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韓・華・日 ドラマいろいろ

◆ 韓 ◆


最近、見たい韓国ドラマがぐっと減ってしまいました。


リアルタイムで見ているのは 「根の深い木」 のみ。リアルタイムといっても、もう 2 週間分ぐらい視聴をためこんでいます。早く追いつかねば...

「ハイキック」 シーズン 3 も見てみようと思いつつ放置。

地上波と BS 放送で見ているのは、「危機一髪!プンニョンマンション」 (TOKYO MX) と 「トンイ」 (BS プレミア) のみ。
「危機一髪!〜」 は、マイナーだけどシュールな B 級ドラマ。シン・ハギュンとペク・ユンシクというだけで、ワタシにとっては美味しいドラマなのです。

ともあれ、ドキドキ、ワクワク感がちょっと足りないのよね〜。


◆ 華 ◆


韓ドラにぼやきながら、話題の華流ドラマでも見てみようかと 「泡沫の夏」  (BS ジャパン) を見始めたのですが、これがまた、少女マンガから飛び出てきたような美男美女の三角関係物語。役者が美形すぎるとついていけない癖がありまして、美男美女で勝手にやってくれと、スネスネモードになってしまいあえなくリタイア。

そこで同じチャンネルで始まった 「ブラック & ホワイト」 を見てみたら、映画 「モンガに散る」 に出ていたマーク・チャオを発見!!! ぎゃーーーっ。



「ブラック & ホワイト」 は、ヴィック・チョウとマーク・チャオ主演の刑事もの。とくに目新しいエピソード満載というわけではないけれど、ヴィック・チョウ演じる陳在天が White で、マーク・チャオ演じる呉英雄が Black ...  あっ、衣装がね...(笑)

陳在天 (ヴィック・チョウ) のキャラクターはとても不自然な設定。元ルンペンが、顔に整形を施し、刑事になるって... どういうこっちゃと思うのですが、この在天の不可解さが、ストーリーにとってはキーとなるところ。とはいえ、ワタシはわりと早い段階でこの秘密に気付きましたよ。

ともあれワタシは呉英雄 (マーク・チャオ) にしか興味がないので、陳在天 (ヴィック・チョウ) はスルーしています (笑)。この 2 人に絡むヒロインが、マフィアの娘・陳琳 (アイビー・チェン) 。この娘、マフィアとは関わりたくなくて人並みの幸せを得たいなどとのたまうのですが、ただワガママなだけのお嬢さん。なぜか、在天と英雄の間を行ったり来たりするものだから、とっても目障り!!(笑)。しかも、英雄がこの娘に惚れてしまうものだから、「やめときな」 とブツブツ言いながら見ています。

前半は、謎めいた部分が多く、展開も早いので面白かったですが、中盤、在天のやさぐれ状態が延々と続くのには嫌気がさしましたが、後半に突入して、またストーリーが動きそうで、おそらく最後まで見るでしょう。



◆ 日 ◆


日本ドラマにはしばらく御無沙汰でしたが、今クールでは、「南極大陸」 (TBS) と 「家政婦のミタ」 (日本テレビ) を見ています。「南極大陸」 はあのメンツを見られるだけでも、いいと思います。タロとジロの話だけではないしね。そして、ミタさん... 松嶋奈々子もなかなかチャレンジな女優さんですね。


西島秀俊主演ドラマも、西島君は見たいけど、よりによって相手役にワタシが最も苦手とする女優なのでアレルギー反応が出てしまってダメですね。


 
これだけ見ていれば充分ですかね〜。


 


 

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愛しのワンドゥク君  1  [追記]

「ワンドゥギ」 観客動員数 150 万人突破記念として (?)、ユ・アインのインタビュー記事を 2 本あげようかなと。

ところで、観客をいかに動員するかということには、いろいろとカラクリがあって、とくに公開初週に上映スクリーン数をどれだけ多く確保できるかが重要なのだそうで、配給会社が大手になるほどスクリーン占有率が高くなるわけですね。「ワンドゥギ」 の上映スクリーン数は、他の作品と比べて圧倒的多数なので BoX Office 1 位というのは、あたり前の結果のようにも見えますが... 上映スクリーン数が多くても興行に失敗する作品だってあるのです。



