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韓国ドラマ 『ブレイン』 全 20 話 視聴完了♪♪


韓国ドラマ 『ブレイン / 브레인 』 (KBS) 全 20 話、見終わりました。


ソン・ガンホも熱心に視聴していたと伝えられるドラマですが、ワタシにとって視聴はとてもハードでした〜。何といっても、メディカル用語に振り回されたこと。エクセルシートに用語集を作りましたよ。メディカル用語が分からないと話の内容が分からない... という部分にもぶつかりました。脳疾患、神経外科、臨床試験に関する専門用語がこれでもかと出てくるので、調べ物が多かったけれど、自分の仕事にも少し絡むので、こんなに勉強しながらドラマを見たのは初めて (笑)。


さて、このドラマをどう書こうかなと悩みましたが、悩む必要はないなという結論に。このドラマを圧倒的に牽引したキャラクター イ・ガンフンという医者と、イ・ガンフンを演じたシン・ハギュン。この 2 人についてしか、ワタシは書けないな。韓国のレビューにもそうした記事が多いのにも頷けます。


以下、ネタバレがあります。ご了承ください。



=======


演出: ユ・ヒョンギ / ソン・ヒョノク


脚本: ユン・ギョンア


出演:


シン・ハギュン : イ・ガンフン (神経外科専任医)
チョン・ジニョン : キム・サンチョル (神経外科教授)
チェ・ジョンウォン : ユン・ジヘ (神経外科フェロー)
チョ・ドンヒョク : 
ソ・ジュンソク (神経外科専任医)
イ・ソンミン : コ・ジェハク (神経外科 科長)
キム・スヒョン : 
チャン・ユジン (財閥グループの娘)
ソン・オクスク : キム・スニム (ガンフンの母)
パク・ヒョジョン : ファン・ヨンソン (チョナ大学病院 病院長)
パク・チョロ : パク・インボム (チョナ大学病院 副院長)
イム・ジウン : ホン・ウンスク (神経外科看護師長)
シム・ヒョンタク : チョ・デシク (神経外科フェロー)
キム・ガウン : イ・ハヨン (ガンフンの妹)


=======


 




 


イ・ガンフンとキム・サンチョル

この 2 人にまつわる話が、ドラマの主軸です。

キム・サンチョル (チョン・・ジニョン) は、患者からも、院内の同僚からも、後輩からも尊敬されながら、臨床も怠ることなく、研究にも邁進する、善良な医師。一方、イ・ガンフン (シン・ハギュン) は、外科医としての実力にずば抜けている秀才だけど、高慢で冷酷、自尊心に満ち溢れ、助教授の椅子を虎視眈々と狙っているため、周囲からは不人気。誰に対しても優しく、親切で、誰からも信頼され、人格者としてすでに確固たる地位を築いているサンチョルを敵視しながら、サンチョルと向き合うことになるガンフン。いつか  「その偽善の仮面を剥いでやる」 と。



完全無欠の医者という設定のサンチョルには知られたくない過去があり、その過去がガンフンの過去ともつながるという因縁のストーリー展開。ガンフンがなぜ冷酷な医者になったのか、その鍵は、実はサンチョルにあることがわかります。


ガンフンは、他人にも厳しいけれど自分にも厳しく、医者としてはプロ中のプロ。確かに傲慢で、自分の名誉のために、困難な手術、スキルの高い手術を好んで行うと周囲から妬み嫌われるけれど、ミスをしないとの絶対の自信をもって手術に臨むのは、医療過誤で父親を亡くした経験から来るものじゃないかなと思ったり。

この 2 人が対峙するシーンは、とにかく見ていて圧巻。最初は、性格の合わない、医師としての信念の異なる 2 人ぐらいの感じなのですが、因縁があらわになると、ガンフンがサンチョルを追いつめ、サンチョルが壊れていく展開は見どころですね。サンチョルと憎しみや執念で絡みながらも、ガンフンがサンチョルから学んでいくところも面白いです。



サンチョルがガンフンに、「心で考えろ」 と言うシーン。
心で考えろと言いながら、指は頭を指しているので、なんで?と思ったのですが...(あとでわかります)





 


イ・ガンフンと女たち

ガンフンの冷酷で傲慢、自信満々の性格は、女の目から見ると、なんとも魅力的に映ることがあります。そこがシン・ハギュンの上手いところ。ワタシなんてもうヘロヘロですよん (笑)。


ガンフンが立身出世のことしか考えていなければ、財閥令嬢のユジン (キム・スヒョン) との結婚を選んだはず。でもユジンには見向きもせず、ドジばかり踏んでいる後輩のジヘ (チェ・ジョンウォン) に心惹かれるのは、ジヘのひたむきさをちゃんと見ているからなのよね。



