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Interview with ナムグン・ミン

N.G.M. カテゴリーをひっそり作ったら、一部の方にはばれていました ^^;

来るところまで来てしまった?(笑) こうなるであろうことは、ドラマを見始めたときに、予感していたものの。

ナムグン・ミンの 10asia インタビュー記事 (元記事) を紹介しておきます。ドラマを見ていないと、内容はわかりずらいかもしれません (翻訳機+リライトしています。転載禁)。

また、インタビュー内容は、結末に触れています。

どうでもいい私的ツブヤキ付きなので、適当に流してください。


 






ナムグン・ミン “心より演技しようということ、それだけは真理”

去る (7 月) 7 日放映終了した MBC <私の心が聞こえる?> のエンディングは、このように整理できるだろう。皆が皆を許したと。いや、このようにも言えるだろう。マルが家に戻ってきたと。これは別々の話ではない。

ボン・ウリの兄として、チャ・ドンジュの義兄として、チェ・ジンチョルの息子として生きなければならなかったマルは、ドラマの中のあらゆる葛藤の連結の輪のような存在であり、葛藤の解決の糸口のような存在でもあった。ある場所から逃げ、何かを得たくて苦しむこの哀れなキャラクターを見て視聴者たちが ‘ダークマル’ という別称まで付けて注目したのは、ただドンジュ-マルのベッドシーンのせいだけではないだろう。

その複雑な心情を、自分の中で耐えられなければならなかった俳優ナムグン・ミンにとってのマルとは、そして、このドラマにはどんな意味があったのだろうか。振り返りながら始めたインタビューはひとりの俳優の成長談につながり、その結果 <私の心が聞こえる?> 以降のナムグン・ミンに対して期待感を寄せることとなった。

 葛藤の連結の輪であり、葛藤の解決の糸口... とは言い得てます。記者さん。



Q:

結局、マルが皆と和解したり許すことで 「私の心が聞こえる」 が終わった。エンディングには満足しているのか。


NGM :

若干惜しいところはある。かなり急いで和解をし、赦しをした部分がある。だが、作家先生がすべての視聴者たちを満足させようとするドラマを書こうと努力する上での進行だと考える。ドラマの内面だけを考えると、惜しい面がないわけはないが、外面の様々な状況を考慮すると、本当に多くの苦しい心情が終盤に出てきた結末だ。全体的にはなかなか良い仕上がりに満足して、感謝している。

 終盤、端折っていた感はありましたね。前半からかなり早い展開でしたが、後半になるとさらにスピード感が増して。でも、納得できない感情の流れとか、そういうものはなかったですけどね。




Q:

マルというキャラクターを演技することは、容易でなかったはずだが、エンディングを通じて、そうした困難や精神的な苦労も吹き飛んだのか。


NGM:


実際、精神的な苦労はマルが背負ったもので、かえって演技者ナムグン・ミンは幸せだった。その役に十分に没入できたから。よくチャン・ジュナ、ボン・マル、チェ・ジンチョルの息子など、多様な立場を演技するのに大変ではないかという質問を受けるが、そういうことはなかった。

ただ、セリフを覚えるのは難しかった。監督が、セリフを最もよく覚える順位では、1 位はユン・ヨジョン先生、2 位がソン・スンファン先生を挙げ、覚えられない 1 位はナムグン・ミンと言われた (笑)。セリフの言葉の意味を理解して消化する時間が長くかかるほうだ。 2〜3 日あってセリフがようやく自分のものになる方だが、今回のドラマを撮りながら、これからはどんな状況になろうと、慌てなくなると思う。

 セリフはよく練られているなという印象を受けました。もちろん韓国語は全部わからないけれど。特に、マルのセリフは、ちょっと遠まわしにピントを合わせるようなところがあったかな。




“仕事が終わって無気力になり、はやく次の作品をしたい”



Q:


キャラクターにうまく没入できたということは、俳優として幸せなことだが、それだけキャラクターから抜け出しにくいと思うが。


NGM:

事実ドラマを仕上げる頃には、体が疲れていたので早く終わってくれと願っていた。月曜日に出て、日曜日に戻り、ほとんどキャンプ族のように車の中で食べたり寝たりしていたから。ところが、実際に撮影がすべて終わり互いに苦労話をしていたら、気持ちが憂鬱になった。その場で 1 次会までいたが、家で最後の放送を見て寝た。仕事が終わって無気力になり、はやく次の作品をしたいと思っている。

 このマル役は、ナムグン・ミンの当たり役となったわけだけど、次の作品で、どんな役を演じてくれるのか楽しみだわ〜。




Q:

つまり ‘仕事モード’ になったということか。

NGM:

体がとてもほぐれた。<セレブの誕生> を撮った時でも、体がほぐれなかった。軍隊へ行く前に <卑劣な街> と <ビューティフル・サンデー> を撮った時は、体がぱっとほどけた感じだったのに、軍隊から戻ってきたらまた固まった。カメラの前で緊張もした。でも、今回の作品を撮るうちに、体がとてもほぐれてきた。‘仕事モード’ になったことだし、仕事に没頭したい。

 「セレブの誕生」 って数話見たことがあったけど、序盤、彼の姿はほとんど見かけなかったような。見てみようかな〜。映画 「卑劣な街」 のナムグン・ミンは、とても印象的。衝撃ラストの彼の表情がなんともいえない。もう何年もパッケージを開封していない 「ビューティフル・サンデー」、そろそろ開封しようっと。




Q:

それは単に時間が流れたからではなく、マルを演じたからこそできたことなのか。


NGM:

マルを見ていると、普通のドラマのキャラクターではないと思った。普通悪役は理由なく悪くて、優しい人は最後まで優しいが、マルは幼くして家族を捨て幸せな家庭と出会い、誠実に生きたが、また復讐心を抱いて悪人ともなり、心境の変化が大きい。スペクトラムも広くて。それだけ現実味のあるキャラクターなので、より一層キャラクターに没入したし、それで体がうまくほぐれたようだ。


 ワタシもマルを誤解していたと思ったところがありましたが、そうか、マルのキャラは振り幅が広いってことなのか...  納得。




Q:


休むより早く新しい作品を通じて演技をしたいと言うが、それだけこの職業に対する心が格別なようだ。


NGM:


ただ、会社員が職場に通うように、私の職業が演技であるということだ。医者が自分の仕事をするように、私は演技をする。特別なことではないが、ただ演技をするとそれがブラウン管にあらわれて、そのために多くの人々が私を詮索するというだけのことだろう。




