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5 月に観た韓国映画 vol.1

今月見た韓国映画は 4 本。あと、正確には韓国映画ではないけれど、韓国の監督や俳優が出演している作品も 3 本見たので、それは別途あげます。

『恋のじゃんけん 』(原題) 短編

『白夜行 ~ 白い闇の中を歩く』

『秘密のオブジェクト』

『ラブストーリー』(再見)

大きなお世話ですが... 『容疑者 X』に続き 『白夜行』 の韓国版を見て、そのガックリ度はさらに深まり、東野圭吾原作韓国リメイク第三弾となるチョン・ジェヨン主演の 『さまよう刃』 がとっても心配なこの頃です (笑)。





『恋のじゃんけん』
(原題)

短編 英語字幕

原題:사랑의 가위바위보
制作年:2013 年
監督: キム・ジウン
出演: ユン・ゲサン、パク・シネ、アン・ネサン、パク・スジン

あらすじ: 空気の読めない男ウンチョル (ユン・ゲサン) は合コンでも失敗続き。ある日、新たに出会ったユジン (パク・スジン) にじゃんけんゲームを提案。じゃんけんに勝ってどんどん階段を登る... 一番上にたどり着いた時にはユジンは消えている。そんなウンチョルの前に迷い犬。飼い主が探していることを知り、飼い主に会いに行くと飼い主のウニ (パク・シネ) に一目ぼれ。ウンチョルは自身の運命をテストしてみようと彼女にもじゃんけんゲームを提案する。

= = =

キム・ジウン監督が初めて挑むロマコメで、35 分の短編。

ユン・ゲサンの KY ぶりには笑いを通り越して、腹が立ってくるのですが (笑)、ウンチョルの言われるがままにじゃんけんゲームに付き合うユジン... このじゃんけんゲームというのは、日本でいうと 「グリコ」 にあたるゲーム(グーで勝ったら 「グリコ」、チョキで勝ったら「チョコレート」、パーで勝ったら 「パイナップル」 と進むゲーム)。ここでは 「グリコ」 とかではなく、階段を10段、20段、30段... となっていました。

ピンヒールを履いてきたユジンは足が疲れて階段なんか登りたくないのでわざと負けるんだけど、ユジンの足のことなど気にもかける様子もないウンチョルは調子に乗ってドンドン登っていく... こういう男がモテるはずもなく(笑)。

ウンチョルに女運がないのは自分勝手な性格のせいであって、じゃんけんの問題ではないと思うのですが、そこから、じゃんけんほど哲学的なものはないという父親の教えにストーリー展開がシフトしていくのです。この展開はちょっと無理やりではないかと...

次にウニと出会い、自分の運命を試すと言ってウンチョルはまたじゃんけんをします。恋愛とじゃんけん...この 2 つには何か通じるものがあるというのは何となくわかるのですが、ウンチョルの性格の問題はじゃんけんで解決しないでしょと思ってしまい... どうも辻褄が合わないような消化不良な終わり方でした。

My 評価: ★★




『白夜行 ~ 白い闇の中を歩く』
日本語字幕

原題:백야행 - 하얀 어둠 속을 걷다
製作年: 2009 年
監督: パク・シヌ
出演: ハン・ソッキュ、ソン・イェジン、コ・ス、イ・ミンジョン、パク・ソンウン、チャ・ファヨン

あらすじ: 廃船で質屋の店主が殺害される。店主に借金のあった容疑者の死亡で、事件の幕が引かれることになるが、担当刑事のハン・ドンス (ハン・ソッキュ) は腑に落ちなかった。14 年後、若くしてブティックオーナーとなるユ・ミホ (ソン・イェジン) と、謎に包まれたキム・ヨハン (コ・ス) の周辺で不可解な事件が立て続けに起こる。ドンスはこの 2 人が、14 年前の事件の被害者の息子と容疑者の娘であることを突き止める。

= = =

東野圭吾原作のリメイク映画。そもそも原作からして、全てが解決しない、あやふやなミステリーなので、その解釈の幅も読者によって大きく振れ、読者にとってまさしくミステリアスな作品。

そういう作品の映像化というのは非常にチャレンジングであると同時に大きなリスクをはらんでいると思います。日本でのドラマ化、日本での映画化、そして韓国での映画化... 映像化されればされるほど、何かが零れ落ちていくような気がします。

