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ナナム 勝手にセレクト

【移行記事】

「赤と黒 (原題: 悪い男)」 (ナナム) 視聴完走記念!? というより、あまり後を引きたくないので、ここで区切りをつけておきたくて。

個人的に印象に残ったシーンを 7 つ選んでみました。なんとなく 7 つです(笑)。他のキャストもよかったのだけど、ごめんなさい、ゴヌク中心です。あとおまけのエピソードも。

振り返ると、どれだけ自分が肩に力を入れて首ったけで見ていたかってことを認識した次第ですが^^、ワタシは、中盤、第 6 話 〜 第 12 話ぐらいが好きでした。

ネタバレ画像を含みます。



◆◆◆ ナナム 勝手にセレクト ◆◆◆


■ Episode 4

テソンのふりをしていたゴヌクは、その事実がジェインにばれてジェインの怒りを買う。元恋人に侮辱されていたジェインを慰めるため、無理やりドライブに連れ出したゴヌク。このドライブで 2 人は打ち解ける。このロケシーン、映像が珠玉。 





■ Episode 5
ゴヌクはテソンを日本から連れ戻すために、ジェインはガラスの仮面を入手するためにそれぞれ日本へ。主演 3 人が日本の同じ場所に集まっちゃうところがドラマなんだけど (笑)。下呂温泉に向かう電車の中。転落死したソニョンを思い出し、復讐と良心の呵責とのせめぎあいで心の中は揺れ動くゴヌク。  

 



■ Episode 8
養父の故郷ミリャンにて。亡くなった聾唖の養父の幻想に手話で話しかける場面、キム・ナムギルの演技は秀逸!! 思わずオイオイもらい泣き。これまで躊躇していたゴヌクの復讐のエンジンがスイッチオン。 

 
「아빠... 보고싶어」
(父さん、会いたい)



■ Episode 9
美術館の仮面パーティの後、背中合わせで休憩する 2 人。「あなたなら、何をしてもらうと嬉しい?」 とジェインに訊かれたゴヌクの答えは.... 。思わず本音で答えた? 家でご飯を作ってくれる人もいない天涯孤独なゴヌクの寂しさが滲み出ていてホロリとする。 

  
「집밥」
(家でご飯 = 手料理)



■ Episode 11
ソニョン転落死事件で取り調べを受けたゴヌク。警察から解放され、ジェインに詰問された後、部屋でやるせなくたたずむこの背中... 肩甲骨に萌え〜。





■ Episode 12
テギュンの死後、人前で泣くことのできないテラを慰め抱きしめるゴヌク。テラとゴヌクの ♥ なところをジェインとモネに見られてしまう。ここはいかにもソープオペラっぽいアングルなんだけど、好きなアングル。

 
「내 앞에서는 울어도 되요」
(僕の前では泣いてもいいんですよ)



■ Episode 13
ジェインがゴヌクに告白するシーン。ちっともロマンティックでも、胸キュンでもないけど、ジェインの言葉はゴヌクの心に突き刺さったはず。それでも、引き返せないゴヌク...


「나 잡아줘라. 아니면 내가 널 잡아줄까?」
(わたしをつかまえてよ。それとも、わたしがあなたをつかまえようか?)



=== === === === === === === ===



Off-Screen Episodes

「最も多くの影響を受けた先輩として、‘演技’ では 「公共の敵」 で共演した チョン・ジェヨン を、 ‘演技の他の部分’ では 「モダンボーイ」 で共演したキム・ヘスを挙げた」
...... 雑誌 allure インタビュー ......

うう〜〜〜っ、ナムギル、ここでジェヨンの名を挙げてくるとは、またまたワタシの心のツボを押してくれましたね。嬉しすぎて涙が出そう。遅まきながらだけど、ワタシの目に狂いはなかったと、ひとり悦に入っています。





「赤と黒」 にあらず、「白と黒」。劇中、こんな仲良さげな 2 人の姿は見られなかったなぁ。





私的妄想 Episode



건욱아 미안해요... 
뭐가요 ?
너... 사랑해서...  