Q:


職業人の心ではないが、この職業について興味があるからこそ、頑張ることができるはずだが。


NGM:

それは、本当に愛する女性に対する感じだ。ある日はとても気分が良いが、ある日は荷がとても重い。台本の文も見たくなくて (笑)。そうするうちに、今のように終わってみるととても懐かしくて。


自分が好きだということは、固まっているため、いつも気分よくしようと努力する。したくない時は、以前にノートに書き留めたことを見る。演技をしなかった時、自分がどれだけそれを懐かしいと思ったのか、もう一度考えてみようと。私は、自らに対して多く言葉を書き留めるほうだ。若い時から、演技して悟ったものなどを書き留めた演技ノートもあって。 最近まで多く書きとめた。


 演技ノートか... 。相当な分析家とみました (笑)



Q:


ひょっとして、以前書き留めたことを今見て、これは違うなということもあるか(笑)。


NGM:

そんなこともあるが、ある時は 「自分でそんなことを考えていたのか、すごい」 と思う時もある(笑)。以前に書き留めたものを見ると、ずっと混沌の連続であったようだ。これでいいと思っていたが、そうではなかったとか。ただし、心より演技しようということ、それだけは真理だと思う。事実、制約された枠組みの中で演技すると、そういうことを忘れがちになるが、今回の作品では、心から演技することを、さらに感じることになった。


 


“ドンジュとのベッドシーンは、私が考えてもきまりわるい”




Q:

心より演技するというのはどうなのか。


NGM:

たとえば 「ありがとうございます」 と言葉にする時も、いろいろ意味があるのではないか。本当にありがたくてそう言うこともあるし、それ以上答えたくなくて次に移ろうとしてそう言うこともある。その時、この台本ではどんな意味であろうかと顧みて、その気持ちをただ心から語ること、表面だけの表情でない気持ちで語ることだと思う。



Q:

最終回で、実の母親のキム・シネに対して、アメリカへは行かせないと無愛想に言うが、そこには実際には赦しの気持ちが込められた場面を思い出す。


NGM:

そういうことだ。「まともに生きる姿を見せて行ってくれ。そうしたら見送るから」 と言うところで、表面ではそんな素振りを見せないが、心の中では赦し、全てを振り払っているのだと考えて、そうした気持ちで演技した。



Q:

そうした真心を表わすために、テクニックが必要な時はないか。


NGM:

テクニックもとても重要だ。一種のセンスだと思う。演技の一場面を多彩に表現するセンス。たとえば、おばあさんが亡くなるシーンで、号泣するところがそうだ。生きている時、マルはあまりにも酷く振舞ったから。だが、私は目頭が赤くなり、微笑をうっすら浮かべる方を選択した。マルは、愛しているという言葉も、はっきり口に出すより表現することに苦労して話す子供で、悲しい感情を隠そうとする時、見る人がさらに悲しくなりえると考えたから。基本的に、自身は内面的な表現を指向する方なので、それが今回のキャラクターとよく合ったようだ。

 そうそうハルモニが亡くなるシーンは、他の人が号泣しているのに、マルだけとってもアンニュイだったので、マルは泣くに泣けないのかと思ったものでした。



Q:

個人ナムグン・ミンの経験を引き込んだりもするか。 たとえばドンジュとの兄弟愛を表現する場面が多いが、実際にも弟がいるのではないか。


NGM:

経験を土台に演技する人もいるが、私は新しく作り出す方だ。失恋する場面を撮る時も、自分が捨てられた悲しみを代入するより、その女キャラクターに蹴られた時の悲しみを考える。

ドンジュとの関係においても、自分の弟に関する経験を代入するよりは新しい弟を作った。二人の関係は、キム・ジェウォン氏と現場で仲が良かったので可能な部分もある。実際、初めての撮影は、最終回で二人がベッドでなんだかんだする場面だ。その前にどんな内容があるのか分からない状況で撮ろうとするが、没頭することも大変で、男とベッドで撮るのも初めだったのに、ジェウォン氏も演技経験が長い方なので、無事に終わらせることができた。



Q:

実際、二人のベッドシーンは一度や二度ではなかったが (笑)。


NGM:

さらに編集されたカットが 2 シーンだ。それは私が考えてもちょっときまり悪い場面だった。放送されて大丈夫なのかと思うほど。男が男の上に乗って、手を動けないようにする場面 (笑)。

 ベッドシーンって、あやしい関係みたい (笑)。ドンジュとマルがベッドでじゃれあうシーン、ワタシは好きでしたね。ヨリム@「成ス」 みたいな妖しげな感じはなかったけど。今年のベスト男・男カップルかな。



Q:

先ほどテクニックの話をしたが、声がとても良い。 発声を勉強したと聞いたが。


NGM:

相手方に怒ったり、声をあげる時、力が足りないと思った。俳優が緊張感を持ってシーンを運んでこそ、人々がチャンネルを回せないようにするが、そうするには力が弱いようだった。声が良くなって良良かったことは、多くの人々が突然静かに私の話を聞くこと。引きつける力があるということでしょう。たまにどこかへ予約を入れる時、電話すると 「ひょっとしてナムグン・ミン氏じゃありませんか?」 となる (笑)。そんなに明確な色があるのが、長所であると同時に短所でもあるようだ。

 声はとても良いですよね。ワタシも声にちょっとやられたのよね。


 


“他の人のやり方に合わせる方法も知らなければならない”


 


Q:

発声練習のようなものは、演技自体のための訓練だが、私的な生活の一部が、演技のための準備になることがあるか。


NGM:

そういうことをしてこそ、私自身が不安にならなくなることはある。 一人で 「自信をつけなければ」 と言いながら出てくるものと、自分は大変だが何かをしていたので自然に出てくる自信とは違うから。そのためには他のことを探して、しなければならないだろう。今やっているのは、運動を熱心にすること。




Q:


男はそれだけでも相当な自信をつけることができる。


NGM:

つくだろう。そして私が運動しているヘルスクラブには女性が少なくて、選手やトレーナーになろうとする方々が多い。そうした人はコインの裏表面のように二重でなくて、本当に表面だけしかない純粋な友人たちだ。その人たちとコーヒーを飲んで話して一緒に運動するのが私の社会生活の全て。




Q:

コインの表面しか持っていない人たちが好きなようだ。


NGM:

