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韓国映画人のおすすめ映画 4

韓国映画界の映画人がテーマにそってお奨めする映画というシリーズ記事 第 4 弾。

My pick-up は、チョン・ジェヨン、チュ・サンミ。

そもそもこの記事を読み逃がしていたことから、このシリーズ記事を最初から読み始めたわけですが...



2009 年 5 月
◆ チョン・ジェヨンがお奨めする '笑い以上の感動がある映画'元記事


1. 『ライフ・イズ・ビューティフル』
1997 年 / イタリア / 監督:ロベルト・ベニーニ

チョン・ジェヨン:ユダヤ人虐殺という、20 世紀のみならず世界史上、人類が犯した最も恥ずべき蛮行を素材としながら、このように美しい映画を作ることができるということに本当に驚いた。収容所での惨めで危険な生活を楽しいゲームだと息子を騙すという、才気に満ちたアイディアによって、息子を危険から守る父親の愛情が胸にじーんとした。特に最後の場面で、銃声だけで父親の死を表現して、字幕が終わるまで、頭の中はぼんやりとした。ナレーターであるジョズエにとっても私にとっても、人生は考えようによっていくらでも美しくなるという贈り物を抱くような映画だ。


2. 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』
2001 年 / アメリカ / 監督:ウェス・アンダーソン

チョン・ジェヨン:ジーン・ハックマン、グウィネス・パルトロー、ベン・スティラーなど派手なキャスティングがまず目をひくが、それでも脂身を抜いて淡々としたところが、とても魅力的な映画だ。個性溢れる家族の衝突を見せて、結局、愛というもの、家族というものは、たいそうなことではなく小さな関心から始まることだということを、愉快に、シンプルに語る。家族と愛に最も重要な価値を見出した 『ライフイズビューティフル』 とは正反対の映画だと言えるか。何よりも、トイレで一日中タバコ吸うグウィネス・パルトローの姿が良かったし、チャス (ベン・スティラー) とその息子が着ていたジャージだが、私もいつも好きで着ているので家族で揃えて着ようかとちょっと考えてみた。


3. 『妹の恋人
1993 年 / アメリカ / 監督:ジェレマイア・チェチック

チョン・ジェヨン:ずいぶんと昔に観た映画で記憶があいまいだが、愉快だったというこ鮮明に覚えている。ジョニー・デップのタウン映画だと言える。当然ジョニー・デップがベニーかジューンだと思ったが、サムだったので少し慌てた (笑)。パンを焼く時にアイロンを使った場面が印象的で、窓の外でブランコを乗るように、ジューンの前で見え隠れするサムの姿があたかも空から降ってきたような錯覚を起こした場面も思い浮かぶ。そのようなサムのおかしな姿はベニーとジューンだけでなく、観客にもマジックのような時間をプレゼントしてくれる。 'I'm gonna be 500 miles' という主題曲もよく聴いた。


4. 『愛しのローズマリー』
2001 年 / アメリカ / 監督:ピーター&ボビー・ファレリー

チョン・ジェヨン:たまたま TV で観た映画だったが本当に面白くて、目を離すことができなかったし、その後にも余韻が残った映画。事実ジャック・ブラックのコメディは観る者によってトイレユーモア扱いされるが、この映画で見る彼の演技は単純に笑わせるところで終わらず、それ以上の感動を与える。つまり死んでも美しくてスマートな女性と付き合うというハル (ジャック ブラック) が、催眠術のせいで太った女性がグウィネス・パルトローの容貌のように見えて付き合うが、結局、催眠術が消えても彼女のやさしさとユーモア感覚を愛おしむ時に与えらえる感情の余韻があった。私はそうしたコメディが好きだ。


5. 『反則王』
1999 年/ 韓国 / 監督:キム・ジウン

チョン・ジェヨン:せわしない世の中で私たちのように平凡な人間は、結局反則でも生き残ることができるということを見せてくれる、本当涙が出るようなすさまじいコメディだろう。ソン・ガンホ先輩がプロレス挑戦するというだけでも私にはおかしかったが、それ以上に先輩のより多くの魅力がわかるようになった。『ナンバー 3』で見せてくれたコミカルな姿が一歩進んでいたが、何より仮面が裂けた後に見せる鬱憤は、映画でずっと抑えられていたイム・デホ(ソン・ガンホ) のストレスと結びつき、大きな共感を与えてくれる。ヘッドロックかける世の中に向かって膝蹴りを飛ばした、キム・ジウン監督の最高傑作だと思う。