♥ FIN ♥


(Images: Thanks to NAVER search)



Comments----------



ロマンチック


こんにちは。
いやあ堪能させてもらいました。ベストシーン。
私も印象にのこったシーンをあげたんですけど、歯に挟まったキャラメルシーンとか、アンチロマン〜なことこのうえなし。笑

テソンとゴヌクの白黒ツーショット、ふたりとも足が長くて素敵。v-352
テソンのキム・ジェウク、私は悪くなかったと思うけど、ナムギルの演技が完璧だったので、割を食ったかもしれませんね。

>最も多くの影響を受けた先輩として・・・
これ、読みました!
ヘス姐さんの‘演技の他の部分’ が何かが気になって気になって・・
彼はヌナ女優に好かれそうで心配?です。




Re: ロマンチック


komachi さん、あらすじ、お世話になりました♪

>歯に挟まったキャラメルシーン
ウケましたよ〜^^ komachi さんならではのセレクトですね v-424
実は、ここで各話 1 シーンずつあげるつもりでお気に入りシーンを探し始めたら、もう、あれもこれもってキリがないことに気付き、断腸の思いで(爆)、7 つに絞りました。ロマンチックなシーンを選んだつもりはなかったのですが、ビジュアル重視で選んだら、そういうイメージになったようです (笑)。

>ナムギルの演技が完璧だったので、割を食ったかもしれませんね。
ワタシもキム・ジェウクは良かったと思います。もったいない感じがしました。ゴヌクが複雑なキャラであるのに対して、テソンは比較的わかりやすーいキャラだったことで、ジェウクが割を食ったのかもしれませんね。

> 彼はヌナ女優に好かれそうで心配?です。
くくくっ、心配って...(笑)。共演ヌナv-360キラーですものね〜。どこかで、同年代からはフラれてばかりと言っていたような気がしますが、マジで〜と思ったりしました。






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tag: 韓国ドラマ 赤と黒 キム・ナムギル

韓ドラ 「赤と黒 (原題: 悪い男)」 その結末を受け入れられるか...

【移行記事】






ようやく韓国ドラマ 「赤と黒 (原題: 悪い男 나쁜남자)」 の現地放映が終わりました。

가슴이 많이 아픈데요.....

まだ終わったばかりなので整理し切れていない部分もありますが、ワタシは、ストーリーとしての結末に納得しています。現地の視聴者の間では、喧々諤々のようですが。3 話短縮されたことで、間延びすることなくカッチリ収まっていたのではないでしょうか。最後の反転には胸をしめつけられましたが...。でも、結末の撮影シーンには納得できません。映す必要ないでしょ... (激怒!!!)。

この作品、毎回しんどい感じがたまらなくクセになってやめられませんでした。特に誰のというわけではなくて、ゴヌクだったり、ジェインだったり、テラだったり、登場人物の気持ちを抱え込んでしまうというか、重石を引きずっているような気分でした。

個人的には、ピーカンな胸キュンラブコメより、まったり、じわじわと重苦しいドラマが好きなので、ああー、はまっていくーーー、と感じながら見ていました。

時間が経つと、自分が感じたことが何だったのかわからなくなってしまうので、見ながらメモしておいたものとともに、以下、感想を書きとめておきます。無駄に長いです^^。

また、映像は字幕なしで見ており、わかったつもりの自己満足的な解釈に基づいています。あらすじは、韓国ドラマファンの方々のブログを参考にさせていただいています。この作品の視聴を楽しみにしていらっしゃる方は、適当にスルーしてください。

参照: 韓国ドラマ 「赤と黒 (原題: 悪い男)」 の紹介 → innolife


★ 注意:ネタバレあり (結末にふれています)★ 

■ □ □ □ □ □

このドラマ、放映前から放送局や放送時期がすんなり決まらなかったり、放映が始まってからも変則的な番組編成で視聴者から抗議の嵐だったり、主演俳優が放映途中で入営したため、全 20 話から 17 話に短縮されてしまったりと、何かと場外で騒がしいドラマでした。ドラマの短縮について、本当のところはわかりません。オ・ヨンスの Twitter によると、出演者は全 16 話だと思っていたようなので、マスコミが騒いでいただけかもしれません。とにかく、このドラマの不運の始まりは、SBS が放送局だったことでしょうか (毒)。



■ ■ □ □ □ □

キャスティングは、申し分ないぐらい完璧。ブレーキをかけるような役者がおらず、出演者には満足しています。

ピダムの呪縛から解き放たれたのかどうか... ゴヌク役のキム・ナムギルは、文句のつけどころがありません。序盤はあまりにかっこよすぎて、このまま、カッコイイだけで突き進むのは少々キツイなぁと思っていたのですが、そんな心配は無用でした。「팔색새 연기 = 八色鳥 (ヤイロチョウ)演技」 と評される彼のいろんな顔を堪能できます。と言っても、ワタクシ、字幕なし映像かぶりつき、ゴヌクかぶりつきだったので、ゴヌクを見る目に冷静さを失っていたことは、認めます (笑)。でも、この人、スゴイです。