(Source: KOFIC)

記事の 1 本目は Cine 21 から (元記事)。そういえば 1 年前にも確か Cine 21 の記事をあげたなぁと。

自動翻訳だと意味不明なので、いつものごとく、読みやすいようにリライトしていますが、あくまでも私流訳です。


[追記] どうでもいいワタシのつぶやきを入れてみました。 



==========


 




 


[ユ・アイン] 仮面を示して歩く俳優


ユ・アインは、じっくりと、あるいは、ゆったりと撮ってこそ映える被写体だ。1 分だけ見守ってみよう。彼は少しの間もじっとしていることができない。弛緩あるいは弛緩をあきらめたりしない微細な苦闘。固定した三脚の上にカメラをのせて、インタビューでも録画しようとすると、いつのまにかフレームの外にはみ出て、耳だけが捉えられていることがしばしばある困り者。


この 2 年間、ユ・アインは TV ドラマ 『結婚できない男』 や 『成均館スキャンダル』 で、バストショットあるいはそれよりもさらに近寄ったフレームの中で、より大きな波紋を与える表現をするのは誰かを競う演技をして好評だった。『空と海』 以来 3 年ぶりの映画 『ワンドゥギ』 は、ユ・アインにまず肉体的な解放感を与えた。「からだが楽になれば本能的に演技できるようになるようです。あえてさらに何かをのせなくても良いのです。私の本能が見る人にも受け入れられるかはわからないけれど」。


はたして 『ワンドゥギ』 のワンドゥクは驚くほど気楽に見える。問題児と呼ばれながら、この映画で最も安定した人格を持っていることが見て取れるほどだ。言ってみれば、のけ者にされる青年ではなく、のけ者にするように他の級友たちに強いる青年。だから、ドンジュ先生 (キム・ユンソク) がワンドゥクに行う ‘善導’ は、不良学生をどん底から地上に引き上げるのではなく、早熟で優れているあまり、高いところで駆け巡る大人びた青年を地上に引き下ろして多くの人々の中に引き込もうとする努力に近いようだ。ユ・アインがうなずく。「あいつにとっては、かえって成長の速度を少し遅らせることが助けになるのかもしれない。」
 こういう分析はできなかったけど、ドンジュ先生のワンドゥクに対する関わり方はとてもユニークだと思いました。


 


反抗は、そのまま現実となり、性格となった


貧困、拳骨、障害のある父親とおじさん、家出したフィリピン系の母親。ト・ワンドゥクは、初めからキャラクターをはっきりと規定する荷札がいくつも付いている人物だ。‘世の中で最も哀れなやつ’ で要約されるこの多くの変数は、演技者とって糸口にすぎなかったのだろうか、それとも重荷であったのだろうか。


「いろいろ多くのことを考えました。ただ、ワンドゥクの環境を作り上げている要素を現実的に分析するのではなく、そこで対応するワンドゥクの姿勢だけが重要でした。ワンドゥクは無気力なこともあるけれど、すべてをありのままに受け入れる姿勢があります。「そうだよな、そういうこともできるだろう」 と考えることです。制服を着て、ラーメンを作って食べる演技をしていて、一人で食事の用意をして TV を見ながらご飯を食べた自分の過去の感情が多くよみがえりましたが、当時の自分も不幸だったり悲しいことはありませんでした。ただ、当然で自然だったのですよ。」


‘姿勢’ は、文を書く習慣を持つユ・アインが、最近よく書く主題でもある。「今どんな気持ちだとか、自分が何者だとか、どこにいるかという文を書く時期は終わり、今は、こんな自分が取るべき姿勢を悩みながら文を書いているようです。」


いつになったら、『俺たちの明日』 のジョンテに言及せず、ユ・アインの演技を語れるだろうか? ワンドゥクのように草食動物の目と“あなた方がわからなくても関係ないさ”というような語り口を持つ 10 代の少年。ジョンテが、陸橋の欄干の上を歩く危険な子供を見あげて危険を促すならば、おおげさに困ったふりをしないワンドゥクは悠々としていて、ときに人生を見物しているように見える。
 『俺たちの明日』 は、ユ・アインを語る上で欠かせない作品だし、あの作品の持つ雰囲気とかトーンって 1 度しか見ていないけれど、よく覚えています。