そうでなくても、そのせいで放送の仕事をするのは大変だ。私は感情表現に率直な方だから。でも、そうした友人たちに会えば表情を管理する必要がなく、嫌いならばいやな素振りを出せば良いから、誤解が生じないだろう。




Q:


それでは個人としてのナムグン・ミンもそのようなコインの表面のような人なのか。


NGM:


計算するのが下手だ。それで多くの誤解も招き、生意気だという声も時々聞く。表情もない方で。 作品が終わって、撮影監督が序盤には私を誤解していたと。そのした面は直した方が良いと言われた。次回作では、そうしたことは少し変えようと思う。




Q:


個人の生活で追求する部分と職業的にぶつかる部分がある。


NGM:


実際、作品の中で私を見るのは良いが、外でも他人の視線を感じなければならないのは大変だ。それでツイッターやミニホームページのようなものもやっていない。職業としての演技者として仕事を上手くやって尊敬されたいのであって、ナムグン・ミン個人を表わしたくはない。個人的なことで有名になりたくもない。




Q:


演技者という職業の場合、一等社員ができるだけ人々の関心も高めるのではないか。


NGM:


もちろん関心がなければ何となく寂しいが、私について細かいことまで把握していて恐ろしい時がある。どうして分かったのか携帯電話に電話をかけてくる方たちもいる。




Q:


だが、その人気というものが演技者という仕事を良くするために必要なこともある。


NGM:


それでこのようにインタビューは熱心にする (笑)。実際、以前はドラマや映画をすることだけで私の役割が終わってほしいと思った。インタビューをいつも敬遠した。インタビューに対して巧みな言葉も持ち合わせていなかったし。事実、以前 <X-メン> のようなショープログラムに出る時は、やりたくないと思っていた。だが、今は演技の外側の部分にも最善を尽くしてこそ、演技でも良いポジションを獲得できることを知った。

 バラエティ番組もいろいろだけど、俳優さんたちにとっては悩ましいところ。なんでも芸の肥やしになるわけでもないし、マイナス面も考えてしまうよね。




Q:


そのような心境の変化が起きた分岐点はいつか。


NGM:

<セレブの誕生> が終わってから。以前は演芸プログラムでインタビューをしても、あまり話さず短答型で、画面に出てくることもなかった。今回の作品の時も、序盤でのインタビュー時にはじっとしていて、終わりに出てきて。これはちょっと違うな、誠実にやるべきだと考えることが多くなった。ただしショープログラムに出ることまではできないようだ。言葉巧みな方が出れば面白いが、私は口下手で迷惑をかけるだけのようだし (笑)。




Q:


妥協なのか、分別がついたのか。


NGM:


分別がついたようだ。意地を張るだけで、自分の気持ちだけで世の中を生きてはいけないと考える。他の人のやり方に合わせる方法も分からなければならない。


 


 


 


 











 


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心を揺さぶる男 2-2 : あなたの心が聞こえる (笑)

* 「私の心が聞こえる?」 ネタバレ写真あり。

さて、 「ネマドゥル」 後半のジュナ、もとい、マルオッパ。

前半では、マルに戻りたくないと言っていたジュナの主張を尊重し (笑)、あえてジュナとしましたが、後半は、正体がばれてしまうことですし、マルオッパで。

マルオッパ、みあね... 。

ワタシ、前半でマルオッパをとても誤解していました。家族を救うためとはいえ、家族を捨てた自分を許せない反面、頑なに家族の元へ戻ることを拒んでいたマルを、どこか、人を寄せ付けない屈折した心の持ち主だとばかり思っていました。

でも、あれほど嫌っていた、父ヨンギュと結婚したウリの母親について、自分にとって生まれて初めての母親だったのに、彼女が死ぬ前に温かい言葉のひとつもかけられなかったことを後悔しているから、自分もドンジュの復讐に加えて欲しいとドンジュに懇願するところは、えっ、と虚を衝かれました。

マルは、屈折するどころか、まっすぐな心の持ち主だったのでした...。

このマルのまっすぐな心を、誰からも利用されてほしくないと思ったけれど...。まっすぐな分、裏切りによって受ける傷がより大きくなってしまうような気がしていたので。でも、この危惧は、的中してしまいましたが。


マルのウリに対する想いは、とても静か... 何が何でも奪いとろうとしないのは、ウリの心が見えていたから。それでも、あふれる感情を抑えられなくなったり。




マルオッパ、そのあふれた感情の受け皿になるわ〜 ワタシ (無理無理・笑)。

「ドンジュに惚れている君に腹を立てているわけではなく、そんな君に惚れている自分に腹が立つ」 (Ep.24)

「君が僕を男として見たのは、医者のチャン・ジュナ先生だったときで、それが最初で、最後だろ」 (Ep.26)

と、さらりとウリに語るところなんて、マルの孤独が胸に突き刺さってきて、ワタシの心が苦しい... 。
 

そして 「あっぱー」 (Ep.29) のひと声。無意識に出てしまった言葉なのか、意識した言葉だったのか、涙声でわからないけれど、16 年間、心に溜めた固いしこりを一気に砕き、飛ばしたひとこと。このひとことで、マルが罪悪感から解放されたような気がしましたね。



マルオッパの心が聞こえる... たぶん (笑)





  「ネマドゥル」 後半のマルオッパ Gallery

Episode 16


Episode 17


Episode 19






Episode 20




Episode 21


Episode 22


Episode 23


Episode 25


Episode 26


Episode 27


Episode 28


Episode 30







tag: 韓国ドラマ 私の心が聞こえる? ナムグン・ミン

「私の心が聞こえる?」 全 30 話 視聴完了♪♪♪

「 私の心が聞こえる? / 내 마음이 들리니? 」  (MBC)  全話、ようやく見終わりました。

以下、ネタバレが多少あります。





出演:

キム・ジェウォン: チャ・ドンジュ (聴覚障害者)
ファン・ジョンウム: ボン・ウリ
ナム・グンミン: チャン・ジュナ 本名:ボン・マル (ウリの義兄)
ユン・ヨジョン: ファン・スングム (ヨンギュの母、ウリ、マルの祖母)
チョン・ボソク: ボン・ヨンギュ (知的障害者、マルの父、ウリの継父)
イ・ヘヨン: テ・ヒョンスク (ドンジュの母、ジュナの養母)
コ・ジュニ: カン・ミンス (ドンジュとジュナの友人)
ソン・スンファン: チェ・ジンチョル (ドンジュの継父)
イ・ギュハン: イ・スンチョル (ウリの幼馴染) 
他...
 


