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『幽霊』 全 20 話 視聴完了 ♪♪♪

『유령 / 幽霊』 は、サイバー犯罪捜査という特殊犯罪を取り上げたドラマ。実は、放送前はあまり期待していなかったのですが、どんなドラマかなとちょこっと見てみようと思ったら、毎回、ストーリが凝っていて楽しかったです。

このドラマを視聴予定の方は、ネタバレを読むと全く楽しめないと思うので、ネタばれしている以下はスルーしてください。


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『유령 / 幽霊』

SBS 2012/5/30~2012/8/9  全 20 話
演出:キム・ヒョンシク、パク・シヌ
脚本:キム・ウニ

出演:

ソ・ジソプ: キム・ウヒョン(警察庁サイバー捜査 1 チーム長)
イ・ヨニ: ユ・ガンミ(警察庁サイバー捜査 1 捜査員)
オム・ギジュン: チョ・ヒョンミン(セガン証券代表)
クァク・ドウォン: クァク・ヒョクジュ(強力班 → サイバー捜査チーム長)
ソン・ハユン: チェ・スンヨン(TrueStory 記者)
チェ・ダニエル: パク・キヨン(ハッカー Hades)
イ・ソム: シン・ヒョジョン(女優)
クォン・ヘヒョ: ハンヨンソク(警察庁サイバー捜査 1 捜査員)
ジオ: イ・テギュン (警察庁サイバー捜査 1 捜査員)
イム・ジギュ: ピョン・サンウ (警察庁サイバー捜査 1 捜査員)
ペク・スンヒョン: カン・ウンジン (警察庁サイバー捜査 1 分析博士)


あらすじ:

警察庁サイバー捜査チームのウヒョンとガンミは、ハッカー Hades を追跡調査。その過程で女優シン・ヒョジョンの自殺を目撃する。シン・ヒョジョンは本当に自殺なのか。シン・ヒョジョンが殺された現場の動画がネットに上がり、2 人は事件を追う。
ウヒョンは、Hades が警察学校時代の親友パク・キヨンであることを突き止める。シン・ヒョジョン殺人事件の裏には、知られてはならない秘密ファイルが存在しており、そのことをキヨンが知る。キヨンを追いつめるウヒョン。廃工場で向かい合う 2 人。突然、工場で爆発が起こる。


= = = = = = =


脚本を担当されたのがキム・ウニ作家ということで、同作家の 『サイン』 と比較される方も多いと思いますが、ワタシは、『サイン』 を 4 話でリタイア。『サイン』 の面白さが分からないままで残念でしたが、『サイン』 はケーブルチャンネルで先行して成功していた 『神のクイズ』 の二番煎じという感が否めなかったこと、俺が、俺が... と出しゃばったキャラの対立が新鮮でなかったこと、主要キャストが個人的に苦手だったこと、映像がいまひとつだったことなど、ハマれなかった理由がいくつかあります。

ワタシにとっては、『危機一髪!プンニョンマンション』 がこの作家さんの作品 (共同執筆) であったことの方が興味深いです。『危機一髪!プンニョンマンション』 の場合は、ブラックコメディに仕上がっているのですが、やはり反転が多く、限られたコミュニティの中で、誰が味方か敵か次第に明らかにされていく過程にヒネリがあって、また、コメディからサスペンスへと色を変えていくところが面白かったのです。

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『幽霊』 には、とくに好みの役者が出ていたというわけでもありませんが、第 1 話からドキドキハラハラ感満載でぐいぐいと引っ張られました。

何しろ、初週で主人公が死んでしまうという視聴者の度肝を抜く前代未聞のオープニング。「幽霊」 というタイトルには様々な意味が込められているようで、このドラマには、どれだけの幽霊がいたことでしょう(霊感ものではありませんよ・笑)。幽霊であって、仮面をつけたファントムであって、ときに怪物でもある...。

ひとりの女優の転落死から始まり、ハッカー Hades の存在、突然 PC から鳴り響く 「オペラ座の怪人」、工場の爆発、爆発事故で死んだウヒョン、全身大やけどを負ったキヨンがウヒョンと入れ替わり... と、いきなり盛りだくさんの展開。そして、この女優の転落死が、実はある巨大企業と警察を巻き込んだ大きな事件とつながっていきます。