21 歳のユ・アインと 25歳 のユ・アインの間の間隙であろうか? 『ワンドゥギ』 を見ながら、1 年前のインタビューで、学生時代の友人たちと道を歩くときは、一歩遅れて彼らを眺めて歩くのが好きだったという彼の回想を思い出した。そして 『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店』 の撮影当時、同僚たちといる時、誰も見ていない瞬間に若々しく新鮮な微笑を浮かべる姿をたびたび目撃したと言っていたミン・キュドン監督の観察も。


しかし、ユ・アインは成長第一主義者ではない。「ジョンテはワンドゥクより健康だと思います。ワンドゥクのように地上に引きずり降ろされる方が幸せだと感じる今の自分は、ジョンテの姿を渇望していることもあります。はじき出されて歪んで壊れることができるのは、不足がないということだと私は見ているのです。だからジョンテがうらやましいです。多くのことを諦めたワンドゥクは、不幸なんだと思って演技しました。」

その通りだ。ユ・アインはワンドゥクを哀れに思っている。「とても優しくて哀れでした。母親に会っても恋人のように靴を買って、バス停で抱擁する時にも、自分の中のわだかまりを解けず泣く母親に (両手を広げて) 「僕の胸に抱かれて下さい」 というところは、とても早熟で哀れでした。大人たちがだれも彼を一度も子供らしい子供と扱わず、成人のように生きるほかないように追い詰める状況が嫌いでした。」
 そうそう、この場面はワタシが唯一号泣した場面。ワンドゥクはきっと誰かに甘えたい子供に違いないのに、甘えが許されないような境遇で育ち、実に可哀想なのですが、不思議なことに、映画のトーンに憐れみはないのですよね。


17 歳のオム・ホンシク (ユ・アインの本名) はワンドゥクよりも断固とした態度だった。ワンドゥクのように 「学校を止めるたら、だめですか?」 と尋ねる代わりに、止めることを通知した。「大きな反対もありませんでした。私は大きな障害がなくて、反抗がそのまま現実になり、性格になったケースです。少し考えが図太くなった次には、すでにしでかしてしまって、「申し訳ありません。事故になってしまいました」 と言う方便を体得しました。心から事故だと思ったことは一度もありませんが、実は事故でなく私が色々と考えたことなのだと説明して理解してもらう必要を感じられませんでした。分別がなく幼いと私を見下してくれることが気楽でした。結局、重要なことはどんな行動をするかということで、話が先んじて行動が及ばないよりは、行動してから言葉で自分を殺してしまう方がより良かったのです。」


 笑いと涙、事件や事故を乗り換えて軽快に走り去る 『ワンドゥギ』 の映画的スタイルは、ワンドゥクといういたずらに率直な少年キャラクターに対してあまり親切ではない。何でもないふりをすることが身についた少年の弱い心の内を覗き見ることに時間を割いてくれない。ワンドゥクが一人で母親が作ってくれた塩辛いおかずをパクパク食べる時、ようやく心の内の一言を引き出す瞬間、映画がもう少し時間をとって見つめてくれればいいのにというもどかしさが残りかねない。
 普通なら目に涙をためてご飯を食べてもいいような場面なのですが、ひとこと 「しょっぱいな」 と言うだけ。観客を無理やり泣かせる演出ではないところがミソ。


「ワンドゥクという人物を演技する立場では、心残りのこともあるだろうが、あえてそこまでかき回す必要がないリズムに流れる映画です。 私たちの映画の運命だと思います。不遇な環境にいる人物を描いておきながら、なぜ自分たちの話を聞いてくれないのかと駄々をこねずに、すっきり扱った点に満足しています。折衷点を求めたようです。そうした映画はあまりないでしょう。」


『ワンドゥギ』 に出演を決めた頃、ユ・アインは本能的な振る舞いを失わない中で、経験を通して得た技巧を結合する演技を試す機会と感じると話した。映画が完成した今、彼は人為的なものを通じても本物を表現する演技を味わおうとしていた目標にどれくらい近づいたと自評するだろうか。


「結果的には、ジョンテの演技から抜け出すことができない、いやそれが合うのだという方向に傾きました。技巧を使うにしても自分が持っているものを失わずに使うべきで、すべてにせ物の中で技巧を使うことにはならないと思います。ところが、私が持っているものは無限ではありません。誰よりも ‘自分’ というものを多く持っているという自信はあるけれど。ですから、しばらく演技することはできないかもしれないと思うこともあるようです。」
 自分をすり減らしたくないということでしょうかね。次の作品までは時間かかるということなのかしら?