ジヘはいつからガンフンが好きだったのかな〜。レポートを破られるわ、怒鳴りつけられるわ、自分に対してめちゃくちゃ冷たいガンフンに、自分から先にコクっちゃうところが、ジヘのカワイイところ。だからジヘも憎めないのよね。



ガンフンとジヘのラブラインは、リアルだと思います。相手を視線の先においているくせに、互いに近づきたいくせに、抑えこんでしまう... ドラマティックに進行させないところに、これまた余計に想いが募ってしまう... 誰にって、ガンフン  にですよ、モチロン。



なかなか近づかない 2 人が近づくと、とてもロマンティックに見えるのですよ。この演出はすごく好きですね。



風船ガムキス... って誰が名づけたのでしょうかね〜。この先は、敢えてキャプりません (笑)。すごくいい場面だからね。


 


ガンフンに想いを寄せる女性がもうひとり。ユジンの設定は、いまひとつ。ドラマの中であまり生かされていなくて気の毒。


 


 


 


◆ イ・ガンフンとその他の人々


イ・ガンフンとコ科長 (イ・ソンミン) の関係は、シリアスなんだか、コミカルなんだか (笑)。コ教授は、俗っぽい医者として道化役のようでした。助教授の椅子を狙うガンフンは、コ科長のカバンもち。いや、コ教授の方が、ガンフンの実力を利用して、さらにのし上がろうとしていたのです。副院長が、ガンフンとコ科長は、まるで恋人のような関係だと言っていたところ、大爆笑。



序盤は、助教授の椅子をめぐって、同期のソ・ジュンソク (チョ・ドンヒョク) と競っていたガンフン。実力からしても、断然ガンフンが上なんだけど、ジュンソクってば、父親が院内の要職に就いていたりと、医者一家なんだよね〜。お坊ちゃまだけに、ガンフンにとってもイケ好かない奴。何を考えているのかわからないのよね。でも、悪い奴ではありません。



コ科長は、緊張で手術中に手が震えてしまったり、ジュンソクは、手術後に死んだ患者のことがトラウマになって、手術室に入ると呼吸困難に陥ったり.... この神経外科、大丈夫なのかと... きっちり仕事をしているのはガンフンだけじゃないかと。ガンフンは強いのよね。


そんなガンフンの最大の弱点は、家族。母親 (ソン・オクスク) に捨てられ、父親に育てられたガンフン。父親が死んで、戻ってきた母親のお腹には子供が... 。母親を許せないガンフン。そこに、母親の病気という定番の展開が待っていました。しかも、これが、ガンフンが専門とする脳疾患。ご都合いいな... 母親をめぐるエピソードは、過去の恨みと病気、2 つあるのでかなりうざい(ごめんね)。どちらかひとつにしてほしかったな。



さらに、母親を助けたいがために、あの冷静なガンフンが大暴走... はぁぁ。 ちょっとありえない設定の暴走劇も韓ドラのお得意とするところだけどね...。


あと、脇では、チョ・デシク (シム・ヒョンタク) と看護師長 (イム・ジウン) との 2 人のあやうい?関係とやり取りが、ドラマの中の和みで好きでしたね。



 


 


Wrap Up


イ・ガンフンが白衣を翻して歩いている姿を見ただけで一目ぼれしてしまったワタシ...


彼は一体、何と闘って、誰に勝ちたくて、這いずりまわり、駆け抜けるのか。
彼が闘う相手は、彼自身であり、彼の中にあったということでしょうか。


冷酷で高慢なイ・ガンフンを憎むことができず、むしろ、愛しく思えてしまうのは、人をどこか突き離してしまうガンフンの不器用さや、言葉で表現されない微妙な心理を、見ている方が自然と汲み取ってしまうからではないでしょうか。


強烈だけど繊細、冷酷なのにロマンティック、そうした相反する部分を持っていながら、あえて見せない。見せなくてもわかるように演技するシン・ハギュンが素晴らしいということに尽きるのですけどね。



 


このドラマ、ストーリーの展開としては、比較的短期間の間に、ガンフンに次々と試練が訪れては立ち上がるというご都合のいい設定が多いことも否めなくて、終盤、失速してしまうのも仕方ないと思います。


また、前半は、ガンフンだけでなく、それぞれのキャラクターにも視点が置かれますが、後半は、ガンフンだけで引っ張っているようなところがあって、役割配分のバランスがいまひとつかな。これは韓ドラによく見られる傾向ですね。


手術室など医療装置のセットには、相当額が投資されたとかで、かなり本格的なメディカルドラマだったようです。日本のドラマ 『白い巨塔』 が、韓国の医療ドラマにも大きな影響を与えているのは明白だと思いますが、このドラマにも、やはりその片鱗がうかがえました。


このドラマには、イ・ガンフンという魅力的なキャラクターが、どっしりと構えていて、良くも悪くもこのキャラクターを堪能、いや分析するのは楽しかったです。


さて...


