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『応答せよ 1997』 全 16 話 視聴完了 ♪

『応答せよ 1997 / 응답하라 1997』 は、今年のケーブル系ドラマのスマッシュヒット作... らしいです。

この作品、夏にチラ見したのですが、アイドルドラマなのかと思って敬遠。ところが、プサン在住の韓国人の友人に 『ウンチル』(← 『応答せよ 1997』 の通称) を見るともっとプサンがわかるよと言われていたことを思い出して...。

見始めたらサクサク... 終わってしまいました。

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(以下、ネタバレはないつもり...)


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『応答せよ 1997 / 응답하라 1997』 (tvN)
2012.07.24 ~ 2012.09.18
全 16 部作

演出: シン・ウォノ、パク・ジョンジェ
脚本: イ・ウジョン、イ・ソネ、キム・ランジュ

出演:
チョン・ウンジ(A pink) → ソン・シウォン (H.O.T.の大ファン)
ソ・イングク → ユン・ユンジェ (シウォンの幼馴染)
シン・ソユル → モ・ユジョン (シウォンの親友)
ウン・ジウォン → ト・ハクチャン (ユンジェの仲間)
ホヤ(INFINITE) → カン・ジュニ (ユンジェの仲間)
イ・シオン → パン・ソンジェ (ユンジェの仲間)
ソン・ドンイル → ソン・ドンイル (シウォンの父)
イ・イルファ → イ・イルファ (シウォンの母)
ソン・ジョンホ → ユン・テウン (ユンジェの兄)


========



初恋はなぜ実を結ばないのかというテーマの青春群像劇。胸キュンキュンと巷で噂されるほど、キュン度は高くなかったのだけれど、それはワタシの純愛アンテナが凍りついているからかな (笑)。

ストーリー展開は実にシンプルでわかりやすく、そりゃ、純情な高校生が主役だもの、捻る必要もないのだけど、その分、肉付けの部分で音楽文化を扱ったり、平凡でありながら温もりのある家族の姿を挿入したりとバランスが良かったです。

主人公たちの本心がわからずに悩ましかった『優しい男』を見た直後だったので、よりそのピーカンなわかりやすさが新鮮で、後味スッキリでした。ただ、ピーカンすぎても物足りなくもあり、悶えんばかりにもどかしすぎても疲れるし、どちらに振れても不満が残るわけで、それぞれ無いものねだりということのようです。それでも自分にはやっぱり悩ましい方が合っているみたい...と、この作品を見ていて再認識 (笑)。

この作品では、現在と過去を毎回行き来するという一種のタイムスリップ的な手法を取っています。ホント、今年はタイムスリップがトレンド...

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全体の流れにおいて、現在、1997~1998 年、2005 年と大きな刻みで行き来しつつ、1 話の中でも、世代単位、年単位、日単位、時間単位で小刻みに時間軸がグルグル動かされる手法が面白く、複雑に見えるけれど編集がとても丁寧なので迷い子になることがありませんでした。

あとトレンドといえば、最近韓タメコンテンツではよく見かける同性愛コードも盛り込まれていて、ちょっと安易だなと思ったり...

その上、1997 年の韓国と言えば、国際社会の視点からするとアジア通貨危機の台風の目で、韓国の財政はデフォルト寸前、IMF が介入したことはそれほど古い記憶ではないと思うのだけど、そんな危機の時代もなんのその、ファンダムの視点で描かれるお気楽さの意図はどこにあるのだろうと思ったり...

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この作品は意外にも視聴層のターゲットが広かったようで、30 代~40 代にとっては青春の懐古であり、10 代~20 代にとっても 「初恋」 の原点は通じるところがあって、この作品が支持された理由がわかるような気がします。



本作ではキャストがとても個性的。

演技経験の少ない若手が多く出ていますが、何といっても、主人公のシウォン役のウンジがとても上手かったと思います。常日頃、アイドル俳優には辛口なワタシですが、ウンジはツカミがいいというか、柔軟な感性なのか、すごく自然な演技で驚きました。いわゆる美人ではないけれど、そういうところがドラマの真髄を突く設定になっているところも心憎くて良かったなと思います。

シウォンの親友ユジョン役のシン・ソユルは、映画 『ちりも積もればロマンス』 でソン・ジュンギのガールフレンド役だった子で、ウンジとの対照性がはっきりしていてイイ味を出していました。

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個人的には、この女子 2 人の方が男子 4 人よりも惹きつけられました。そもそもドラマの最初から、この子はこういう子で、こいつはこういう奴と、キャラクターを視聴者の頭の中に刷り込ませるような見せ方だったこともあり、男子たちには固定されたキャラ以上のものを、ドラマが進んでも見出だせなかったのです。

ユンジェ役のソ・イングクが、これでブレイク?したのかどうか知らないけれど、主演を張るほどには演技力がまだ追いついていないという感じで、残念ながらワタシの心はときめきませんでした。

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あとは、ユンジェの兄テウン役のソン・ジョンホは良い役回りでヨカッタです。『王女の男』 の時は気の毒だったから...。そして、ワタシが好きな役者たちは、シウォンの両親役だったソン・ドンイルとイ・イルファ。家では言い争いが絶えない夫婦だけど、実は仲良し夫婦。この両親にシウォンがどれだけ愛されているかということがよくわかるし、幼くして両親を亡くしたテウン&ユンジェ兄弟の面倒をも見てきた慈愛あふれる夫婦で、ごく普通の家庭のぬくもりを子供たちに与えている姿が心に沁みました。



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賢いイケメンの兄弟から愛される主人公の女の子が一体どちらを選ぶのか... いかにも少女漫画にありがちな設定で、そこをずーっと引っ張った展開です。とてもキュートなストーリーではあるものの、その一方で、何のひっかかりもなく、何も考えなくてもスルスルと通り過ぎてしまうやや幼稚なお子チャマ劇でもあります。

音楽がこの時代を語る上で重要な要素でしたが、H.O.T. などその時代の韓国ポップスのことなどとんと知りませんが、この時代はこういうリズムやメロディで表現されているんだなと、その当時の空気は伝わってきました。

何しろ、この音楽効果というオカズがとても美味しいので、全体の印象は悪くありませんでした。特に、Delispice の 「고백 (告白)」 が BGM で何度か流れ、きゃぁぁ~。好きな曲なんですよ。これだけでこのドラマの好感度アップ (笑)。これは映画 『ラブストーリー (原題:クラシック)』 の挿入歌で、ユ・アインが昨年のクリスマスファンミで歌っていたのでとても印象に残っていました。(→ Christmas Fan Meeting 記事

パラエイティっぽいドタバタ演出もあって、ドラマとシットコムの境目が危うかったけれど、舞台が首都ソウルでなく、地方のプサンというところも、主流からちょっと外れた感じも面白いと思いました。プサン訛りはちっとも聞き取れない...

正直なところ 『ウンチル』 は、個人的にはそれほど好みのドラマではなくて、同じ少女漫画ちっくなドラマなら 『イケメンラーメン店』 の方がもっとチャレンジングでずっと好きなのですが、それでも面白く見られましたね。

ラストシーンがあんなところにつながるなんて... 目からウロコ...。それにしても、1 話 40 分ちょっとで 16 話完結って、コンパクトでいいわ。

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tag: 韓国ドラマ 応答せよ1997

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