 


何も持たない人の自由を憧れる


『成均館スキャンダル』 以後、ユ・アインの急上昇を見て思った。今や、彼は何の権力も持たない者の権力 (以前彼のミニホームページで話題になった) をそれ以上持つことができなくなるのだと。代わりに商品を売って、彼の好みを大衆が求めるように仕向ける別の種類の権力を獲得するのだと。しかし、ユ・アインは、得ることよりも失うことを、多く気にしているようであった。


「おわかりでしょう。私は、どんな権力も持たない者の権力こそが本当の権力だと思います。 もしかすると... 私が新たに得た力を振り回す方法を分からず、手に余って煩わしくて疲れたからなのかもしれません。そうした脈絡で、10 代時期が最高だとおおざっぱに話したのです。何も持たない人の自由とパワーに対する憧れがあります。さらには、奈落の底に落ちてみたいという欲望もあります。」
 いや〜。この若者には教えてもらうことが多いですね (笑)。


こうしたことをはばからずに語ることのできるスターが、淡々と ‘終わり’ について語ることはそんなに驚くことでない。「どうしようもない瞬間が来る前に、自ら終わらせられば良いなと思います。同時に、そのイメージが鮮明になるほど、それがどれほど難しいことかと実感することになるので、これまでインタビューでも、いつでも辞めることができると話して通っていたのが、ほら話だったことを感じます。」


同じ理由でユ・アインはこれからすべての作品を遺作のように、別の場所へ行く掛け橋として考慮せずに選択したいと思っている。 「期限付きの宣告を受ければ、人生にさらに忠実になるでしょう。 (笑)」


おそらく以前には俳優として選択できないこともありうるという不安が、俳優生活の終止符を想像していたとすれば、今は白紙から出発する完全に違った人生の可能性を念頭に置いた人間の決起として、彼は終わりを考えるようだった。対話を終えてゆっくり立ち上がるユ・アインの顔の上で、この前読んだ詩の最後の一連がかすかに重なった。


 


 


 


 

<Penny Pinchers> News 3 - 制作報告会、Preview、etc...

すでにあちこちに画像、ニュースがあがっていますが、10月19日、 「티끌모아 로맨스 (塵も積もればロマンス)」  の制作報告会が、CGV アックジョンで行われたそうです。

相変わらず Lovely なソン・ジュンギ...

中央は、キム・ジョンファン監督。本作が、長編映画の監督デビュー作。これまでに、さまざまな作品にかかわってこられ、「男たちの挽歌」 のプロデューサーや 「空と海」 の助監督を務められたり、「クイズ王」、「不当取引」、「房子伝」、「グッドモーニング・プレジデント」 の制作にも携わっておられました。







 


ところで、本作の英題ですが、ワタシは公式サイト URL にも使われていた「Love N Cash」 だとばかり思っていました。釜山国際映画祭の資料で知ったのですが、正式な英題は 「PENNY PINCHERS」 です。お金に細かい人、ケチ、節約家といった意味です。この作品、海外配給がCJE&M なので、日本で公開される可能性もあるのではと期待しています。



 


最後に... 最新の Preview ... 面白いところをかなり見せちゃっていますが大丈夫?



