超高層ビル大火災』
今年のワースト。わざわざ日本で劇場公開してくれなくてもよかったのに。

『サイコメトリー ~残留思念~』
配給会社はなぜか「キム・ボム主演」で推してますが (ムカッ)、キム・ガンウ主演です。






『ザ・タワー
    超高層ビル大火災』

英語字幕

原題: 타워
製作年: 2012 年
監督: キム・ジフン
出演: ソル・ギョング、キム・サンギョン、ソン・イェジン、チャ・インピョ、アン・ソンギ、キム・イグォン

あらすじ: 汝矣島にそびえ立つ地上 108 階建ての超高層複合ビル 「タワースカイ」。1700 世帯 5700 人の居住者と展望レストランなどの商業施設を併せ持ち、二棟のタワーの 70 階部分が渡り廊下で結ばれた巨大ランドマーク。クリスマスイブの日、大勢の客をもてなすパーティの準備に余念がないマネージャーのユニ (ソン・イェジン) と施設管理チーフのデホ (キム・サンギョン)。2 人は恋仲である。ヘリコプターを使った派手な演出で世間の注目を集めようとするタワースカイ会長 (チャ・インピョ) だったが、そのアイデアが仇となりヘリがビルに墜落、大規模火災が発生する。

= = =

恐れ多くも 『タワーリング・インフェルノ』 超えとのキャッチフレーズ、やめときゃいいのにと思っていたら、予想どおりドン引きな作品。一体、何が言いたいのかさっぱりわかりません。『タワーリング・インフェルノ』 の粗悪なバッタものもいいところ。韓国の VFX 技術を見せたいがための作品とでも言いましょうか。

監督は誰?と思ったら、キム・ジフン監督。前作は、あのとんでもバケモノ映画 『第 7 鉱区』 ということで納得。またヘンテコ作品か...という深いため息。

娘を守ろうとする父親、息子を思う母親、非情な経営者、身勝手な議員、ロト大当たりで高級コンドを手にした神父、正義感溢れる消防隊員... ディザスターものには必ず登場するだろうと思われるステレオタイプなキャラクターがこれでもかと現われるのですが、どの人物をとってもあざとく陳腐なキャラクター。はぁ、深いため息 。

マレーシアのクアラルンプールにそびえたつペトロナスツインタワーのようなビルで起こった火災が、まるでニューヨークのワールドトレードセンターのテロ事件を彷彿させる描写。9・11 事件の模倣的映像。

ディザスター映画は、人間の善なる部分や卑しい部分を抉り出す人間ドラマの究極という作りが一般的で、それ以外のものはあまり求めれらていないような気がするのですが、本作のキャラも存在そのものが薄っぺらく、その肝心な人間ドラマがちっとも心に響いてきませんでした。

とりわけこの作品の中で最も違和感のあったのは、中途半端に笑いをとろうとするシーンが多々出てくるところで、それがちっとも面白くないものだから... はぁ、深いため息。

そして 「ツナミ、ハレルヤ」 というセリフが出てきて、かっちーーん。確かに炎に追われる人々が水を求める場面ではあるのですが、日本語字幕でどんなに婉曲に訳しても、音声はそのまま聞こえるでしょう。災害をお遊びネタにする製作スタンスのレベルの低さが露呈していると思います。

その先は、どうでもいいやという感じだったこともあり、ソル・ギョングの壮絶なラストにも何の感動も覚えず...。今年のワースト決定です。

My 評価: ☆




『サイコメトリー ~残留思念~』
英語字幕

原題: 사이코메트리
製作年: 2013 年
監督: クォン・ホヨン
出演: キム・ガンウ、キム・ボム、パク・ヒョックォン、パク・ソンウン

あらすじ: ある日、刑事のチュンドン (キム・ガンウ) は不可思議な落書きを見つける。その後、ソウルで少女の誘拐事件が発生し、公園で死体となって発見される。あの落書きが事件現場と一致することに気づいたチュンドンは捜査の末、ジュン (キム・ボム) が落書きを描いたことを突き止め、逮捕する。ジュンは、手で人や物に触ると過去を見ることができるサイコメトリーの能力を有していた。

= = =

物体に残る人の残留思念を読み取る超能力を持つ男サイコメトラーと、連続児童誘拐事件を追う刑事の物語。こういう設定はあまり珍しくもなく、想定の範囲内での展開でした。

ダラダラとテンポが鈍く、作品全体を通してリズムが悪く、スリラーとしての緊張感やメリハリに欠けていました。『殺人の告白』 のようなあっと言わせる反転もなく、一体、山場はどこで迎えるのかと思っていたら終わってしまいました。

序盤は特に、主役の刑事チュンドン (キム・ガンウ) が中途半端にコミカルさを見せていて、不安定なキャラクターだったのもいまひとつでした。

韓国映画の刑事モノで、ユーモア溢れる熱血刑事という設定ならば、ソル・ギョングが演じた 『公共の敵』 のカン・チョルジュン以上のキャラは残念ながら出ないと思います。そして刑事モノの肝ともいえる 「班長」 という役柄には、これまで 『公共の敵』 のカン・シニルや、『殺人の告白』 のチョン・ジェヨンといった骨太な役者が投入されることで、全体がビシッと締まりのいいストーリーになるのだと思います。

そういう点において、この作品は、キャラクター設定といい、そのキャラの消化度合いといい、詰めが甘くて人間の魅力に乏しく、ヒューマンドラマとしても面白味がありません。

見どころは、キム・ガンウとキム・ボムの演技対決なのだそうですが、どこが? キム・ボムの演技は、ドラマ同様に表情、雰囲気、振る舞いもワンパターン。そして、超能力を使うときに眼がキラリンと光るのですが、そのカメラアングルがまるで 『私のオオカミ少年』 (笑)。

スリラーなのに、ちっともスリリングじゃないというジャンルにとって致命的な欠陥があり、さらに人間ドラマとしての見どころもない... 残念な作品でした。

My 評価: ★




tag: 韓国映画

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