韓ドラって、時々あなどれないなと思える作品に出会うことがあります。

個人的には、今年これまでの断トツ No.1 ドラマとなりました。今年は、「49 日」 を除くと、心にしっくりくるドラマに出会えないなぁと思っていたのですが、やはり、あるところにはあるのね〜。


 


■ □ □ □




このドラマの好きなところは、まずキャストが素晴らしいところ。3 世代にわたる家族の物語ですが、いわゆる 「アイドル枠」 がないし、経験値や実力に不相応なキャスティングがなかったというところが最大の魅力です。子役、若手、中堅、ベテランと、すべて手堅く揃っています。


主演のキム・ジェウォンとファン・ジョンウムは、それぞれのキャラクターの持ち味を十分に担っていたし、カップルとしてもキュートでしたね。キム・ジェウォンは聴覚障害者という設定でしたが、何しろ色白。病気なんじゃないかと心配してしまうほど。ワタシにとっては 「ファン・ジニ」 以来です。




ファン・ジョンウムは、ちょっとハイキックを彷彿させる演技が見られましたが、愛嬌のよさと快活さが求められる設定なので、そういう意味では、ピッタリだったようです。ヘルメットみたいな髪型も、面白いし...



 


どの役者も良かったのですが、個人的な見どころキャスト 5 人をあげてみると...




1. キム・セロン

ウリの 9 歳頃を演じ、子役時代には名前がなく、学校にも通っていない設定で、70 年代ぐらいの話かと思ってしまいましたが、設定は 1995 年。



韓国映画をよくご覧になっている方にとっては、キム・セロンがすでに名の知れた優れた子役であることをご承知かと思います。デビュー作、映画 「冬の小鳥」 で注目され、続いて、ウォンビンをアジョシと呼んだ映画 「アジョシ」 で、またまた大注目。キム・セロンの演技が上手すぎて、その後やりづらいとファン・ジョンウムがこぼしていましたが、子供時代でウリのキャラを作り上げてしまっているところは脱帽です。


 


2. ユン・ヨジョン



マル/ジュナとウリのハルモニ役ですが、こんな大女優がチョイ役で出るはずがないと思っていましたが、そのワタシの勘は当たっていました。劇中、ハルモニは、認知症を患うことになり、現実と過去を行き来したり、記憶を失ったりするのですが、彼女の言動には思わぬ伏線があって... 。


 


3. チョン・ボソク



マル/ジュナとウリの父親ヨンギュ役で、知的障害を抱え、幼稚園児なみの知能しかありません。ヨンギュは、劇中コミカルなところも担っていますが、チョン・ボソクが演じるこの役はスゴイのひとことです。


 


4. イ・ヘヨン



映画 「血も涙もなく」 でカッコイイ女タクシードライバー、映画「ザ・ゲーム」で妖艶な夫人を演じていて、個人的には好きな個性派女優。この彼女も、チョイ役で出るはずがなく...  ドンジュの母として顔、ジュナの養母としての顔の、2 つの母親の顔を持っているところが見所です。


 


5. ナムグン・ミン



最後はやはりマル/ジュナ役のナムグン・ミン。語り始めると止まらないので、別記します (笑)。ポイントは目と声ですかね。


 


■ ■ □ □



誰に薦められたわけでもなく、他ブログさんのウケウリでもなく、現地でナムグン・ミンが評判になっているという記事を目にして見始めたものの、前半 15 話は 7 月からちょこちょこ見て 1 ヵ月半もかかったのに、後半 15 話は 1 週間で見切ってしまいました ^^;




前半時間がかかったのは、ホームドラマが苦手なワタシにとって、全話を通して韓ドラにありがちなオンマ&アドゥルの愛憎劇が基軸だったら、イヤだなと警戒していたからです。また、知的障害者と聴覚障害者というハンディのある人たちの登場が、どのように扱われているかがひっかかっていたということもあります。


警戒とひっかかりにもかかわらず、驚いたのは、主人公の子供時代の 5 話までが、予想に反してとてもパワフルだったこと。子役たちの牽引力、これが、警戒とひっかかりを解く最初の鍵になったのかもしれません。




前半15 話は子供時代の 5 話と、その 16 年後、2 つの家族がどうなっているのか整理されています。

家族を捨てて、ドンジュと養母の元でジュナと名前を変えて幸せに暮らすマルが、耳の聴こえないドンジュを支え、ドンジュとともにある目標に向かっていく姿と、元の家族と再会するものの、マルであることを隠し、この先もジュナとして生きようとしつつも、どうしても割り切れないものを感じる姿が、同時に描かれています。また、ドンジュもジュナの元の家族と関わりを持つことになり...

時間が経っても切ることができない古い絆と、16 年間に間に築き上げた新しい絆の間で、ジュナとドンジュの兄弟の揺れ動く心が丁寧に見て取れます。




でも、やはり前半の方が重たく感じられますね。特に、知的障害の父ヨンギュを見つめる少年マルの視線と、ジュナと名乗る青年マルの視線が、交差するようで、なんとも哀しくて...

後半 16 話から、いきなり、ラブラインが走り出します。ドンジュとウリが、幼い頃に共通の想い出を持ち、互いに好意を持っていることを感じるとともに、そこにマルが絡み感情があふれ出してしまって...




このラブラインは、ウリを取り合う強烈な三角関係ではないところがミソです。ラブロマンスがお好みだと、この三角関係は理解できないぐらい、じれったい関係だと思います。でも、そこはこのドラマタイトルの主眼に直結しているのかも...。

この後、ジュナの正体がマルであることが徐々に家族にわかっていき、事業をめぐって、ドンジュの母とドンジュによる復讐劇が開始するのですが...