(Thanks to YouTube; SJKTW)


 


 

Lovely せじょん 3 〜 「根の深い木」(4 話まで)

「根の深い木」 の第 4 話で、世宗 (=イ・ド) は、ソン・ジュンギからハン・ソッキュへバトンタッチされました。

本ドラマの序盤に登場した若きイ・ドは、先王である父親と葛藤しながら、王として歩むべき道に苦悩する姿がよく表現され、のちに世宗が進めるさまざまな改革や行動の原点を映し出していたようです。

個人的には、先王イ・バンウォンを演じたペク・ユンシクと若き王ソン・ジュンギの、政治理念をめぐる父子のバチバチバトルが、短い 4 話の間に形勢が変わっていくところが好きですね。

若きイ・ドに笑顔はなく、苦悩に満ちていますが、ワタシの贔屓目を差し引いても、ソン・ジュンギの品のある青年王はなかなか良かったと思います。

ほとんど赤い龍褓姿ですが、ざっくりと若き王の Gallery を...


▼ Episode 1 ▼


強権政治を見せつける先王 (父) の前では、己の非力に打ちひしがれるイ・ド。




 


▼ Episode 2 ▼ 





イ・ド: 王は私です。

先王の考える朝鮮と己が考える朝鮮は違うと、先王にたてつくものの、
「お前が考える朝鮮とは何だ?」 と、先王に刃をつきつけられながら問われ、
答えることのできないイ・ド。




 


▼ Episode 3 ▼ 





己が目指す朝鮮は、先王の強権政治を否定することだと悟るイ・ド。










イ・ドは、先王に昨夜の無礼を詫び、すべて父上の御意に従うと告げるが、
それが本心ではないことを先王に見破られてしまう。







 


▼ Episode 4 ▼ 


臨終が近い先王を見舞うイ・ド。


先王: 考えは変わっていないのか。

先王:  私が歩んできた道より厳しい道となるだろう。
イ・ド: そうなるでしょう。

先王: いつか、私の墓の前で、己の考えが浅はかだったことを悔やむ日が来るだろう。
イ・ド: 朝鮮の王の座は、そんな甘いものではありません。





先王: やってみるがいい。お前を王に据えたことが、私の最大の功績となるように。




先王が崩御し、放心状態のイ・ド。





池の水面に映る姿は、その後のイ・ドの姿へ...





 

「根の深い木」 の原作読了!そしてドラマ...

 




SBS ドラマ 「根の深い木」 の原作 「뿌리깊은 나무」 の邦訳版 「景福宮の秘密コード - ハングルに秘められた世宗大王の誓い(上下)」(イ・ジョンミョン 著 /  ? 淵弘 訳) を読み終えました。

難解と思われるドラマ 「根の深い木」 を見るにあたって、これはもう邦訳版を読んでしまうしかないと。もちろん、ドラマと原作が 100% シンクロするとは思われません。原作にないエピソードや登場人物がドラマ序盤ですでに登場していますし... 。でも、これから起こる数々の事件の謎解きは、算学、天文学、言語学、解剖学、陰陽五行などが絡み、かなり複雑なので、事前知識があれば理解に役立つかと。

上巻では、宮中で起こる学士殺人事件 4 件と、その事件の謎を追う兼司僕チェユンの姿。下巻前半は、第 5 の事件まで、下巻後半は、連続殺人事件の謎説き。王はどんどん追いつめられます。

結局、この話は、国の根幹の拠りどころはどこにあるのか、国のあるべき姿、向かうべき姿は何なのか、こうした問いについて異なる考えを持つ臣下たちの闘争劇と言ってしまうと簡単ですが、国を統べるということ、治めるということは、簡単なことではないようです。

実用か経学か。どちらかひとつを選ぶために争うのではなく、どちらの利も得る方法を考えればいいのに... とは、ワタシの単純な思考にすぎませんが(笑)。

原作では、中宮の父親である領議政シム・オンが獄事の責任を問われ断罪される事件が、のちの殺人事件と大きく絡み、世宗の政治理念の出発点のような位置づけになっています。ドラマでもこの事件が描かれていますが、ドラマでは世宗を描く上でさらに過去のエピソードが追加されるようですね。

ハングルの制定は、世宗の悲願とも言え、世宗と世宗を支える人々の高潔な志に心打たれるものがあります。さらに、世宗の世界観にも通ずる、人間に対する受容の広さ、深さにも敬服してしまいます。