チョン・ジェヨンのセレクト、とても興味深くどれも見てみたいという気がします。あわてて 『ライフ・イズ・ビューティフル』 だけは見てみましたが、お奨めどおりの佳作でした。『反則王』 がキム・ジウン監督の最高傑作という意見に 1 票!!!(笑)



2009 年 5 月
◆ チュ・サンミがお奨めする '人と人との間に疎通がある映画'元記事


1. 『ムッシュ・カステラの恋』
2000 年 / フランス/ 監督:アニエス・ジャウィ

チュ・サンミ:この映画こそが、人と人の間の疎通に集中する話だ。初めて人に会った時は、その人が良い人なのか、悪い人なのかわからない。だから相手の本質を追い求めるより好みを通じて付き合うので、互いに歪曲される場合が多いと思う。監督は映画を通じて、そうした関係に批判的だ。常に私が考えていたことと通じる部分が多かった。


2. 『ミリオンダラー・ベイビー』
2000 年 / アメリカ / 監督:クリント・イーストウッド

チュ・サンミ:昔は有名なボクシング・コーチだったが、今は古い体育館を経営する老いた男がいる。そんな彼が、他の人々から認めてもらえないある女の才能に気付き、選手として育てるが、それを単純にひとりの人間のサクセスストリーとしてではなく、人と人の関わりの話としてときほどいていく。2 人は家族でもないのに、実際の家族以上の関係を築く姿が感動的だった。真実の絆は必ずしも血縁でなくとも結ばれるということを見せてくれた。


3. 『エイジ・オブ・イノセンス / 汚れなき情事』
1993 年 / アメリカ / 監督:マーティン・スコセッシ

チュ・サンミ:ミッシェル・ファイファーという俳優はとても特別だと思う。強靭でセクシーなイメージや感じがするが、演技にも誠実さがある。一方で、どんな瞬間にも女性らしさを失わず、可愛かったりする。もちろん今でも神秘的だ。多様な美しさを代弁する俳優であるようだ。美しいから美しいのではなく、彼女ならではの美しさがある。『エイジ・オブ・イノセンス』 では、彼女のそうしたイメージが最大限に見てとれる。また、エレンを愛しながらもどうすることもできないニューランドの姿はじれったいながらも不憫だ。


4. 『マイ・レフトフット』
1989 年 / アイルランド=イギリス / 監督:ジム・シェリダン

チュ・サンミ:私たちは生きる上で多くの人々に出会うが、群衆の中の孤独という現実で、真の関係を築くことはきわめて稀なケースだ。映画では、主人公がその人生で重要な関係を結んだ人が 3 人。母親、初恋、最後の愛。とてもシンプルじゃない?(笑)ある意味、不幸で孤独な人だが、すべて見るとこの人は幸せな人じゃないかと思う。大切な人々と一緒にいたからんだ。そしてダニエル・デイ=ルイスという俳優がとても好きだが、ここでもやはり素晴らしい演技を見せてくれる。


5. 『ブラインドネス』
2008 年 / 日本=ブラジル=カナダ / 監督:フェルナンド・メイレレス

チュ・サンミ:子供の頃はよく分からなかったが、成人になると、家族以外の人間関係も家族に劣らず深くなると思う。人は誰にでも人情があり、そうして生きてうちに作られていく存在だ。互いに支え合い愛することは、血縁ではなくても、どれほど真実であるかということを見せてくれる映画に出会った。 『ブラインドネス』もジュリアン・ムーアが導く人々は、夫を除き見ず知らずの人であるのに、母親のように見守っている。その姿が私に大きく迫ってきた。


チュ・サンミ、最近あまり見かけないなと思いつつ。人間関係という切り口でのレクト、未見のものばかりだけれど、とくに 『ムッシュ・カステラの恋』 が気になります。


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なお、旧館からの移行記事 (2012年3月以前) はうまく反映されていないものがあります。

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