人の心はどこにあると思いますか?


当然、心臓のある胸のあたりを指したくなるでしょう。でも、そこではありません。


人間の感情をつかさどるのは脳。脳こそが人の心なのだと。



 


  

tag: 韓国ドラマ シン・ハギュン

コメント:

Unknown

あまぐりさん

>シン ハギョンの歌を歌う前の演技がとても良くて(ガンフンの本当の気持ちが見えるようで)何度も見てしまいました。

そうそう、あそこのシーンはとりわけいいですよね。ガンフンの憎めない一面を表していて、シン・ハギュンが素晴らしいの一言につきますが。

>「憂鬱な手紙」
ちょっと古い曲のようです。歌詞の内容など把握していませんが、あそこで歌を歌わせるという演出が思いがけず、ウルっとしてしまいますね。

Unknown

お返事ありがとうございます。

誕生日で良かったのですね。

シン ハギョンの歌を歌う前の演技がとても良くて(ガンフンの本当の気持ちが見えるようで)何度も見てしまいました。

「憂鬱な手紙」という曲なんですね。いい曲だなと思います。(このドラマはいい曲が多いと思います。)

はじめまして

あまぐりさん、はじめまして。

もの覚えが悪い頭なもので、的外れな回答かもしれませんが、ご質問は 19 話でしょうか?

>ジヘの部屋の暗証番号がガンフンの誕生日
そうだと思います。ガンフンは、陰暦を使っているとかなんとか言ってますけど (照れくさくて?)。

>ジヘに歌を歌うシーン
音楽には疎いので調べてみましたが、放送当時の記事では、ユ・ジェハの「憂鬱な手紙」とあります。
元記事
http://thestar.chosun.com/site/data/html_dir/2012/01/17/2012011702116.html" target=_blank>http://thestar.chosun.com/site/data/html_dir/2012/01/17/2012011702116.html

間違っていたらごめんなさい

Unknown

最近横浜の関内の韓国スーパーで、字幕なしの「ブレイン」を2000円で購入。すごく面白かったです。もちろん医療用語は難しく理解できてないところも多いのですが・・
ジヘの部屋の暗証番号がガンフンの誕生日?(それとも他の意味が有るのを見逃してるのか。)
ジヘに歌を歌うシーンもすごく気にいったのですが、あの歌のタイトルは?
もしご存知でしたら教えてください。

ガンフンに始まりガンフンに終わるなのね

lotusさん、こんばんわ~

「ブレイン」面白かったです。lotusさんが紹介してくれなかったら、絶対視聴する気にならなかっただろうから、もう、感謝感謝です。

>この 2 人についてしか、ワタシは書けないな
ストーリー展開に関して書けば、ツッコミどころ満載だものね(笑) 意外だったのが、「脳」≒「人の心」を描いていくドラマだと思っていました。序盤では、手術の如何によっては、人格が変わる、という現実を描いていたはずなのに。ガンフン先生の母のエピソード前後から、妙にテーマがずれた気がします。
もっと、突っ込んで、「人間とは何か」を描く予定だったような気がします。
ハギュンが素晴らしすぎて、テーマ云々よりも、「イ・ガンフン」がテーマのドラマになっちゃったのかな。

しかし、このドラマの中でガンフン先生は、艱難辛苦を与えられますが、一番傷ついたのはコ教授にすげなくされた時じゃないかしら、と思っている私です(爆)

PS,「ファッション王」のレビュウ堪能いたしました!(爆)
やっぱりlotusさんもちゃぶ台ひっくり返したのね♪

ガンフン Love

yuca さん、コメントありがとうございます。
『ブレイン』はハギュが出演しているという理由で見始めたものでしたが、最初から最後まで、ハギュのガンフン鑑賞のためのドラマという一言に尽きるような気がします。

>ガンフン先生の母のエピソード前後から
そうですよ、このあたりから迷走していましたね。結構、しつこいエピソードでしたものね (笑)。もっともストーリーよりも、ガンフンがどんな表情で、どんな行動をしでかすのかということの方が重要鑑賞ポイントでしたけど。

>一番傷ついたのはコ教授にすげなくされた
くくく。いいコンビでしたよね。恋人同士のような関係とは、副院長に座布団3枚!!

>ちゃぶ台
すでにカニ騒動の冒頭 2 話でひっくり返し済み (爆)。腹をくくってラストに臨み、ヤケ酒で...(笑)。

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なお、旧館からの移行記事 (2012年3月以前) はうまく反映されていないものがあります。

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