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韓国映画人のおすすめ映画 5

韓国映画界の映画人がテーマにそってお奨めする映画というシリーズ記事 第 5 弾。

今回の My pick-up は、ハ・ジョンウとイ・ジョンジェ。


ところで...

2 月にワタシが観た映画は劇場鑑賞と DVD 鑑賞を合わせて 12 本だったのですが、その中で最も面白かったなと思ったのが、絶賛上映中の 『ムーンライズ・キングダム』。

ウェス・アンダーソン監督はワタシ好みのかなりキニナル監督なのでちゃんと作品を見ようと思っていたら... シリーズ 第 4 弾記事で、なんとチョン・ジェヨンが、ウェス・アンダーソン作品を挙げていたではありませんか。きゃぁ、ワタシたち、気があうかも... なんてね。小さな歓びの発見でした (笑)。



2009 年 7 月
◆ ハ・ジョンウがお奨めする '名俳優の映画'
元記事
Kstyle 翻訳記事あり

1. 『フェイク』
1997 年 / アメリカ / 監督:マイク・ニューウェル

ハ・ジョンウ : アル・パチーノももちろんだが、ジョニー・デップも本当にすごかった。ジョニー・デップは作品を選択するにあたり、自分なりの信念が明確だと思う。『チャーリーとチョコレート工場』 のような映画に出て変わった役を演じたり、『フェイク』 のようなオーソドックスな劇にも強くて。そして彼の本来の姿は 『ショコラ』 にもよく現れていると思う。 自由奔放に生きるジプシーとして出てくるが、自由でいて明確な信念を持つジョニー・デップそのものだった。


2. 『めぐり逢い』  
1994 年 / アメリカ / 監督:グレン・ゴードン・キャロン

ハ・ジョンウ : ウォーレン・ベイティとアネット・ベニングが幻想的なアンサンブルを見せている。とてもうまく作られた映画。ウォーレン・ベイティが浮気者の役を、抑制した演技で消化しているのが印象的だった。2 人のロマンスが始まり、1 人の女性だけを見つめる純愛的なエネルギーが発散されるが、わぁ、本当に、本来メロ映画が好きで、ウォーレン・ベイティはどんな役を担っても可愛くて見せる力がある。


3. 『10 日間で男を上手にフル方法』
2003 年 / アメリカ / 監督:ドナルド・ペトリ

ハ・ジョンウ : マシュー・マコノヒーが本当に可愛いながらも格好良く出てくる。もちろんケイト・ハドソンも魅力的。2 人のケミストリーの良さが見る人までもを気分よくさせる。結末に至る過程のテンポも軽快だし、小さなエピソードも全て愛らしい。商業映画なのに、消費された感じより、長く余韻が残った。観ると気持ちよくなる映画だ。


4. 『シモーヌ』
2002 年 / アメリカ / 監督:アンドリューニコル

ハ・ジョンウ : 60 歳近いアル・パチーノが醸し出す雰囲気が、孤独な監督役によく合っていた。ロバート・デニーロの場合は、50~60 代に軽快な作品を多く選んでいたが、アル・パシーノは若い頃のシリアスな感情をずっと維持している。『シモン』 ではそれがよく表現されていた。事実アル・パチーノといえば 『ゴッド・ファーザー』、『スカーフェイス』 のような映画を思い出させることが多いが、そうした紹介は食傷ぎみだ。それよりも 『シモーヌ』 のような映画でもすごかったということを広く知ってもらいたい (笑)。


5. 『チャーリー』
1993 年 / イギリス / 監督:リチャード・アッテンボロー

ハ・ジョンウ : 『チャーリー』 は私の人生で五本の指に入る映画。もともとチャップリンが大好きだ。幼い頃にチャップリン映画を見て、俳優になるという決心をした程だからね。特にロバート・ダウニー・Jr はチャップリンのスラップ・スティック・コメディはもちろん、苦悩に充ちたチャップリンの人間的な姿まで完全に消化している。本当に彼以外の人が演じることは想像すらできないほどだった。チャップリンを見ると同時にロバート・ダウニー・Jr という俳優も見ることができる映画だ。


