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ドラマ 『サメ ~愛の黙示録~』 全 20 話 視聴完了

月火ドラマ 『サメ ~愛の黙示録~ / 상어 』 (KBS) 全 20 話を見終わりました。第 1 話を見てパス... と思ったのですが、なんとなく気になって結局見てしまいました。はは。
*邦題は、『サメ ~愛の黙示録~』 になったみたいです。(2013.08.12)

ストーリーはやや複雑。ワタシはあまり深入りせずさらりと見てしまったこともあり、すごく面白かったかったわけでもなく、また、まったくツマラナイというわけでもなく、なんとも言い難いドラマでした (笑)。ただ、あまり心惹かれなかった最大の理由は、主演の 2 人のキャラクターに難ありだったところです。助演たちは良かったのですが...。

そして、例によって日本ロケ付きなのですが、沖縄エピソードは要らない... でしょう。

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* 以下、言いたい放題の感想。ネタバレあり。


『サメ ~愛の黙示録~/ 상어』
全 20 話 KBS 2013.05.27 ~ 2013.07.30

演出: パク・チャンホン、チャ・ヨンフン
脚本: キム・ジウ

出演:
キム・ナムギル → ハン・イス / キム (ヨシムラ)・ジュン (ジャイアントホテル CEO)
ソン・イェジン → チョ・ヘウ (検事)
ハ・ソクジン → オ・ジュニョン (カヤホテル本部長 ヘウの夫)
イ・ハニ → チャン・ヨンヒ (キム・ジュンの秘書)
イ・ジョンギル → チョ・サングク (カヤホテル会長 ヘウの祖父)
キム・ギュチョル → チョ・ウィソン(カヤホテル社長 ヘウの父)
パク・ウォンサン → ピョン・バンジン (刑事)
ナム・ボラ → ハン・イヒョン (ハン・イスの妹)
イ・スヒョク → キム・スヒョン (ヘウの検事補)
イ・シオン → キム・ドンス (ハン・イスの親友)

あらすじ: 12 年前、ひき逃げの濡れ衣を着せられ死んだ父ハン・ヨンマン (チョン・インギ) の事件の真相を追うため、瀕死の傷を負ったハン・イス (キム・ナムギル)。イスはキム・ジュンとして新たな人生を歩み、父の事件の背後にいた思いがけない人物に復讐を開始する。しかし、復讐の矢は、かつての想い人チョ・ヘウ (ソン・イェジン) をも苦しめることになり、イスの心は揺れ動く。事件の真相は、ピョン刑事と検事となったヘウとともに、徐々に明かされていく。


= = = = = =



■ 検事プリンセス再来? ■


ワタシが最も好きになれないキャラクターが、ヘウ (ソン・イェジン) のキャラクターでした (ごめんね・笑)。成人のヘウは高校時代のヘウからキャラクターが変わってしまっていて、高校時代のヘウ (キョン・スジン) の方が良かったなと思います。ソン・イェジンのワンパターンな切ない表情も嘘っぽくて好きではありません。

そもそもヘウが検事という設定が最後までしっくりきませんでした。濡れ衣を着せられて死んだ父親の仇をとるために検事になりたいと言っていたイスの代わりに、自分が検事になったのでしょうけれど。

祖父は検察にも影響力のある実力者で、夫は検事長の息子とくれば、コネで検事になったんじゃ?とも勘ぐってしまいます (笑)。ぺいぺいの検事は山積みの仕事で忙しいはずなのに、仕事そっちのけで、自分が気になる事件に私情で首を突っ込み続けているのも不自然。それにミニスカートやらホットパンツで登場し、検事プリンセスじゃあるまいし。検事らしさとか、そういうプロフェッショナリズムが全く感じられないところも、ソン・イェジンのキャラクター消化の甘さが目についた要因でした。

事件捜査においても、ピョン刑事 (パク・ウォンサン) の方が彼女よりも何倍も経験もあるのだし、わざわざ彼女が出しゃばっても事件の解決に役立っていることはほとんどなく、最後の最後、奥の手が 「ハッカー」 だなんて笑ってしまったのですが、彼女を検事に設定する必要はないように思えました。