反転に次ぐ反転、今日の友は明日の敵...信頼と疑念が渦巻くサイバー捜査チーム。警察内部の不正というお決まり的な素材もありますが、ただ権力闘争を繰り広げる、一般から遠い世界の話というトーンではなく、情報社会を意識させるような、一般社会にとってもきわめて現実的なトーンだったことが、ストーリーと視聴者との間に距離を作らせず、全体の収まりが良い仕上がりになったのだと思います。

ただサイバー犯罪捜査劇なだけに、IT ネットワークや情報セキュリティに関する専門用語がバンバン出てくるので、サイバー事情についてある程度の知識がないと分かりづらいかもしれません。

情報セキュリティ管理の規範については、例の USB の取り扱いに関するところなど、日本と韓国の企業では意識が違うのかなと思ったりしますが、そういう細かいツッコミどころは置いておいて、そういうものなのだと思うことに...(笑)。 



ソ・ジソプは、ウヒョン役という名で同じ顔を持つ 1 人 2 役という難役だったはずですが、画面の中の収まりがイイというか、すごく自然な振る舞い、たたずまいでした。「俺が、俺が...」 と出しゃばらずとも存在そのものが光っていました。ファンでもなんでもありませんが、絶賛中!

以前にも書きましたが、空気感がいいというか、立っているだけでも、座っているだけでも、背中だけでも、十分に語ってくれていて、ソ・ジソプがこんなにイイと思ったのは初めてです。

ファンであってもファンでなくてもついつい溜め息がでてしまう、ネクタイを緩めるシーン。本物のウヒョンは人前でネクタイを緩めたりするようなだらしない人ではなかったらしく、これはキヨン版ウヒョンのクセという設定だったかと思います。何度もいろんなところで出てくるのですが、いちいち反応してしまうシーンでした。むふふ。

それとラスト、ウヒョンの子供と手をつないでウヒョンの墓を去る後ろ姿に、わけもなく涙が出てしまいました (泣)。

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ヒロインのイ・ヨニ。本国では演技力不足が指摘されていましたが、確かにちょっとセリフ回しがモッサリした感じだったような気がします。ヒロインというからには本来ならラブラインがあってもよさそうですが、このドラマには主演カップルにラブラインがないという珍しい設定。そもそもウヒョン本人が死んでしまったのですから、キヨン版ウヒョンに恋するのは不自然なので、ラブラインがなかったことは一貫性があって、このドラマがクールに仕上がった要因でもあるのかなと。

そして、このドラマの立役者は何と言っても、ミッチンソ (狂った牛) ことクァク・ドウォンですね。ミッチンソとウヒョンの関係性が、序盤から中盤、中盤から終盤へとどんどん変化しながら深まっていく過程がこれまた面白くて、男と男のガチンコな向き合い方がヨカッタですね。

何といっても驚いたのはラスト。ミッチンソにまさかのロマンス発覚!!!主演にロマンスがないのにそっちか~。これも一種の反転でしょうか (爆)。

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ちょっと残念だったのはオム・ギジュン。序盤の登場の不気味さと比べるとラストは肩透かしでした。それに、後半は人を食ったようなこのしたり顔が続き、もうちょっと他の表情はないのかと思ってしまいました。冷徹でぴくりとも表情を変えないということなんでしょうけど。もっとも、ウヒョンとヒョンミンの対決よりも、ミッチンソとウヒョンのカップルに見どころをもっていかれてしまった感があったかな。

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ラスト、他人のことは自分の恋人でさえ冷酷で無惨に殺せるのに、恋人のお腹の中の子供には懺悔?ってこと。最初と最後のシーンが一致していて、絵的には計算されているなと思いましたけどね。でも、ヒョンミンが飛び降りたあとのシーンを背にソ・ジソプが静かにその場を去ったところがとても印象的でした。よけいな感情移入がなくて、「自分の犯した罪を生きて償う覚悟もないのか。ふんっ」 ってな突き放した感じが...。

総じて、主演に加え他の脇を固めるキャストもよかったし、やはりストーリーにリズム感があってエンタメとして見やすかったですね。細かいところでは、人と人の関係性が色を変えていくところなどはとても魅力的に描かれていて、見ていて楽しかったです。


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tag: 韓国ドラマ 幽霊 ソ・ジソプ

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