『めぐり逢い』 は、レオ・マッケリー監督、シャルル・ボワイエ、アイリーン・ダン主演の 『邂逅』(39)、同じくレオ・マッケリー監督、ケイリー・グラント、デボラ・カー主演の 『めぐり逢い (1957)』 と過去 2 回映画化された物語をさらにリメイクしたもの。以前、ソン・ジュンギ君が、この 3 作比較が面白いとインタビューで語っていたので、私も 3 作とも見ましたが、ハ・ジョンウもこの 『めぐり逢い』 がキニナルのね~



2009 年 7 月
◆ イ・ジョンジェがお奨めする '心に深く刻まれる映画' 元記事

1. 『愛を読む人』
2008 年 / アメリカ=ドイツ / 監督:スティーブン・ダルドリー

イ・ジョンジェ : 感情を刺激しないが、男女の愛、そして罪と贖罪という重い主題を抽象的でなくて深く解きほぐした映画だった。実際、アウシュビッツのユダヤ人虐殺は、どうしたって深刻な罪悪だ。だが、単純に正しい、正しくないという両極端な判断でなく、「それではあなたならばどのようにしただろうか」 と問いかけるハンナ ケイト・ウィンスレット)の抗弁と、それでも変わることのない 300 人の犠牲者は、映画の間、ずっとぎこちない緊張感を与えていたようだ。その緊張感の中で見る人は、やはり加害者に対して '君が悪い' と語るのではなく、自らの道徳的な立場について悩むことになる。


2. 『レボリューショナリー・ロード 燃えつきるまで』
2008 年 / アメリカ=イギリス / 監督:サム・メンデス

イ・ジョンジェ : アメリカのある世代を切り抜き、その時代の中産階級の話をしたものだが、実際、アメリカ人でなければ共感しづらい場面が多くあったようだ。個人的には、考え方の異なる夫婦が一緒に住む時の葛藤、あるいは家庭を守ろうとする気持ちや、経済的にさらに裕福な人生を望む気持ちがぶつかりあう姿を見ながらも、監督の主題意識を正確に読みほどいたかどうか自信がない。それにもかかわらず、見る人によってはおもしろく楽しめるほど、非常に卓越した出来ばえの映画だと思う。


3. 『太陽がいっぱい』
1960 年 / フランス=イタリア / 監督:ルネ・クレマン

イ・ジョンジェ : この映画でアラン・ドロンの演技はとても良くて、やってみたいと思う役だろう。自分が妬んでいた相手の名前と財産、女を横取りし、上半身を露わにしたまま日光浴を楽しむリプリー (アラン・ドロン) の姿は、彼の罪さえ忘れてしまうほど美しく魅力的だ。また、実際に彼が友人を殺すまでの間、その友人がとても憎らしくふるまうので、非常に説得力あるように思われ、リプリーにある程度感情移入してまう所があるようだ。単純に悪い奴と見えないということだろう。


4. 『つぐない』
2007 年 / イギリス / 監督:ジョー・ライト

イ・ジョンジェ : 久しぶりに見て涙した映画だ。主人公であるロビー (ジェームズ・マカヴォイ) とセシリア (キーラ・ナイトレイ) の愛が周囲の誤解や戦争のためにずっと行き違う姿は、とても胸が痛かった。ロビーを見て、本当にだめじゃないか。無念にも寃罪をこうむって戦場に駆り出され、好きな人とは遠ざかって。だが、結局、涙腺を刺激したのは最後の部分だった。映画が 2 人の話を積み上げた後、このすべての事件の張本人だった作家が老婆になり、「これは私の贖罪の記録だ」 と語る瞬間、感情が炸裂した。 それは構成の力だと思う。


5. 『ナインハーフ』
1986 年 / アメリカ / 監督:エイドリアン・ライン

イ・ジョンジェ : 公開当時、とても派手な映画のように宣伝されたが、再度見てみたら、実際には露出自体もそんなに激しくない。最近の映画と比較してみてよ。ものすごい露出や情事シーンがなくとも映画がセクシーに感じられるのは、ディテールの力によるものだ。たとえば、相手に目隠しをして関係を持つ時、目を隠すシルクの触感を生かした場面でも、相手の体を氷で刺激する前、グラスに入った氷をちゃりんと鳴らす姿は、映像で見る時だけその官能美を感じることができる。


イ・ジョンジェのお奨め映画は全て鑑賞済み。一番最近見たのは 『レボリューショナリー・ロード』 でしたが、この作品が奥深いというのは同感で、ちょっとカサヴェテス作品を思い出してしまいました。




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なお、旧館からの移行記事 (2012年3月以前) はうまく反映されていないものがあります。

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