ラストは、胸に熱いものがこみ上げてきて、心の中で、「殿下... 」 とひれ伏してしまいました (笑)。





史劇ドラマの最初の関門は、主人公たちの幼年時代。そこでダラダラ進むと、躓いてしまうことが多いのです。

このドラマでも、チェユン (トルボク) の幼年時代がこねくり回されているのが気になりました。若くして即位したイ・ドが、その青年時代に何を考えていたかということは、重要だと思うのですが、少年チェユンと青年王が情緒的に絡んでしまうのは、その後の筋書き上、ご都合良すぎるかなと。

また、チェユンの父親の設定も、原作では北方の辺境へ開拓民として送られる農民でしたが、ドラマでは知能の低い奴婢で、なんだか不憫さを増幅しているところも気になりました。さらに、チェユンの怨讐の対象が王という設定も原作にはなく、恨みつらみの怨讐劇にしてほしくないなぁと。

人情ものの側面もあるのはいいけれど、そこに偏らず、理路整然としたクールなミステリー政治史劇の側面も楽しみたいなと思うのですが... さて、どうなることやら。








tag: 韓国ドラマ 根の深い木

BIFF Report 2 - <Punch> Team

「ワンドゥギ」 (英題: Punch) の野外舞台挨拶の様子は、すでにいろいろなメディアでブロマイドのような画像があがっていることでしょうけれど、その場の雰囲気を少しでもお伝えできればと...

この野外舞台挨拶は日曜の夕方だったこともあり、開始 45 分前に行ったら、すでに大勢の人でごった返していました。多くの若いユ・アインファンたちの熱気で、暑かった〜。暑さのせいか、立ちっぱなしだったせいか、興奮して萌えすぎたせいか (笑)、この後、ワタシは足腰がワナワナになりました。


Oct. 09:  「ワンドゥギ」  BIFF Village 野外舞台挨拶











左からパク・スヨン、パク・ヒョジュ、イ・ジャスミン、ユ・アイン、キム・ユンソク、イ・ハン監督





 


結局、「ワンドゥギ」 は 2 回見ました。Open Cinema での上映は、この BIFF Village 野外舞台挨拶の後にありましたが、運よく当日券を手に入れることができて、そこで再度このチームの舞台挨拶を見ました。その時の動画を撮りましたが、goo では上がらないので、別宅の映画録ブログにて感想とともに後日あげようと思います。ご興味のある方は、そちらでどうぞ (まだ、書いてません...)。

チケットのサインは、イ・ハン監督にいただき、いい思い出になりました。



 


 


 

BIFF Report 1


今年も釜山国際映画祭 (BIFF) へ行ってまいりました。今年から新たな会場 「映画の殿堂」 が加わり、より一層、華やかな映画祭でした。

相変わらず、思うようにチケットをゲットできませんでしたが、仕方がありません。ゲットできないならできないなりに楽しまなくてはということで、イベントにも顔を出してみました。イベント会場、上映館 3 か所を行き来するうちに、足にマメができたり、足腰がワナワナしたりして (笑)。イベントと映画鑑賞との両立は体力勝負だわ〜とつくづく感じたのでした。





★ 映画の殿堂



野外劇場と大中小4劇場を備えた Busan Cinema Center があります。

野外劇場は以前の水営ヨット競技場とは異なり、屋根もあるので雨をしのげますが、花火は見づらかったです。スクリーンは、建物の影が映ってしまったり、照明が明るすぎて画像が白っぽくなるところがいまひとつでしたね。






場外のレッドカーペット。開幕式にスターたちが会場に到着して入口まで歩く場所に敷かれていますが、短いのよね〜。



もうひとつのレッドカーペット。これは、観客が入場するための野外劇場の入口に敷かれていて、長いんです。観客もレッドカーペットを歩く気分に浸れるとか?(笑)



ワタシは現地到着が遅くて、開幕式のレッドカーペット後半にようやく間に合ったぐらいで、もちろん、すでに大勢の人だかりに割り込む隙もなく、はじき出されました。 はじき出されてふてくされていたら、目の前にソ・ジソプとハン・ヒョジュが立っていて驚き。KBSの生放送の舞台袖だったのでした。



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


★ BIFF Village @海雲台


Oct.07: 野外舞台挨拶  「ただ、あなただけ」
ソ・ジソプ、ハン・ヒョジュ


 


Oct.08:  Open Talk
イム・グォンテク監督、カン・スヨン監督、イ・ジャンホ監督、カン・ウソク監督


 


Oct. 09: Open Talk  「武侠」
金城武、タンウェイ、ピーター・チャン監督





 


Oct. 09: Talk to Talk  「 マイ・バッグ・ページ」
妻夫木聡



 


* 「ワンドゥギ」 野外舞台挨拶は別記...