ジュナの正体が家族にばれてしまうことがドラマの帰結ではなく、また、マルが知らなかった事実がマルに知らされることが帰結でもありません。そうした事実が、もったいぶらずに明らかになるところが、これまたミソ。無理やりひっぱったりしないので。

その後、マルの復讐劇が始まります。2 つの家族に起こる復讐劇が 2 つ。


 



 


 


■ ■ ■ □




実子 vs 庶子、オンマ&アドゥルのセットによる争いという構図がないわけではないので、「製パン王 キム・タック」 と設定が似ていると言われているようですが、どうでしょうかね。

「パンタック」 は、視聴を 10 話でリタイアしてしまいましたが、ラスト 2 話を見たら、オンマ対決の基軸も、単純すぎる各人のキャラも全く変わっておらず...。

「ネマドゥル」 の基軸は家族との和解、それも、血の濃さで測ることができない絆であって、全体の構図としても厚みがあるし、各キャラクターにも深みがありました。




また、「ネマドゥル」 は、人間関係が複雑なので、実子 vs 庶子の構図と言い切れないところがあります。同じ設定だとして両ドラマを比べると、20 代前半の俳優が演じるのと、30 代前半の俳優が演じるのでは、これほどまでに違うものかと思ってしまいました。

ドラマの内容、キャラクター、役者については、個人によって嗜好の差があるのでどちらをどうこう言うつもりはありませんが、個人的には、「ネマドゥル」 の方がはるかにセンスがいいと感じられるのは、ドラマの作りこみ方がそもそも異なるというか、編集とかカメラワークが丁寧だと感じられるからです。映像が美しかったことも手伝って、ひとつひとつのエピソード、ひとりひとりのキャラクター、ひとつひとつのセリフに込められているものに、いちいち説得力があって。

ハマるとか、ハマらないとか、そういうことではなくて、噛み締めたくなるというか...





 


■ ■ ■ ■



このドラマをひとことでいうと、「情」 の沁みるドラマ。情というと、愛情、友情、同情、いろいろありますが、人と人がつながるときに介するものが、情なのではないでしょうか。家族をつなぐものは 「血」 だけではないこと。

ヒロインのウリは、幼くして母親を亡くすため、ウリと血のつながった人間は家族の中に誰一人いません。


母親像の描かれ方も、血だけで説明できないところが様々あります。ヨンギュの母のハルモニ、ドンジュの母としてのヒョンスク、ジュナ / マルの養母としてのヒョンスク、マルの実母... 共に過ごした時間、暮らした時間に育まれる情は、信じられるものだと。

どんなに断ち切りたくても、どんなに復讐をしかけても、また、どんなに憎みたくても、達成できないでしょ...情があったら。


 



ラストで描かれる、ハルモニとヨンギュの母子のエピソードにも、鳥肌が立ちました。このドラマが描く家族の象徴は、ハルモニだったのねと...。


基本は、2 つの家族間の人間模様なので、振り返ってみると、とっても狭い世界での出来事だったと思います。2 つの家族で、2 つの復讐劇... なんだかドロドロしていそうですが、愛憎劇の側面はあまり感じられず、むしろ、家族とは何かということを問いながら、じっくりとひとりひとりの人間に焦点をあてて丁寧に語られたドラマだったのではないかと思います。




「私の心が聞こえる?」 というタイトルは、うまく付けられたタイトルで、ドラマのテーマをよく表現していると思います。

耳が聞こえないとか、知能が足りないとか、身体的な欠点がすなわち人を理解できなかったり、信じることができないということではなくて、耳がよく聞こえても、頭が良くても、人の心の声は聞こえるだろうかと... なかなか心に沁みるストーリーでした。



 

tag: 韓国ドラマ 私の心が聞こえる? ナムグン・ミン

Can You Hear My Heart? - OST

「ネマドゥル」、実はすでに廃人レベルに近くなってきました。

マルオッパぁぁ...


「ネマドゥル」 の OST から主要曲をあげておきます。

Instrumental も情感豊かな曲調で、心に響くものが多く、映像とよく絡んでいて涙を誘うのですよ...  


들리나요 (Can You Hear Me) by Zia

(Thanks to: YouTube; KpopFanMichell)


그대만이 들려요 by 김재석

(Thanks to: YouTube; goldjewel03)


좋은 사람  by 황정음

(Thanks to: YouTube; kpoph) 


바보야  by 포스트맨

(Thanks to: YouTube; kpoph) 




Inst. 내 마음이 들리니

(Thanks to: YouTube; satomi709201)



 


 

tag: 韓国ドラマ 私の心が聞こえる?

心を揺さぶる男 2 : 「私の心が聞こえる?」 〜 15 話

「私の心が聞こえる?/  내 마음이 들리니? 」 (MBC)、前半 15 話まで見ました。

心を揺さぶる男は、「ヨヒャン」 のイ・ドンウクだけではありません。「ネマドゥル」 では、ナムグン・ミン。揺さぶられ方が違いますが...

心を揺さぶるというより、ナムグン・ミンが演じるジュナ (本名:マル) を見ていると、心が痛くなるという感じなのです。

「ネマドゥル」 は、人間関係がとても複雑で、見ていただかないとわからないと思います。中でも、ナムグン・ミンの役ジュナは、とりわけ複雑。

ジュナは、幼い頃ボン・マル (ソ・ヨンジュ) という名前で、知的障害を抱える父 (チョン・ボソク) とハルモニ (ユン・ヨジョン) との 3 人暮らし。ある時、父親が、視聴覚障害を持つ美容師ミスク (キム・ヨジン) と結婚し、名前を持たないミスクの娘 (キム・セロン→ファン・ジョンウム) と兄妹に。マルは、自分を理解できない父と耳の聴こえない母という家庭環境に息が詰まり、あるきっかけで家を出てしまいます。そして、マルを擁護してくれる養母 (イ・ヘヨン) とその息子ドンジュ (カン・チャニ→キム・ジェウォン) とともに、チャン・ジュナという名前に変えて暮らすことになるのですが... 。

この少年時代だけでもすでに複雑ですが、彼の出生に絡んで、さらに過酷な事実があったりして...。

家族を捨て、自分の名前さえも捨てて、それまでとは異なる人生を歩むジュナですが、心の中ではいつも家族を捨てた罪悪感を感じているのです。一方で、養母であろうとも母親という存在を心の拠り所として、その母親からの愛情に飢えつつも、事故で耳が聴こえない義弟を守ろうとする兄としての正義感もあって...。


家を出て 16 年後、養父母の家族間での葛藤に巻き込まれ、自分の家族との再会も重なり、ストーリーが展開していきます。


 


ジュナが抱えている罪悪感はどれほど重く、自分のアイデンティティを自ら傷つけて、いつか押しつぶされてしまうのではないか...

家族を見つめる目がウルウルなのに、どうしても家族の元へ帰れない気持ちが苦しいのがわかるので、こちらも苦しくなってしまって...

ジュナが、自分の家族でさえ自分を理解できないことに腹を立てるのはよくわかるし、彼の選択を理解してくれる人はいるのかだろうかと...

