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「根の深い木」 の原作読了!そしてドラマ...

 




SBS ドラマ 「根の深い木」 の原作 「뿌리깊은 나무」 の邦訳版 「景福宮の秘密コード - ハングルに秘められた世宗大王の誓い(上下)」(イ・ジョンミョン 著 /  ? 淵弘 訳) を読み終えました。

難解と思われるドラマ 「根の深い木」 を見るにあたって、これはもう邦訳版を読んでしまうしかないと。もちろん、ドラマと原作が 100% シンクロするとは思われません。原作にないエピソードや登場人物がドラマ序盤ですでに登場していますし... 。でも、これから起こる数々の事件の謎解きは、算学、天文学、言語学、解剖学、陰陽五行などが絡み、かなり複雑なので、事前知識があれば理解に役立つかと。

上巻では、宮中で起こる学士殺人事件 4 件と、その事件の謎を追う兼司僕チェユンの姿。下巻前半は、第 5 の事件まで、下巻後半は、連続殺人事件の謎説き。王はどんどん追いつめられます。

結局、この話は、国の根幹の拠りどころはどこにあるのか、国のあるべき姿、向かうべき姿は何なのか、こうした問いについて異なる考えを持つ臣下たちの闘争劇と言ってしまうと簡単ですが、国を統べるということ、治めるということは、簡単なことではないようです。

実用か経学か。どちらかひとつを選ぶために争うのではなく、どちらの利も得る方法を考えればいいのに... とは、ワタシの単純な思考にすぎませんが(笑)。

原作では、中宮の父親である領議政シム・オンが獄事の責任を問われ断罪される事件が、のちの殺人事件と大きく絡み、世宗の政治理念の出発点のような位置づけになっています。ドラマでもこの事件が描かれていますが、ドラマでは世宗を描く上でさらに過去のエピソードが追加されるようですね。

ハングルの制定は、世宗の悲願とも言え、世宗と世宗を支える人々の高潔な志に心打たれるものがあります。さらに、世宗の世界観にも通ずる、人間に対する受容の広さ、深さにも敬服してしまいます。

ラストは、胸に熱いものがこみ上げてきて、心の中で、「殿下... 」 とひれ伏してしまいました (笑)。





史劇ドラマの最初の関門は、主人公たちの幼年時代。そこでダラダラ進むと、躓いてしまうことが多いのです。

このドラマでも、チェユン (トルボク) の幼年時代がこねくり回されているのが気になりました。若くして即位したイ・ドが、その青年時代に何を考えていたかということは、重要だと思うのですが、少年チェユンと青年王が情緒的に絡んでしまうのは、その後の筋書き上、ご都合良すぎるかなと。

また、チェユンの父親の設定も、原作では北方の辺境へ開拓民として送られる農民でしたが、ドラマでは知能の低い奴婢で、なんだか不憫さを増幅しているところも気になりました。さらに、チェユンの怨讐の対象が王という設定も原作にはなく、恨みつらみの怨讐劇にしてほしくないなぁと。

人情ものの側面もあるのはいいけれど、そこに偏らず、理路整然としたクールなミステリー政治史劇の側面も楽しみたいなと思うのですが... さて、どうなることやら。








tag: 韓国ドラマ 根の深い木

コメント:

ますます

aratanyan さん、コメントありがとうございます。

>最初のシーン、?あれ?何ですと???のオンパレード
ワタシも、うむむ、なんという滑り出しなんだ~と唸りながら見ていました (笑)。
ドラマで追加されるエピソードも興味深いですが、原作の持ち味も大事にしてほしいですよね。

>ジュンギ君の苦悩のイドぶりは美しかったですね。
ホント、品があって 良かったですよね~。序盤は若きイドだけでいいので、じゃりんこチェユンはもういいからなんてね

>しかしながら、ムヒュルさんが・・
ムヒョル、原作では涙 なくして 語れませんよね。ワタシもスラリとした方を想像していたので、意外と無骨漢だったことに苦笑い。でも頼もしいから合格 にしました (爆)。

この先もますます楽しみですね

見ごたえ有りそう

こんにちは♪
いよいよ始まりましたね。
チェユン@ヒョク氏はいかがなものか・・と思っておりましたが、あの肉体美見て合格!(爆)
最初のシーン、?あれ?何ですと???のオンパレードでした。今後の展開でどう折り合わせていくのか。
はたまた全く違ってゆくのか。興味は深まります。
ジュンギ君の苦悩のイドぶりは美しかったですね。
しかしながら、ムヒュルさんが・・私の中で美化しすぎました。あんなごっつい人だとは。うむむ、な慣れるしかないか。

たしかに難しい...