 


 

刑事 vs ベストセラー作家 〜 新作キャスティング♪

 



チョン・ジェヨンの映画 「私は殺人犯だ / 내가 살인범이다」  へのキャスティングは、6 月頃に決まっていましたが、その後、音沙汰がなく、またもやボツになるのかと少し気になっていたところ、共演者にパク・シフがキャスティングされたというニュースが...
元記事

たて続けてに出演しているTV ドラマでは成功しているパク・シフ、今回スクリーンデビューだそうです。



パク・シフの出演ドラマは、「イルジメ」 以外リタイアしてばかりですが、パク・シフに対するワタシの印象は、史劇、現代劇を問わず、いつも同じ表情、同じような ↑ 決めポーズでちょっとツマラナイ、冒険が足りない... ちと辛口 (ごめんね、パク・シフ... )。


「私が殺人犯だ / 내가 살인범이다」 は、「俺たちはアクション俳優だ / 우린 액션배우다」 を演出したチョン・ビョンギル監督の商業映画デビュー作。連鎖殺人犯が、時効後に自分の犯罪を本にしてベストセラー作家になってくり広げられるアクションスリラー映画だそうです。


パク・シフは、殺人犯だと自認するベストセラー作家役で、刑事役のチョン・ジェヨンと対決するらしい... 。


作家と刑事の対決は、神経戦ではなく、アクション? 誰がアクションするのかしらん (笑)。


チョン・ジェヨンは、TV ドラマに一切出演したことがなく、パク・シフとは全くスタンスが異なる俳優。

映画界しか知らない俳優と TV ドラマ界しか知らない俳優との共演、どんなケミストリーになるのでしょうかね。


他の共演は、映画 「エジャ」 のキム・ヨンエ、ドラマ 「善徳女王」で階伯役だったチェ・ウォニョン。



 




「奎章閣閣臣たちの日々」 (下) 〜 Adios 4 人衆

 


 


「奎章閣閣臣たちの日々」 (下)、読了しました。

ラストは、ワタシも王宮の門のそばで、涙を流しながら手を振って、旅立つ 4 人を見送る気分でした。 どこへ、旅立ったかは... この記事の一番最後に書いてありますが、原作で楽しみたい方は、この記事を最後まで読まないでくださいね。

4人衆は、官吏の仕事についてもつるんでいるし、同じ家に住んでいるし、より絆を深めていきます。でも、「成均館儒生たちの日々」 から 「奎章閣閣臣たちの日々」 を通して、この話は基本的にユニの話なんだということをきちんと認識できました。どうも、舎兄カップルに振り回される傾向があるもので。

ユニが弟ユンシクの身代わりで、女の身でありながら男として成均館に入学、大科に合格、そして奎章閣に就職し、エリートとして歩み出しますが、ユニは本来の自分の姿を取り戻すことができるのかという顛末が一連の基軸だと思います。


原作では、どんなに理不尽で、どんなに不平等であるとわかっていても、理屈や原則だけでは、簡単に既成の世の中を変えることもできないし、人々の心を変えることも難しいということが、4 人衆の奮闘する姿を通じて、決して重苦しくなく、軽快に語られているところが、面白さだったのではないでしょうか。

原作もドラマも、王が、新しい時代を、未来を、若者たちに託そうとする姿は同じかと思います。でも、ドラマは、変革に対してドラマティックに未来志向だったかと。一方、原作の帰結は、世の中の変革ではなく、人と人の関わりや日常に重点が置かれているような気がしました。

下巻のツボをいくつか...


 


◆ ジェシンの愛の詩

ジェシン、幼な妻を迎えておきながら、というか、本人が望んでいたわけではないのですが、妻よりユニ...

うたたねしているユニを見て、「美しいんだな」 と呟いたり、キスしようとしたり...