... と、ワタシの心は、ジュナのことばかり (笑)。




このドラマは、家族の意味、絆、情を考えることがテーマのようで、家族を結びつけるものは何かと常に問いかけてくるため、かなりズッシリきます。

全 30 話の前半 15 話まで、ナムグン・ミンに関しては、ラブラインはありません。後半には、ラブラインが出てくるような気がしますが。

ともあれ、ラブラインがなくても、ぐいぐいと引き寄せられ悩ましいのです。個人的には、ラブラインがなくても魅せられる俳優にめっぽう弱いもので。


自分でもびっくりするほどジュナを目で追っていて。これでも間引きしたのですが... (笑)


 



  「ネマドゥル」 前半のジュナ Gallery  


Episode 6


Episode 7


Episode 8


Episode 9


Episode 10




Episode 11


Episode 12


Episode 13




Episode 14


Episode 15



 



tag: 韓国ドラマ 私の心が聞こえる? ナムグン・ミン

<Countdown> News 4 - 製作報告会

映画 「カウントダウン / 카운트다운」 の製作報告会が行われ、たくさん記事があがっていますが、いつもながら、笑いの絶えない楽しそうな報告会だったようで... 。




 


先日、ソン・ガンホのインタビューで、飲み仲間のチョン・ジェヨンとシン・ハギュンが、23 歳年下のシン・セギョンと共演する自分を羨ましがったという記事がありましたが...

「シン・セギョンと共演したソン・ガンホを、ひとつも羨ましいと思わない。でも酔った勢いでそんなこと言ったかも」 とか (元記事)...





 


チョン・ドヨンはこれまで 2 度共演した男優はチョン・ジェヨンだけだそうで、記者から互いに前作と変わった点はどこかと聞かれ...

チョン・ドヨンの回答は、「<血も涙もなく> で共演したとき、(チョン・ジェヨンは) 10 ウォンたりともお金を使わなかったけれど、今回は、食事のたびに真っ先に会計台に立っていた」 (元記事) とか...

「また一緒に共演したいと言ったら、散財するからヤダと言われた」 (元記事) とか...

チョン・ジェヨンの回答は、「僕は知名度が落ちていったが、チョン・ドヨンは建物と財産ばかりが増えていった」  (元記事) とか...


 



 


カーチェイスの場面では、2 人ともスタントなしで撮影したそうですが、運転するチョン・ジェヨンは、同乗するチョン・ドヨンに、「やっとそれだけ。もっと速く走って」 と言われムッとしたとか(元記事)。


 



 


作品の方もかなり緊迫感あふれる出来上がりになっているようで、9 月公開が楽しみです。 


 


 


 

心を揺さぶる男 1 : 「女の香り」 〜 10 話

「女の香り / 여인의 향기」 (SBS) を 10 話まで視聴。


このドラマで、誰が心を揺さぶってくるかというと、やっぱりイ・ドンウクなのです。


 



 


イ・ドンウク演じるジウクは、会長の息子だけど、韓ドラマにありがちなサガジではなく、上から目線の嫌味な奴ではありません。どことなく世の中を達観しているような、物事を割り切って見つめるような面もあるのですが、決して卑屈ではなく、立ち振る舞いも優雅で、人の心の機微を読む優しさも備えています。


 



 


イ・ドンウクは、チョルテ、チョルテ... と、何度も強調しますが (笑)、ワタシの好みのタイプではありません。

なのに、彼が近寄ってくると、心臓バクバク、ドキドキ。


....って、もちろん画面上の話で、ジウク (イ・ドンウク) がヨンジェ (キム・ソナ) に近づいている場面を見ながらってことですが、ワタシに近づいてくるわけでもないのに、ドキドキしてどうするんだって...

その上、ジウクの手がヨンジェの肩や腰に触れたあかつきには、卒倒寸前の気分!?(爆) 何なの一体? なぜにこんなに揺れるんだか... 原因は不明ですが ^^; 


 



 


ジウクは、正直で、まっすぐで、優しくて、心を寄せたくなる安堵感のあるキャラなのです。余命 6 ヶ月の宣告を受けたヨンジェに感情移入してしまうというか、ヨンジェと自分を勝手にシンクロしてしまうと、切なすぎて胸が痛く、ヨンジェともども何度泣いたことか...


 



 


ああ、この先、ジウクがヨンジェを失うかもしれない、いや、失うであろう瞬間を、今から想像するだけでさらに胸が痛くなり、見たいような、見たくないような...


 


 

tag: 韓国ドラマ 女の香り イ・ドンウク

「天使の誘惑」 全 21 話完走

そういえば、感想を書き損ねていました。

 「天使の誘惑 / 천사의 유혹」 全 21 話 SBS 2009 年




いわゆる、マクチャンドラマ (막장 드라마 = 非現実的で無理やり作った感じのするドラマ)。

まぁ、総じてドラマというもの自体、非現実的であり得ない設定がないと成立しないところがあると思うので、これはマクチャンであれはマクチャンでないとか言い切れないと思うのですが... 

ともあれ、この作品は、 「妻の誘惑」 の脚本家キム・スノクによる復讐劇。「妻の誘惑」 は未見ですが、ドロドロ愛憎劇だという噂は聞いています。

要は、ひところの昼メロなんですけどね。


 


**********


簡単なあらすじ...

結婚式をあげる一組の夫婦から物語は始まる。永遠の愛を誓う夫シン・ヒョヌ (ハン・サンジン)、そして因縁の報復を誓う妻チュ・アラン (イ・ソヨン)。

交通事故で植物状態となったヒョヌは、意識を回復するものの、アランとアランの恋人ナム・ジュスン (キム・テヒョン) の計略により、火事に巻き込まれ、死んだものと思われる。しかし、実はヒョヌは奇跡的に助かり、全身整形をして生まれ変わりアン・ジェソク (ペ・スビン) と名乗る。



ナム・ジュスン (キム・テヒョン) とチュ・アラン (イ・ソヨン)


アン・ジェソクとなったヒョヌは、看護師ユン・ジェヒ (ホン・スヒョン) の協力を得ながら、妻アランに近づき復讐を仕掛けていく



ユン・ジェヒ (ホン・スヒョン) とシン・ヒョヌ=アン・ジェソク (ペ・スビン)