 



いつも女優さん方には毒を吐きたくなるのですが、ジェイン役のハン・ガインは難役を上手く演じていて、いい意味で視聴者をふりまわしてくれたと思います。ジェインはしたたかで、玉の輿狙いの俗物的な存在。あちらがダメならこちら、こちらがダメならあちらの八方美人。おそらく視聴者が最も理解に苦しむキャラだったと思います。ある意味、欲心に対する人間の弱さ、卑しさを体言していました。

 



テラ役のオ・ヨンスは、いつも背筋が伸びていて優雅なのに、頭の中であんなこと考えているなんて... (笑)。ゴヌクに仕掛けられた愛にプライドを脱ぎ捨てて堕ちていくという過程の繊細な演技が見事でした。政略結婚で、男性を愛したこともなく、男性から愛されたこともなく、この作品の中で、ゴヌクに対して一番純真な女性だったような気がします。彼女はゴヌクと出会い、誰かに強いられるのでなく、自分の心のままに生きたいと思うようになり、止まらない自分の気持ちを愛しむようになります。ゴヌクに騙されたと知ったあとも、ゴヌクを愛してくれたらいいのにと思いながら見ましたが...。

 



テソン役のキム・ジェウクは、出番が少なくてもったいないところがありました。少々お子チャマなキャラで、まだ反抗期が終わってないのかと思うほど、キレる演技が多くて気の毒でした。だって、ゴヌクとテソンは同じ年齢の設定。ゴヌクがとっても大人びて見えるのに、テソンはロボットをいじる少年のままと、対照的でした。たとえ、財閥の家に庶子として迎え入れられても決して幸せではなかったことをテソンはゴヌクに見せつけるような存在で、テソンとゴヌクが理解し合えるような余裕があったら良かったのにと思いました。

 



モネ役は、新人のチョン・ソミン。欲しいものは何でも手に入ると思っているワガママなお嬢様キャラで、オッパ、オッパとゴヌクを追いかける姿がちょっと目障りでもありました。だって、ゴヌクとモネは、ちっともお似合いじゃないし〜〜。もっとオッパの気持ちとか考えてあげなよ〜 (笑)。捨てられて当然です。でもこの娘がね...。ともあれ、チョン・ソミン、これでブレイクしたようですね。

 



テソンの継母役のキム・ヘオク女史は、すさまじい悪女でした。ありえない... こんな人っていうぐらい強烈。よくこの役を引き受けたなぁ...。ホン会長秘書のキム室長役のチュ・ジンモ、クァク刑事役のキム・ウンス、と渋い俳優により脇固めも充実。



■ ■ ■ □ □ □

NHK との共同制作なので、日本ロケシーンもあります。もともと場所を特定しない設定だったそうなので、どこかのドラマみたいに、観光名所案内やご当地の目玉が出てこないためか、鄙びた温泉街という設定が、韓国の視聴者にはウケなかったようです。個人的には、いかにもな観光振興策が露骨に出ていなくてよかったと思いますけど。日本でロケする必要性があるのかという議論もあったようですが、そんなこと言ってたら、韓ドラの海外ロケの大半は、意味不明じゃないかと^^。

 

下呂市内


復讐劇、サスペンス、ロマンス... とにかくいろんな要素が詰め込まれていて、最後のピースがカチっとはまるまで、パズルの全体像がわからず、ああでもない、こうでもないと、理解しようとすればするほど、ドロ沼にはまるというか、糸が絡んでもつれていくようなところが面白さでもあり、しんどさでもありました。

人間関係が複雑で、絡み方も手が込んでいたりするので、直球的に理解しようとするのは難しいと思いました。特にゴヌクとジェインについては、何を考えているのか、どういう意図や気持ちなのか、この 2 人の間にはどういう感情が芽生えているのかと、心の中を覗き見ようとしてもなかなか見せてもらえず。

展開が遅くて視聴者をヤキモキさせていたようですが、ワタシはスローペースはまったく気にならず、その分、登場人物キャラの複雑な心理状況や、人と人との駆け引きに重点が置かれていたと思うので、その部分ではかなり楽しめました。

