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2 月に観た韓国映画

毎月、鑑賞した韓国映画の感想を書きとめておこうと思います。
でもおそらく月に 2~3 本だろうな~。

2013 年 2 月

『2 階の悪党』

『世界で一番美しい別れ』

『マジック&ロス』
↑ 正確には韓国映画ではなく、韓国を含むアジア多国籍映画なのですが、ヤン・イクチュンとキム・コッピが出演しているので...


(*多少ネタバレがあります)


『2 階の悪党』
日本語字幕 DVD

原題: 이층의 악당
製作: 2010 年
監督: ソン・ジェゴン
出演: ハン・ソッキュ、キム・ヘス、チウ、キム・ギチョン、イ・ヨンニョ、イ・ジャンウ、オム・ギジュン

概要: 神経衰弱になりかけているヨンジュ (キム・ヘス) と容姿コンプレックスの思春期の娘ソンア (チウ)、この母子が住む家に、自称作家のチャンイン (ハン・ソッキュ) が引っ越してくる。チャンインは、この家のどこかにあるという高価な陶器を捜すために、どうしてもこの家に移り住む必要があるのだが...。

= = =

コメディって難しいのねというのが、これを観た後の正直な感想。

神経衰弱になりかけた女と詐欺師まがいの男。この組み合わせからして、もう面白いこと間違いないと期待しても当然だと思うのです。女の家に隠されたお宝探しのために移り住んできた男は、いつも挙動不審。しかし、大家の母娘は予測不能な精神回路を持っているのですから、この 3 人のちぐはぐでかみ合わない状況は面白いはずなのです。

ところが、面白いはずのシーンが空回りしてばかり。なぜ空回りするのかというと、「間」 の取り方というか、オフビートのかみ合わせがしっくりはまっていないとでもいいましょうか。その空回りをラストまで引きずってしまい、面白いのか面白くないのかよくわからなくなってしまうのです。

ハン・ソッキュとキム・ヘスを以ってしても、コメディは容易いものではないようです。コミカルな演技をそつなく演じればコメディが成立するというわけではないという好例になっているような気がします。ソン・ジェゴン監督の前作 『甘く、殺伐とした恋人』 がお気に入り作品だっただけに、この作品も期待していたのですが、すこし残念でした。

My 評価: ★★





『世界で一番美しい別れ』
日本語字幕 DVD

原題: 세상에서 가장 아름다운 이별
製作: 2011 年
監督: ミン・ギュドン
出演: ペ・ジョンオク、キム・ガプス、キム・ジヨン、ユ・ジュンサン、ソ・ヨンヒ、リュ・ドックァン、パク・ハソン

概要: 痴呆症の姑 (キム・ジヨン)、家族に無関心な夫 (キム・ガプス)、自分のことで精いっぱいの子供たち (パク・ハソン、リュ・ドックァン) のために、日々、妻として母として嫁として尽くしてきたイニ (ペ・ジョンオク) が、末期がんにかかってしまう。イニの病を知った家族は、近づくイニとの別離にどう向き合っていくのか。

= = =

My ブーム?のノ・ヒギョン作家が脚本を担当したという作品なので、観てみようと思ったのですが、もともと TV ドラマとして過去に放送されていたらしいのです。監督は、『アンティーク』、『私の生涯で最も美しい一週間』、『僕の妻のすべて』のミン・ギュドン。

典型的な催涙系家族ドラマ。内容は想像通りで、なんの反転も、ヒネリもありません。催涙系の作りですが、一粒の涙もこぼさなかった冷酷なワタシ...
 
身内をがんで亡くしているもので、こんな絵空事みたいなことな起こらないよと思ってしまうし、家族が治ることのない病を抱えるということは、その家族にとってどれほどの痛みかということが全く伝わってきませんでした。これだけの俳優をそろえていても何も伝わってこないし、そもそもタイトルが大げさすぎ。大風呂敷を広げて、中身は何もないという...

ただし、痴呆症の義母 (キム・ジヨン) と義母の面倒を見るイニの場面は、すごくヨカッタな。

My 評価: ★





『マジック&ロス』
日本語字幕 DVD

製作: 2010 年
製作国: 韓国=日本=マレーシア=香港=中国=フランス
監督: リム・カーワイ
出演: 杉野希妃、キムコッピ、ヤン・イクチュン

概要: 香港のリゾート地ランタオ島で 2 人の女性が出会う。日本人のキキ (杉野希妃) と韓国人のコッピ (キム・コッピ)。2 人が滞在する森の傍らのホテルにはベルボーイ (ヤン・イクチュン) ただひとり。世の中から完全に孤立したように見える場所で、キキとコッピは互いに深く関わり合うようになる。

= = =

インディ界のミューズ杉野希妃と 『息もできない』 のヤン・イクチュンとキム・コッピのコンビが出演し、監督がマレーシア出身のリム・カーワイとあって、映画祭などで話題になった作品。

一筋縄ではいかない作品。一体どういう解釈をすればいいものやら、監督の Q&A が必要ですね。

現実と幻想、時間の感覚、存在と非存在... ボーダーレスで曖昧なものが入り混じったテイストで、スピリチュアルな世界に足を踏み入れたような感じでした。ベルボーイ役のヤン・イクチュンは、どこに属する者なのか、2 人に休息する場を提供し、そして 2 人を見つめるだけの傍観者なのか...。途中で、2 人の魂が入れ替わり、キキが韓国語で話し、コッピが日本語で話したりするのだけど、結局、すべてはキキの幻想で、キキの魂がこの島に呼び寄せられたのは滝のせいということなのか...。

『マジック&ロス』 というタイトルどおり、魔術にかけられて迷宮をさまよい、目覚めたら何らかの喪失感を味わっているような、そんな不思議な作品です。おそらく、すべての解釈は観客にゆだねられるというものなのでしょう。 

My 評価: ★★★

 

tag: 韓国映画

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なお、旧館からの移行記事 (2012年3月以前) はうまく反映されていないものがあります。

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