一方、チュ・アランにとって、嫁ぎ先のシン家は復讐の対象であった。幼少の頃、突然両親を失って孤児になり、社会の底辺で辛酸をなめて生きてきた彼女は、両親を死に至らせたシン家を破滅に陥れるために、ヒョヌに近づき結婚したのであった...。


**********


 


こちらから復讐をしかけたら、あちらから復讐をしかけられてしまったという、復讐のスパイラルという表現がピッタリな作品。

復讐劇は、「赤と黒 (原題: 悪い男)」 のようにしっとり美しく描いて欲しいというのが、ワタシの勝手な要望なのですが、この作品は、映像においても、キャラクターの見せ方においても、ストーリーも、やや野暮ったい感じが否めませんでした。

マクチャンドラマ特有のあり得なさの極めつけは、全身整形 Before と After のヒョヌ。ハン・サンジンがペ・スビンになってしまうわけですから、もう、その時点でこのドラマのあり得なさを嘆くことは、無意味というものです (笑)。

全身整形の技術が発達しているとしても、ここまで可能なのでしょうかね〜(笑)。

Before ヒョヌ (ハン・サンジン)



After ヒョヌことアン・ジェソク (ペ・スビン)



驚くことに、Before ヒョヌと After ヒョヌとでは、特技や性格まで変わっているのです。


Before ヒョヌは、運動オンチで、趣味は韓紙を使った紙人形作りという内向的な性格なのですが、After ヒョヌは、水泳も乗馬も得意で運動神経が抜群、中国語までペラペラという、社交的な性格なのです。

ペ・スビンは、中国で教育を受けている俳優なので、中国語はネイティブ並み、「朱蒙」 でもさんざん馬を乗りこなしていますから、乗馬だって得意で、After ヒョヌとして非の打ち所のない青年役は半端なくピッタリなのです。



そこまで変わってしまうのはどうよと、突っ込みたくなりますが...  それって、容貌は努力しても変えられないけど、特技や性格は努力すればある程度変えられるということじゃないですか...


Before ヒョヌがそういう努力していれば、妻チュ・アランだって、人形作りの姿を見せられるよりヒョヌの魅力を感じただろうし、ヒョヌに対してあれほどまでの嫌悪感を抱かなくてすんだかもしれず... 

After ヒョヌことアン・ジェソクが登場すると、チュ・アランがアン・ジェソクを見て息を呑み、すっかり惚れてしまうのも無理ありません。中身は同じ人だけどね (爆)。



前半ではチュ・アランの悪女としての側面が強調されていたので、当然のことながら、ワタシも 全力で (笑) アン・ジェソク  を応援していました。

でも、後半になると、そもそもこの復讐劇の発端が別のところにあること、チュ・アランには嫁ぎ先のシン家を復讐する正当な理由も資格もあることがわかると、アランが哀れで、すっかりアランの味方に変わってしまっていて...

イ・ソヨンは、チュ・アラン役にピッタリ。ファイティン



チュ・アランを狂わせたAfter ヒョヌ、本人のセリフにもありましたが、事故後、わざわざ全身整形して現れて復讐する必要があったのかなと。

チュ・アランにとっては、死んだはずのヒョヌの存在そのものが、アランを脅かすものだったわけですから、別に整形しなくてもね...。それじゃ、ドラマは面白くないけど。アランがアン・ジェソクに振り回されたからこそ、シン家の負の歴史をあからさまにすることになったからいいのかな...。

この復讐劇は、ひとりの復讐を描いたものではなくて、複数の人間の復讐が折り重なっているのですが、どの復讐の矢も真っ直ぐすぎるためか、感情の流れが一律的で、揺れとか振れが感じられないところは残念でした。

ストーリーの極端なありえなさと、極端なキャラクターにまずドン引きするのが、正常な反応ですが、極端さだけが先走ったり、極端なのにありきたりだったり、落としどころが曖昧なところも残念でした。


最後に全容は明らかになるけれど、なんとなく締めが甘く、不条理感もなく、最後まで野暮ったさが残り、この復讐劇は一体何だったの?という感じで終わってしまいました。ところで、「天使」 は誰なんでしょうかね?



他のキャスト...

チェ・アランの叔父役でチョン・ギュス。



アランにつきまとうゴーストデザイナーにイ・ジョンヒョク (特別出演)。



ココだけコメディ。鼻血まで出してあやしすぎる(笑) ソン・ヒョンジュ (特別出演)。 



アン・ネサン、パク・チョルミンもカメオで出ています。


 






その後の韓ドラの日々 10

暑さのせいか、ドラマをじっくり見ようという気になれず... 。


■ ■ ■ ■ リアルタイム視聴 ■ ■ ■ ■ 



「女の香り / 여인의 향기」
 @SBS 〜 4 話




とりあえず、キム・ソナに惹かれて見ています。

そして... 絶対にワタシのタイプではないのですが、回を追うごとにイ・ドンウクがどんどんステキに見えて仕方ありません。世の中、「絶対」 なんてことはないので、気をつけようっと。

このドラマで気に入らないキャストは、ソ・ヒョリム。「成ス」 の時はよかったけど、キム・ソナの向こうを張るには (失礼ながら) 小者すぎるかな。年齢的にも若いし、いかにも経験値が足りないのがバレバレ...。容貌、衣装、表情、声、演技のすべてがとんがっていてコシャクなだけ。そういうキャラって、すぐに見飽きちゃうのよね〜〜。「最高の愛」 でも、コン・ヒョジンに対するライバル役のユ・インナが小者すぎると思ったのと同じようなパターン。

死ぬまでにしたいことをリストアップするというバケットリストの話も含め、イザベル・コイシュ監督の映画 「死ぬまでにしたい 10 のこと」 と似たようなプロット。 

ちなみに、このドラマでキム・ソナがタンゴを習うという設定になっていますが、映画 「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」 でも、アル・パチーノがタンゴを踊っていて、何か関係があるのかしらん。 


OST もなかなかヨシ。どっかで聞いた声と思ったら、JYJ ジュンス投入。韓流スター roled by ジュンスのカメオ出演が予告編でも流れました。


余命宣告された女と御曹司の男の恋物語... 大どんでん返しや反転には、相応しくない素材なので、この先どう展開するのか見ものです。


 



■ ■ ■ ■ リタイア編 ■ ■ ■ ■



「스파이 명월  / スパイ・ミョンウォル」 @ KBS 〜 2 話

正確には 2 話の途中でリタイア。

ストーリーにもキャストにもキャラにも、引き込まれないのひとこと。ぶっちぎりのラブコメディかと思ったワタシがいけなかったのかな〜。見たいと思わせてくれるオーラがないので、リタイア。