「おまえのために書いた詩がいっぱいあるんだ。いつになったら、書くのをやめられるのだろうか?」

ジェシンが心の中を吐露するこの一文、切なすぎて不覚にも涙が出てしまいました。原作のジェシンは粗暴なやつだから、より切ないのです。そして、最後までユニは気付かないんだよね。気づいているのはヨンハだけ。


 


◆ The 紅壁書


紅壁書の事件は、社会背景を映す鏡のようなラインになっていましたが、そもそも紅壁書はジェシンひとりだったはずなのに、他の3人が親衛隊のようにがっちりガードを固めるものですから、4 人衆ひと組で紅壁書というような存在に。

まぁ、紅壁書は、ジェシンの優れた詩文あっての紅壁書。紅壁書に対抗するかのように、青壁書、その他もろもろの壁書が出現して、都は大混乱。それもこれも、紅壁書の詩文に憧れる輩が多いからなんだけど...

この壁書事件、みごとに解決するくだりは、ドキドキ★ハラハラ。


 


◆ ヨンハの暗行御史!?

このエピソードには、大爆笑。だいたいヨンハに暗行御史を任せるなんて、奇策中の奇策。それを任命した王でさえ、不安になるくだりがあるほど。

隠密行動が基本の暗行御史。どこからどう見ても立派な暗行御史に見えてしまう聡明なソンジュンでなく、どこからどう見ても暗行御史が似合わないという理由でヨンハが選ばれたものの...

あまりに派手派手な身なりで、隠密行動どころか目立ちすぎて...  水戸黄門の印籠よろしく、この紋どころが目に入らぬかと、馬牌をかざしても、偽暗行御史として捕えられる始末 (笑)。暗行御史のステレオタイプなイメージの裏をかくところはお見事!?

何しろ妓楼通ですし、情報収集に並々ならぬ手腕を発揮。のちに王も感服することになるのですが...

その派手派手な衣装ですが、実は、すべてヨンハ妻の手作りなんだそうです。なんと、できた嫁...ヨンハ妻のエピソードももっと欲しかったな。

ヨンハはへらへら笑っているけれど、決して目は笑っていないのよね〜。


 


◆ ユニ、宮女との姦通事件に巻き込まれる...

はっ? そんなことありえない...

ソンジュン、ジェシン、ヨンハはもちろん、王様も、ソンジュンのパパも、そして読者もひっくるめて、みんなそう思うはずですが、小説の中では、さもありなんという事件として進行し、ユニはますます男としての名声を手にするものだから... (笑)

ユニ、最大の危機を救ったのが、あのチョソン... チョソンもかっこいい。


 


それにしても、ソンジュンはあいかわらず優等生すぎて、ちょっとつまらなかったな... まぁ、ソンジュンまで崩れてしまったら、4 人衆の意味がないのかもしれないけど。

でも、ユニが、ヨンハとジェシンの間に挟まれているのを見ると嫉妬してしまうかわいいところもあるのですが、相手はヨンハとジェシンなんだからさぁ (爆)。

ヨンハの暗行御史、青壁書の詩文の添削などのエピソードは、ドラマでも少しだけ、こそげ落としたような場面がありましたね。


せっかく 4 人衆を手をふりながら(?)見送ったのに、なんだかまた成均館時代を振り返ってみたくなってしまいました。それじゃ、いつまでたってもワタシと 4 人衆との日々は終わらないじゃない...


 


↓↓↓↓


 


ラスト、ユニとユンシクが入れ替われるチャンスをちゃんと用意した王。王の懐の深さに脱帽。そして、この先の 4 人衆+α が清国へ向かう旅は、またまた珍道中になりそうな予感です。


Adios 4 人衆!


 


 

tag: 韓国ドラマ 成均館スキャンダル

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lotusruby

Author:lotusruby
当ブログ内での画像・動画は個人で楽しむ範囲で掲載しており、記事文中は敬称略とさせていただきます。

ブロガーさんとのリンクは歓迎ですが常識の範囲でお願いいたします。また、Twitter への記事リンクは事前にご照会いただけると幸いです。さりげなく拍手をくださる方、ありがとうございます。

なお、旧館からの移行記事 (2012年3月以前) はうまく反映されていないものがあります。

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