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ソウルで観た映画 『건축학개론 / 建築学概論』 感想

ソウルに着いて 1 本目に見たのは、映画 『건축학개론 / 建築学概論』。

3 月下旬に封切りされ、観客動員数は 400 万人突破。ストーリーとしては、それほど珍しい話ではありません。学生の恋、その 15 年後の 2 人を描いた、過去と現在を行き来するラブストーリー。

字幕なしでの鑑賞なので、ポイントがずれていたり、理解があさってだったりするかもしれませんが、なんというか、見せ方がとても良くて、ラストに一筋の涙が流れる感じでした。

ここで泣いてくださいと涙を誘うようなあざとさもないところが良かったなと思いました。


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건축학개론 / 建築学概論

[監督・脚本] イ・ヨンジュ (『不信地獄』)

[出演]
オム・テウン (現在 スンミン)
ハン・ガイン (現在 ソヨン)
イ・ジェフン (過去 スンミン)
スジ (過去 ソヨン)
チョ・ジョンソク (ナプドゥグ スンミンの友人)
パク・スヨン (ク所長 スンミンの上司)
コ・ジュニ (ウンチェ スンミンのフィアンセ)

[あらすじ]
もしかすると… 愛することができるだろうか? 建築学概論の授業で彼女との初めての出会い。
溌剌としているがはにかみ屋の 20 歳の建築学科のスンミンは、'建築学概論' の授業で初めて会った音大生ソヨンに一目惚れ。一緒に宿題をすることになり、徐々に心を開いて親しくなるが、自分の気持ちを上手く表現できない純真なスンミンは、口に出すことができなかった告白を心の中にしまったまま、小さな誤解によってソヨンと遠ざかることになる。

もしかするとまた…愛することができるだろうか? 15 年ぶりの彼女との再会。
建築家になった 35 歳のスンミンの前に、15 年ぶりにソヨンが突然現れた。当惑を隠せないスンミンにソヨンは家を設計してほしいと頼む。スンミンは、自分の名前を冠した初めての作品として、ソヨンの家を手がけることになった。一緒に家を作り上げていく間に、愛があったかもしれなかったあの時の記憶がよみがえり 2 人の間に新しい感情が積み重なり始める…

NAVER 영화 映画情報より


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この作品、何よりもキャストが自然で良かったです。誰にもトゲがなく、画面からはみ出すようなでしゃぱった演技もなく。おりしも、主演 4 人ともドラマで活躍している俳優ばかり。

過去を演じるのは、イ・ジェフンとスジ。このカップル、相互の駆けあいも面白いし、相性も良かったように思います。

イ・ジェフンは、現在、ドラマ 『ファッション王』 に出演中ですが、御曹司役よりも断然、本作のキャラの方が良いです。個人的には、この人は映画向きの俳優だと思っています。容貌は派手でないけれど、スクリーンの中で映えるのよね。また、スンミンというキャラは、告白の練習をひとりでモゴモゴやってみたり、先輩に自慢げに話したり、純真な愛らしい姿で描かれ、イ・ジェフンがこの奥手な大学生を好演しています。

ガールズグループ missA のメンバー、スジ。常日頃、ワタシはアイドル出身の役者には辛辣なのですが、本作では、奥手なスンミンをちょっとリードする積極女子のキャラが良かったですね。

そして現在を演じるのは、オム・テウンとハン・ガイン。

オム・テウンは、現在、ドラマ 『赤道の男』 で泥沼の復讐劇が展開する中、強烈なキャラを発揮していますが、本作では、心穏やかな男。あまりのギャップにちょっと面食らいましたが、そういえばオム・テウンは 『シラノ恋愛操作団』 でもしっとりした役でしたね。

そして、ハン・ガイン。前クールのドラマ 『太陽を抱いた月』 で演技上のバッシングをさんざん受け、相手役との年齢バランスの悪さが不評に輪をかけて少し気の毒でした。本作では、等身大のキャラということもあり、病気の父親を抱えるバツイチ女の役は、大人っぽくて良かったですね。映画出演は 『マルチュク青春通り』 以来でしたか~。

スンミンの恋愛アドバイザー的存在の先輩役だったチョ・ジョンソクも、現在、ドラマ 『The King 2Hearts』 で活躍中ですが、こちらでは道化回しの役で笑いを取ってました。

過去はイ・ジェフン、現在はハン・ガインがひっぱっていくようなストーリー。

この物語は、スンミンとソヨンという 2 人の話なのだけど、4 人出てくるため 4 人別々のストーリーのように展開するところが面白いですね。まるで過去と現在は別人というような扱いで。時が経てば人も変わるということが感じられます。

劇中、現在のスンミンは、フィアンセに昔のソヨンのことを 「쌍년 / シャンニョン」 と呼ぶのですが、その場面では場内で笑いが起こりました。どういう意味かなと思って後で調べてみると、もともとは女商人をさし、かつて商人は階級上で蔑まれていたことから、商人に対する卑語なのだそうです。つまり相手を卑しめる表現。
(썅년 / シャンニョンに対する男商人は 썅놈 / シャンノム)

そんな表現は、スンミンの本心だったのかしら。

初恋は叶わないから切なく、忘れられないから引きずるもの。終わらない初恋にピリオドを打つというこの物語。ピリオドを打つ必要はあるのかな。打たないと次へ進めないものなのかな。

ピリオドを打つことでより一層切なく感じられた終わり方に不覚にも涙ぐんでしまいましたが、好きな作品だなと思っています。2 人の間を結んだ記憶、2 人がこの先も唯一共有できる記憶は、"記憶の習作” で、この音楽の使い方が秀逸でした。


『建築学概論』 挿入歌 MV 
♪ 기억의 습작 / 記憶の習作 ♪ by 전람회 / 展覧会 (映画のネタばれあり)

(Thanks to upnewsmovie from YouTube)



tag: 韓国映画 イ・ジェフン

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