  


「クリスマスに雪は降るの? / 크리스마스에 눈이 올까요?」 @ DVD 〜 6 話

そもそもこの作品を見ようと思ったのは、ソン・ジュンギが冒頭数話出ているからで、それが見たいだけでした。1 話では、写真のみの出演に愕然... まさかコレだけ... と思ったら、2 話にはちゃんと出てきましたが、その後あっさり死んでしまう役でした。

そして、キム・スヒョンとナム・ジヒョンが演じた学生時代がとっても良かったのです。特に、キム・スヒョンには胸キュンキュンで、ガッツリと心つかまれました。この彼、今後、要チェックですね。

残念ながら大人になった役のコ・スには、まったく心ときめかないし (苦笑)、ハン・イェスルもシリアスロマンスには向いていないような...。

キム・スヒョンとナム・ジヒョン、それにソン・ジュンギを加えた 3 人で、学生時代だけのドラマでもよかったのに... と、むちゃくちゃ勝手なことを思いました。


 


「製パン王 キム・タック / 제빵왕 김탁구  @ CX 〜 10 話

韓ドラ定番の母親と息子の絆物語で終わってしまうわけではなさそうだけど、子供時代におけるオンマ、アドゥル、オンマ、アドゥルの四重奏は、ウンザリを通り越してキモチ悪くなってしまいました。このまま、成人になってまで引きずるのかと思うと... 

単純すぎる、いえ、純粋なタックと、卑屈なマジュンの対決の行く末は気になります。ただ、ユン・シユンもチュウォンも、同じパターンの表情の繰り返しで、キャラは魅力的とは言えず...。この作品が、なぜ本国であれほどウケたのか、よくわかりません。

何よりも、CX 版はカット多すぎて、CM の前と後では話がちっともつながらず...別の機会があれば、見るかもしれないし、見ないかもしれません。


 



■ ■ ■ ■ 
継続視聴中 ■ ■ ■ ■ 



「トンイ / 동이」 
@ NHK BS プレミア

大妃危篤で、宮中がさらに騒がしくなり、いよいよドラマも本題に入り始めたと言う感じ。でも、この大妃の問題も延々と続くんだよね... (はぁ)

今ごろ気付いたのですが、チャン・ヒビンの兄チャン・ヒジェ役はキム・ユソクだったのね!すごく懐かしい気がしていたのですが、「塩人形」 以来? 久しぶりに見るわ〜!


 


「イルジメ 一枝梅  / 일지매」 @ BS11 〜 14 話




「朱蒙」 の後続でそのまま見ています。史劇って、ワタシにとっては安心できるというか、組しやすいのですが、このストーリーは、なかなか凝っていて面白いです。

イ・ジュンギに、イルジメ役はピッタリだと思いますが、コミカルな部分とシリアスさの両面を演じるところに難しさがあるようですね。ココから笑ってください... 今度はシリアスですよ... と、わざわざ線引きしてくる演技が、おせっかいだなと感じてしまったり...(ごめんね)。

このドラマの楽しみは、アン・ギルガン、イ・ムンシク、イ・ウォンジョンのくせ者あじょしトリオ。その他にも、脇役陣は見ごたえがあります。


 



■ ■ ■ ■ 
保留中 ■ ■ ■ ■ 



「私の心が聞こえる?/ 내 마음이 들리니? @MBC 〜 5 話

なかなかハートウォーミングで、丁寧なストーリー展開なのですが、じっくり心して見たいので、今は保留中。


 


 

2011上半期に見た ★ K-Movie

今年上半期 (1 月〜 7 月) に見た韓国映画は 26 本でした。劇場で見たもの、DVD で見たもの、TV で見たもの、いろいろです。少ないなぁ。昨年よりは、頑張ったけど〜。

しかーーし、本数が増えると、当然、ダメ出ししたくなる作品に当たる確率も上がるということなのですが...

別宅でレビューを書いていますが、通常星取りは書きません。どうしても、その時の気分だったり、関心事だったり、好みだったり、そういうものでブレるので。

でも、こちらでこっそり星取りを付けてみることにしました。のちのち、どれだけブレるかなと (笑)。この記事書いている間にも、すでにブレている...


5 点 満点  ★: 1 点 ☆: 1/2 点


 


戦火の中へ (2010 / 韓国) ★★☆ 


破壊された男 (2010 / 韓国) ★☆


肉体の欲望 / 육체의 약속 (1975 / 韓国) ★★☆ 


晩秋 / 만추 (1981 / 韓国) ★☆


キッチン 〜 3 人のレシピ (2009 / 韓国) ★★


空を歩く少年 (2008 / 韓国) ★★


その男の本、198 ページ (2008 / 韓国) ★★


用意周到ミス・シン (2007 / 韓国) ☆


今、このままがいい (2008 / 韓国) ★★★


このまま死ねるか! (2005 / 韓国) ★★


きみに微笑む雨 (2009 / 韓国) ★★


過速スキャンダル (2008 / 韓国) ★★★☆


하늘과 바다 (原題: ハヌルとパダ / 空と海) (2009 / 韓国) ☆


퀴즈왕 (原題: クイズ王) (2010 / 韓国) ★★


家を出た男たち (2010 / 韓国) ★★★


春香秘伝 〜 The Servant [房子伝] (2010 / 韓国) ★★★☆


生き残るための 3 つの取引 (2010 / 韓国) ★★★★


シラノ恋愛操作団 (2010 / 韓国) ★★★★


星から来た男 (2008 / 韓国) ★


黄山ヶ原 (2003 / 韓国) ★★


大韓民国 1% (2010 / 韓国) ★★


悪魔を見た (2010 / 韓国) ★☆


私の愛、私のそばに (2009 / 韓国) ★★


チョン・ウチ 時空道士 (2009 / 韓国) ★★★


トライアングル (2009 / 韓国) ★


天国への郵便配達人 (2009 / 韓国) ★


 


 

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当ブログ内での画像・動画は個人で楽しむ範囲で掲載しており、記事文中は敬称略とさせていただきます。

ブロガーさんとのリンクは歓迎ですが常識の範囲でお願いいたします。また、Twitter への記事リンクは事前にご照会いただけると幸いです。さりげなく拍手をくださる方、ありがとうございます。

なお、旧館からの移行記事 (2012年3月以前) はうまく反映されていないものがあります。

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