komachi さん、コメントありがとうございます。

原作における事件の謎解きは、難解でしたね。でもドラマが原作にどれほど忠実なのかわからないので、異なる切り口で進めるのかもしれません。

ドラマでまだキャストが発表されていない準主役級の人物は、原作にないので、そうしたドラマなりのエピソードや解釈がいろいろ出てくるのではないでしょうかね。

>でもわりとあっさり子供時代が終わって
チェユンの子供時代はさらりと流してくれていいのですが、ジュンギの青年世宗の時代が短いのはもったいないわ...なんやかんやいいながら、ミーハー目線なんですけどね(笑)。

キャストも魅力的だし、細かいところはわからなくてもスルーして、楽しめればいいかな

正しいアプローチ

こんにちは。

納得。
こんな難しい原作のドラマ化なんですね~
どうりで難しいはずですわ・・。>_<;

細かいところが全然わからなくても楽しめるのはチャン・ヒョクと王様役ふたりの俳優の力なんでしょうが、やっぱりいろいろわかってみるほうがずっと面白いでしょうね。
この翻訳をまず読むべきかしらん。。

>恨みつらみの怨讐劇にしてほしくないなぁと・・

チェユンと王の悪縁、強調されてましたけど、でもわりとあっさり子供時代が終わって、ドラマとしてもミステリー方向に行きそうな気がします。

お久しぶり~覚えてますか?

おはようございます

  私も同じ事を思いつつみていました

    チェユン@ヒョクssiの意味が解らず~これって必要ないと思いつつ見ています。
   ヒョクssiの演技派いつも同じで「おこり顔&睨みつける」
    あぁ~~~チンピラみたいだわ
   だから、このドラマの『情緒』を違ったものにしている様な気もします

    王。。。。
     若き頃の苦悩も。。。よく描かれて良いって思いますし
     
    ジュンギ君の苦悩。。。。
        イ・ド。。。最高にいいですね
    柔らかい表情も・・・・風格もあり、どっしりした感じで、穏やかに見れますね

   ヒュムルssiも初めてで。。。。
     これもいいですね。。。。
  やっぱり。。。足を引っ張るのは
     ヒョ・・・・・クさんかな    

覚えていますよ

おじょさん、コメントありがとうございます。
もちろん覚えています。

>チェユン@ヒョクssiの意味が解らず~
>ヒョクssiの演技派いつも同じで「おこり顔&睨みつける」
ドラマのチェユンのキャラにはワタシも不満でした。チャン・ヒョクが悪いのではないと思いますが、原作のチェユンとあまりにかけ離れていて、ドラマの設定がベタすぎてしっくりきませんでした。それに、やはりハン・ソッキュの存在感の方が圧巻ということもあり、多少チェユンがかすんで見えてしまいますね。ソイ役のシン・セギョンとのバランスも年齢的に釣り合っていないし。

またチェユンよりサイドキャラクターが魅力的だったことも、チェユンにとっては残念な材料だったかもしれません。たとえばムヒュル役のチョ・ジヌンや、青年王イ・ドのジュンギ君とか、出番が少なくても印象的でしたよね。  
それでもドラマ自体は、他の歴史ドラマに比べれば格段に優れていると思います。

見終わりました

今晩は

   今日~見終わりました

     う~ん、感動作でしたね

    俳優陣の充実・・・ぶりで、私の中の時代劇では最高ですね
 
     善徳女王も良かったのですが~あれは「娯楽ドラマ」でしたね
        その中で「ミシル&ピダム」が圧倒的であっただけでしたが~
       このドラマ~主役が???いつも緊張感があり~中だるみも殆どなく、緊張感が持続するドラマでしたね

    ソ・イも可憐でる凛として。。。。
      若いけれども「いい女優」さんだなっておもいましたね

     いっぱい書きたいのだけれど。。。。
       なにから書いていいのか??? 
      

ガッツリ

おじょさん、完走おめでとうございます。

>俳優陣の充実
ハン・ソッキュが演じた圧倒的な王をこれから超えられる俳優が出るのかどうか。

『善徳女王』もストーリーやキャラクターはよく作りこまれていて、面白かったですよね。確かにエンタメ性の高い作品でした。『根の深い木』 はガッツリな歴史劇という感じですが、一度これを見てしまうと、朝鮮時代の史劇は他のどれを見ても物足りなく見えてしまうので困ったものです(笑)。

ソイ役のシン・セギョン、ワタシも好感が持てました。
まだ若いし、ステキな女優さんになることでしょうね。

>なにから書いていいのか?
いろいろ考えてしまうドラマですよね。ワタシもドラマを見ているときは、あれもこれも書きたいと思ったけど、結局、うまくまとまりませんでした (笑)。


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