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「奎章閣閣臣たちの日々」 (下) 〜 Adios 4 人衆

 


 


「奎章閣閣臣たちの日々」 (下)、読了しました。

ラストは、ワタシも王宮の門のそばで、涙を流しながら手を振って、旅立つ 4 人を見送る気分でした。 どこへ、旅立ったかは... この記事の一番最後に書いてありますが、原作で楽しみたい方は、この記事を最後まで読まないでくださいね。

4人衆は、官吏の仕事についてもつるんでいるし、同じ家に住んでいるし、より絆を深めていきます。でも、「成均館儒生たちの日々」 から 「奎章閣閣臣たちの日々」 を通して、この話は基本的にユニの話なんだということをきちんと認識できました。どうも、舎兄カップルに振り回される傾向があるもので。

ユニが弟ユンシクの身代わりで、女の身でありながら男として成均館に入学、大科に合格、そして奎章閣に就職し、エリートとして歩み出しますが、ユニは本来の自分の姿を取り戻すことができるのかという顛末が一連の基軸だと思います。


原作では、どんなに理不尽で、どんなに不平等であるとわかっていても、理屈や原則だけでは、簡単に既成の世の中を変えることもできないし、人々の心を変えることも難しいということが、4 人衆の奮闘する姿を通じて、決して重苦しくなく、軽快に語られているところが、面白さだったのではないでしょうか。

原作もドラマも、王が、新しい時代を、未来を、若者たちに託そうとする姿は同じかと思います。でも、ドラマは、変革に対してドラマティックに未来志向だったかと。一方、原作の帰結は、世の中の変革ではなく、人と人の関わりや日常に重点が置かれているような気がしました。

下巻のツボをいくつか...


 


◆ ジェシンの愛の詩

ジェシン、幼な妻を迎えておきながら、というか、本人が望んでいたわけではないのですが、妻よりユニ...

うたたねしているユニを見て、「美しいんだな」 と呟いたり、キスしようとしたり...

「おまえのために書いた詩がいっぱいあるんだ。いつになったら、書くのをやめられるのだろうか?」

ジェシンが心の中を吐露するこの一文、切なすぎて不覚にも涙が出てしまいました。原作のジェシンは粗暴なやつだから、より切ないのです。そして、最後までユニは気付かないんだよね。気づいているのはヨンハだけ。


 


◆ The 紅壁書


紅壁書の事件は、社会背景を映す鏡のようなラインになっていましたが、そもそも紅壁書はジェシンひとりだったはずなのに、他の3人が親衛隊のようにがっちりガードを固めるものですから、4 人衆ひと組で紅壁書というような存在に。

まぁ、紅壁書は、ジェシンの優れた詩文あっての紅壁書。紅壁書に対抗するかのように、青壁書、その他もろもろの壁書が出現して、都は大混乱。それもこれも、紅壁書の詩文に憧れる輩が多いからなんだけど...

この壁書事件、みごとに解決するくだりは、ドキドキ★ハラハラ。


 


◆ ヨンハの暗行御史!?

このエピソードには、大爆笑。だいたいヨンハに暗行御史を任せるなんて、奇策中の奇策。それを任命した王でさえ、不安になるくだりがあるほど。

隠密行動が基本の暗行御史。どこからどう見ても立派な暗行御史に見えてしまう聡明なソンジュンでなく、どこからどう見ても暗行御史が似合わないという理由でヨンハが選ばれたものの...

あまりに派手派手な身なりで、隠密行動どころか目立ちすぎて...  水戸黄門の印籠よろしく、この紋どころが目に入らぬかと、馬牌をかざしても、偽暗行御史として捕えられる始末 (笑)。暗行御史のステレオタイプなイメージの裏をかくところはお見事!?

何しろ妓楼通ですし、情報収集に並々ならぬ手腕を発揮。のちに王も感服することになるのですが...

その派手派手な衣装ですが、実は、すべてヨンハ妻の手作りなんだそうです。なんと、できた嫁...ヨンハ妻のエピソードももっと欲しかったな。

ヨンハはへらへら笑っているけれど、決して目は笑っていないのよね〜。


 


◆ ユニ、宮女との姦通事件に巻き込まれる...

はっ? そんなことありえない...

ソンジュン、ジェシン、ヨンハはもちろん、王様も、ソンジュンのパパも、そして読者もひっくるめて、みんなそう思うはずですが、小説の中では、さもありなんという事件として進行し、ユニはますます男としての名声を手にするものだから... (笑)

ユニ、最大の危機を救ったのが、あのチョソン... チョソンもかっこいい。


 


それにしても、ソンジュンはあいかわらず優等生すぎて、ちょっとつまらなかったな... まぁ、ソンジュンまで崩れてしまったら、4 人衆の意味がないのかもしれないけど。

でも、ユニが、ヨンハとジェシンの間に挟まれているのを見ると嫉妬してしまうかわいいところもあるのですが、相手はヨンハとジェシンなんだからさぁ (爆)。

ヨンハの暗行御史、青壁書の詩文の添削などのエピソードは、ドラマでも少しだけ、こそげ落としたような場面がありましたね。


せっかく 4 人衆を手をふりながら(?)見送ったのに、なんだかまた成均館時代を振り返ってみたくなってしまいました。それじゃ、いつまでたってもワタシと 4 人衆との日々は終わらないじゃない...


 


↓↓↓↓


 


ラスト、ユニとユンシクが入れ替われるチャンスをちゃんと用意した王。王の懐の深さに脱帽。そして、この先の 4 人衆+α が清国へ向かう旅は、またまた珍道中になりそうな予感です。


Adios 4 人衆!


 


 

tag: 韓国ドラマ 成均館スキャンダル

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