韓国版 「白夜行」 は正直なところ、ただ原作の上っ面をすくっただけに見えます。コ・スとソン・イェジンという大根カップル (ごめん) と独特な演技をするハン・ソッキュとの組み合わせもぎこちなく、相互を引き立てるようなキャスティングとは思えません。コ・スの見せ場は、全裸の性交シーンだけでしょう。そのシーンしか覚えてもらえないような薄っぺらいキャラの作り方にも首をかしげたくなりました。

原作の読了後に、切々と訴えてかけてくる嘆きや、どこからとも溢れでてくる哀しみや憐れみで、何とも言えない気持ちになったことを思い出すと、この作品には見終わった後に何ら奥深さも見い出せず、また 「白夜行」 の意味さえ投げかけてこられず、残念この上ない作品でした。

My 評価: ★☆




『秘密のオブジェクト』
日本語字幕

原題: 사물의 비밀
製作年: 2011年
監督: イ・ヨンミ
出演: チャン・ソヒ、チョン・ソグォン、ユン・ダギョン

あらすじ: “婚外情事” に関する論文を準備している 40 歳の大学教授ヘジョン (チャン・ソヒ) は、夫とはすでに冷めきった関係だが、世間体から理想の夫婦を演じている。ある日、論文作成の助手として、21 歳の男子学生ウサン (チョン・ソグォン) がヘジョンの研究室にやってくる。ヘジョンは、若くて魅力的なウサンに惹かれ、体が疼くのを感じる。一方、ウサンは、ヘジョンに知られたくない秘密を抱えていた。

= = =

本作は、イ・ヨンミ監督の長編デビュー作品。LA 国際女性映画祭長編部門 2012 BEST OF FESTIVAL 受賞。

海外映画祭で賞を受賞しているので、何か見るべきところがあると思いきや、単に中年女性が若い男性に抱く妄想を描いただけではないかと思えてしまう作品で驚きました。素人の妄想小説ブログ並みの内容。

不可解なのは、この 2 人の恋愛ロマンスを見つめ、そして観客に向って語っているのは、コピー機とデジタルカメラ。その取ってつけたような、唐突な視点が評価されているのでしょうか。コピー機やデジタルカメラのような無機質なものを語りに据えるなら、それなりの意味や必然性を示唆してもらいたいものですが、どこをどう見てもよくわかりませんでした。

劇場で見ずに正解でした。

My 評価: ★☆




『ラブストーリー』
再見 日本語字幕

原題: 클래식
製作年: 2003 年
監督: クァク・チェヨン
出演: チョ・スンウ、ソン・イェジン、イ・ギウ、チョ・インソン、ソ・ヨンヒ

あらすじ: 現在と 30 数年前の過去を行き来しながら、母と娘のそれぞれのロマンスを描いた作品。演劇部の先輩サンミン (チョ・インソン) のことが好きな女子大生ジヘ (ソン・イェジン) は、海外旅行に出かけている母ジュヒの秘密の箱を見つけ、母の過去の愛を知ることになる。

= = =

韓流にはまり始めた頃に観た本作。個人的には、この作品が韓国映画のロマンスジャンルでの No.1 でした。『建築学概論』 を見るまでは... この作品には、韓国ロマンスのあらゆる要素が詰め込まれています。

ワタシは本作を DVD で見ていたのですが、劇場スクリーンで観たことがなかったので、今回、「韓国映画 初恋セレクション 3 weeks」で上映されるというので楽しみにしていました。デジタルではなく、フィルム上映というのも味わい深いものがありました。

あらためて見ても、その初々しさ、爽やかさは色褪せることはありません。チョ・スンウ、ソン・イェジン、イ・ギウ、チョ・インソンと、今をときめくスターたちの 10 年前の姿を見ることができ、ちょっと微笑ましくもあります。そして当時からやはりチョ・スンウは上手い役者だなと再認識。

初めて見たとき、ラストの川辺のシーンで鳥肌が立ったのを覚えています。韓国映画には数多くのロマンス作品がありますが、なかなか鳥肌の立つ作品には巡り会えません。昨年久しぶりに 『建築学概論』 で鳥肌が立ち、おおー、ようやく来たかと。両作品とも心に残る作品です。


My 評価: ★★★☆




tag: 韓国映画

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