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「天使の誘惑」 全 21 話完走

そういえば、感想を書き損ねていました。

 「天使の誘惑 / 천사의 유혹」 全 21 話 SBS 2009 年




いわゆる、マクチャンドラマ (막장 드라마 = 非現実的で無理やり作った感じのするドラマ)。

まぁ、総じてドラマというもの自体、非現実的であり得ない設定がないと成立しないところがあると思うので、これはマクチャンであれはマクチャンでないとか言い切れないと思うのですが... 

ともあれ、この作品は、 「妻の誘惑」 の脚本家キム・スノクによる復讐劇。「妻の誘惑」 は未見ですが、ドロドロ愛憎劇だという噂は聞いています。

要は、ひところの昼メロなんですけどね。


 


**********


簡単なあらすじ...

結婚式をあげる一組の夫婦から物語は始まる。永遠の愛を誓う夫シン・ヒョヌ (ハン・サンジン)、そして因縁の報復を誓う妻チュ・アラン (イ・ソヨン)。

交通事故で植物状態となったヒョヌは、意識を回復するものの、アランとアランの恋人ナム・ジュスン (キム・テヒョン) の計略により、火事に巻き込まれ、死んだものと思われる。しかし、実はヒョヌは奇跡的に助かり、全身整形をして生まれ変わりアン・ジェソク (ペ・スビン) と名乗る。



ナム・ジュスン (キム・テヒョン) とチュ・アラン (イ・ソヨン)


アン・ジェソクとなったヒョヌは、看護師ユン・ジェヒ (ホン・スヒョン) の協力を得ながら、妻アランに近づき復讐を仕掛けていく



ユン・ジェヒ (ホン・スヒョン) とシン・ヒョヌ=アン・ジェソク (ペ・スビン)


一方、チュ・アランにとって、嫁ぎ先のシン家は復讐の対象であった。幼少の頃、突然両親を失って孤児になり、社会の底辺で辛酸をなめて生きてきた彼女は、両親を死に至らせたシン家を破滅に陥れるために、ヒョヌに近づき結婚したのであった...。


**********


 


こちらから復讐をしかけたら、あちらから復讐をしかけられてしまったという、復讐のスパイラルという表現がピッタリな作品。

復讐劇は、「赤と黒 (原題: 悪い男)」 のようにしっとり美しく描いて欲しいというのが、ワタシの勝手な要望なのですが、この作品は、映像においても、キャラクターの見せ方においても、ストーリーも、やや野暮ったい感じが否めませんでした。

マクチャンドラマ特有のあり得なさの極めつけは、全身整形 Before と After のヒョヌ。ハン・サンジンがペ・スビンになってしまうわけですから、もう、その時点でこのドラマのあり得なさを嘆くことは、無意味というものです (笑)。

全身整形の技術が発達しているとしても、ここまで可能なのでしょうかね〜(笑)。

Before ヒョヌ (ハン・サンジン)



After ヒョヌことアン・ジェソク (ペ・スビン)



驚くことに、Before ヒョヌと After ヒョヌとでは、特技や性格まで変わっているのです。


Before ヒョヌは、運動オンチで、趣味は韓紙を使った紙人形作りという内向的な性格なのですが、After ヒョヌは、水泳も乗馬も得意で運動神経が抜群、中国語までペラペラという、社交的な性格なのです。

ペ・スビンは、中国で教育を受けている俳優なので、中国語はネイティブ並み、「朱蒙」 でもさんざん馬を乗りこなしていますから、乗馬だって得意で、After ヒョヌとして非の打ち所のない青年役は半端なくピッタリなのです。



そこまで変わってしまうのはどうよと、突っ込みたくなりますが...  それって、容貌は努力しても変えられないけど、特技や性格は努力すればある程度変えられるということじゃないですか...


Before ヒョヌがそういう努力していれば、妻チュ・アランだって、人形作りの姿を見せられるよりヒョヌの魅力を感じただろうし、ヒョヌに対してあれほどまでの嫌悪感を抱かなくてすんだかもしれず... 

After ヒョヌことアン・ジェソクが登場すると、チュ・アランがアン・ジェソクを見て息を呑み、すっかり惚れてしまうのも無理ありません。中身は同じ人だけどね (爆)。



前半ではチュ・アランの悪女としての側面が強調されていたので、当然のことながら、ワタシも 全力で (笑) アン・ジェソク  を応援していました。

でも、後半になると、そもそもこの復讐劇の発端が別のところにあること、チュ・アランには嫁ぎ先のシン家を復讐する正当な理由も資格もあることがわかると、アランが哀れで、すっかりアランの味方に変わってしまっていて...

イ・ソヨンは、チュ・アラン役にピッタリ。ファイティン



チュ・アランを狂わせたAfter ヒョヌ、本人のセリフにもありましたが、事故後、わざわざ全身整形して現れて復讐する必要があったのかなと。

チュ・アランにとっては、死んだはずのヒョヌの存在そのものが、アランを脅かすものだったわけですから、別に整形しなくてもね...。それじゃ、ドラマは面白くないけど。アランがアン・ジェソクに振り回されたからこそ、シン家の負の歴史をあからさまにすることになったからいいのかな...。

この復讐劇は、ひとりの復讐を描いたものではなくて、複数の人間の復讐が折り重なっているのですが、どの復讐の矢も真っ直ぐすぎるためか、感情の流れが一律的で、揺れとか振れが感じられないところは残念でした。

ストーリーの極端なありえなさと、極端なキャラクターにまずドン引きするのが、正常な反応ですが、極端さだけが先走ったり、極端なのにありきたりだったり、落としどころが曖昧なところも残念でした。


最後に全容は明らかになるけれど、なんとなく締めが甘く、不条理感もなく、最後まで野暮ったさが残り、この復讐劇は一体何だったの?という感じで終わってしまいました。ところで、「天使」 は誰なんでしょうかね?



他のキャスト...

チェ・アランの叔父役でチョン・ギュス。



アランにつきまとうゴーストデザイナーにイ・ジョンヒョク (特別出演)。



ココだけコメディ。鼻血まで出してあやしすぎる(笑) ソン・ヒョンジュ (特別出演)。 



アン・ネサン、パク・チョルミンもカメオで出ています。


 






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