■ 諦めたロマンス ■


次にキム・ナムギル。復讐劇なので、どうしても 『赤と黒』 のゴヌクと被って見えてしまうし、ときどきピダム (@『善徳女王』) も顔を出し (笑)、新鮮味がなかったところは残念でした。あの口髭はやめた方いいのでは?なんて余計のお世話でしょうか。

ホテルの CEO という設定ですが、こちらも私生活重視という感じで、ホテル買収劇をちょろっと見せてくれましたが、決してほめられるようなビジネスマンとしてのお仕事ぶりではなく、ただのカンペの脅し。キャラクターがまったくよくわからない...。

そして復讐をしかけるなら、徹底して自分の手で復讐すべきだと思うのですが、ヘウに近づきよろめいている割には、ヘウに秘密を暴かせようとヘウに苦痛を与えるところが理解できませんでした。

きっちり裏を取ってから復讐を始めたのかと思いきや、なんと証拠がないまま開始していたではありませんか。結局、チョン・マンチョル元刑事 (キム・ミンサン) を自らの手で殺すことで復讐劇の突破口にして、警察やヘウを動かしながらチョ会長 (イ・ジョンギル) の秘密を暴くという戦法だったようで、個人的にはこの復讐劇には何ら同情もできないし、そんなやり方はイスが主張していた 「世の中の均衡」 をもたらすものでも何でもないと思います。

そうそう... どうでもいいけど、妹イヒョン (ナム・ボラ) に贈ったリボン付きのピンクの靴... シスコン丸出しで趣味悪すぎ...(笑)。

ヘウが人妻という設定なので、ヘウとイスの身悶えるようなロマンスなんてないし、高校時代の 2 人の関係も、お嬢様と使用人の息子といういかにも古典的な組み合わせで、「恋」 なのかどうかもあやふやで、互いの理解者という感じでした。

このドラマは 「復讐+ロマンス」 劇ではなくて、「復讐+兄妹の絆」 劇ですね。



■ 存在感のある助演陣 ■


一方、助演陣はキャラクターもきっちり絞られていて、手堅い演技が良かったです。

中でも一番のお気に入りは、もちろん、イスの妹イヒョンを育てるピョン刑事役だったパク・ウォンサン。そしてその妻役だったソ・ヒジョン。主演を引き立てるべく出しゃばることのない演技が自然で良かったです。この良心の塊のような夫婦が出てくると心が癒されました。

あとは最初から最後まで壊れ続けていたヘウの父を演じたキム・ギュチョル。何をやっても不出来で、親からも娘からも軽蔑され、悪態をつくという役回りで、こういう憎たらしいオヤジはキム・ギュチョルに演じてもらうと逸品ですね。

そして、ヘウの夫ジュニョン役だったハ・ソクジン。何があったのかと心配して説明を求めても、毎度 「あとでね」 とヘウにはぐらかされ、あれほどまでにコケにされていながらも、ヘウを見捨てないなんて... ヘウにはもったいない人だわ (笑)。ヒロインからカヤの外に置かれて損な立ち位置にいながらも、ジュニョンが抱える家族のトラウマにもきっちり手が届いていて存在感のあるキャラクターだったところが良かったと思います。

しかし、あの後もジュニョンはヘウと夫婦を続けているのかしら?




■ Wrap-up ■


イスの部屋に置かれた水槽の中の魚たちのように、ガラス張りの中で登場人物たちが動き回るのを外から見ているような気分のストーリーでした。

ホテルの CEO だの、検事だの、韓ドラでは安易に若者に 「力」 を持たせるパターンが多いのですが、そういう地に足がついていないところがストーリーの陳腐さに拍車をかけていたような気がします。

ラストには後味の悪さが残るものの、そういう収まりしかないと思いました。イスは自分が求めていた 「均衡」 が返り血となって跳ね返ってきたわけで、最初から想定されたラストには驚きもしませんでした。チョ会長が逮捕されたとしても、権力は誰かが握るものであって、力を持つものと持たないもので均衡が取れているこの世界は変わらないということなのでしょう。

A 級でもなく、B 級テイストが楽しめるというドラマでもなかったので、マニア受けするというレビュー記事も読みましたが、マニアにどこがどう受けたのか知りたいものです。




tag: 韓国ドラマ キム・ナムギル

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なお、旧館からの移行記事 (2012年3月以前) はうまく反映されていないものがあります。

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