事件が次から次へと起こるとか、人間関係がどんどん進展するとか、早い展開をこのドラマに期待すると裏切られます。そもそも、財閥の家に、どこの誰ともわからない人間が入り込んで復讐をしようとするのですから、そんなに早く復讐が展開するわけもなく...。

前半から中盤にかけては、嵐の前の静けさとも言える人物観察劇の様相を呈していますが、終盤 4 話は、この復讐劇が暴風雨のごとくすさまじい展開で収束していくので、両極端でもありました。

ただ、全体を通して、常に誰かが冷静な目で見つめているようなそんな気がしました。まるで、その誰かが小説でも読んでいるかのように。



■ ■ ■ ■ □ □

そして、素晴らしかったのは映像と音楽でしょうか。映像は、映画のようでもあり、MV のようでもあり (笑)。室内セットよりロケが多かったせいでもありますが、光線や雨粒の撮り方も好きでした。室内の光の射し込みや、すりガラスのようなボカシも工夫されていたと思います。

 
두려워요?


カメラワークはすごく繊細で、アングルも面白かったです。人物間の距離感がよくて、「引く」 構えと 「押す」 構えが絶妙だったと思います、また、TV ドラマでは、顔の表情だけに頼った首から上のショットが中心になりがちなのですが、人物全体をとらえるショットや、足もとや指先をとらえる視線も多かったですね。

音楽は、以前 OST を紹介しましたが、凝った選曲になっていて、メロディラインが効果的に挿入されていました。映像と音楽、互いを邪魔することなく、互いに共鳴しているようなそんな響きでした。このドラマの日本放映時には、使われた曲がすべてそのまま流れるといいのですが...



■ ■ ■ ■ ■ □

このドラマは、ゴヌクに始まり、ゴヌクに終わります。ゴヌクの復讐劇を最後まで見届けないと意味がありません。

ところで、ゴヌクはいつからジェインを好きになったのかしら。最初は、ジェインを憐れな存在として見つめていたのに、いつのまにかゴヌクのジェインを見つめる目がウルウルしてきて、ジェインの手料理に涙なんか流したりしてさっ (もらい泣きしたけど...)。

ゴヌクとジェインの関係は、このドラマで最も理解しがたいところであり、ある意味見どころでもあります。すれ違いでなかなか相手に気持ちが伝わらないとか、邪魔者が 2 人の仲を引き裂くとか、そういうレベルのものではないのです。この 2 人はいつでも本気になれるチャンスがあるのに、互いに自らそのチャンスを潰しているというか。

ゴヌクのジェインに対する寛容さは、見ている方が妬けるほど、手に取るようにわかるのに、ジェインは鈍感すぎるのか、欲心に忠実すぎるのか、現実主義者なのかな。韓ドラのヒロインは、恋する相手に一途な女という常識を完全に覆しています。これほどまでにブレまくるヒロインのキャラも珍しくて、ヒロインを美化しすぎていないところが面白さであると同時に、ラブラインには期待できません。

「オレを信じるなら、何があろうとも最後まで信じてくれ」 とゴヌクに言われても、ジェインはどうしてそうしてあげられないの? ジェインは、終盤になってようやくゴヌクの事情をすべて知って始めて、ゴヌクに向かって急に走り出すのだけど、すべてを知り尽くさないと信じられないの?って...。(ごめんね、ジェイン。どうしても貴女には引っかかるの・笑)

また、ゴヌクはゴヌクで、自分の復讐計画の中に思いがけず登場したジェインの存在は最大の誤算だったはず。でも、ジェインはゴヌクの復讐のブレーキにならなかったし、ゴヌクはジェインを包みこむ優しさを持っているくせに共に生きるという選択もしなかったわけです。ジェインを愛する資格は自分にないと思ったのか、ジェインを突き放すようなところもあったけれど、結局、ジェインの愛情には、ゴヌクを脆さを支えるほどの力がなかったってことなのかな。

「愛なんて信じない」 と言いながら、ゴヌクが誰よりも愛情を渇望し、誰よりも脆さを抱えていることは明らか。ゴヌクが 「혼자 (ひとり)」 という言葉を使うたびに胸が痛くなりました。ゴヌクが唯一心を開いた女性ソニョンが死んでしまってから、ゴヌクは本当に孤独だったのだと思います。心の底では、ゴヌクは自分を見守ってくれる誰かが欲しかったのだろうと思います。

ただ、ゴヌクにとっては復讐が命題。ヘシングループに刃を向けることにより、自分は最後に罰を受けると初めから言っていたわけで、そもそもゴヌクの復讐は、自滅覚悟の復讐。ゴヌクにとっての復讐は、一体、何を意味するのか、最後まで謎でしたが...

前半、龍先生 (豊原 功補) のガラスの仮面の話とか、さらりと見てしまったのだけど、今、思い返すと意味深い話だったのかなと...

 


「仮面」 はキーワードだったみたい? 仮面蒐集家という設定のシン女史は、仮面がないと生きていけない人で、仮面の下にあれほどまでに怖ろしい素顔が隠れていたとは...。その仮面をゴヌクが剥がしていくわけだけど。また、美術館の仮面パーティでは、ゴヌクとテソンが仮面を取り替えていたこともあったし。

序盤にあったゴヌクのモノローグ。

「나는 세 개의 이름이 있다.  부모님이 불러주신 이름 최태성,  해신그룹이 내게 강요한 이름 홍태성,  그리고 내가 어쩔 수 없이 선택한 이름 심건욱.  나도 가끔 내가 누군지 모른다.  누가 날 어떤 이름으로 불러줄까. 」 
(私には 3 つの名前がある。両親が呼んでくれた名前チェ・テソン、ヘシングループが私に強要した名前ホン・テソン、そして、私がやむを得ず選択した名前シム・ゴヌク。私も時々自分が誰なのかわからない。誰が自分をどんな名前で呼んでくれるのか)

ゴヌクは、まさしくシム・ゴヌクという仮面をつけていたのかも...。ゴヌクは、シン女史の身勝手な欲心により人生を狂わされ、自分のアイデンティティを見失って苦しんでいたのだと思います。また、深い憎悪を抱えて生きることから、いつか解放されたいとも。シム・ゴヌクという仮面をかぶって復讐することで、自分自身の憎悪にケリをつけたいと思ったのかもしれません。

もっとも、自滅覚悟といえども、終盤思いもよらない方向に進んでしまうので、ゴヌクの復讐 は 「因縁」 としか言いようがなく。それも、残酷すぎる因縁。結局、ゴヌクは自分が本当に手に入れたかったものから、返り討ちに遭いボロボロに傷ついてしまうという逃れられぬ因縁の忌まわしさが哀しすぎました。

最後の反転にやられたと思ったのは、これって、不条理劇だったのかと...。계란으로 바위치기 (卵で岩を打つ) の意味は、そういうことだったのですね。ゴヌクの復讐が不毛に終わり、その上、ゴヌク自身が、まるでこの世に存在していなかったかのようなあまりに孤独な結末を選んだことに胸がしめつけられました。自分の愛する人が、そういう結末を選んだとしたら... あとには慟哭しか残らないでしょう。

書いているうちに、だんだん泣けてきたので...そろそろ。

 

 
잡았다?


このドラマを見直したり、日本語字幕がついたりしたら、感想も変わってくるかもしれません。NHK ではいつ放映してくれるのかしら。



■ ■ ■ ■ ■ ■

<ドラマ覚え書>

■ 편지 手紙 (Final Episode)




사랑하는 사람의 눈으로 보는 세상은 어떨까?

재인아...
그런 생각을 한 적이 있었어.
다른 시선으로 이 세상을 본다면 어떨까?

재인아... 잘 지내?
넌 무조건 행복해야 돼.

그런 눈으로 내 세상도 바라봐 준다면
나도 웃을 수 있을테니까.

이제 나 대신,
내 세상을 봐주지 않을래?


愛する人の目に見える世界はどんな世界なのだろうか?

ジェイン...
そんなことを考えたことがあったよ。
別の人のまなざしでこの世を眺めたら、どうなのだろうかと。

ジェイン... 元気か?
君は絶対に幸せにならなければいけないよ。

そんなまなざしで僕の世界も眺めてくれたら
僕だって笑うことができるから。

これから僕の代わりに、
僕の世界を見てくれないか?



■ 유리가면  ガラスの仮面 (Episode 6)




これをつけたら彼女の見ていた世の中が見えるだろうか?

恋をしている人の目には自分の愛している人しか見えない。

その人の世界には、自分が愛したその人しか存在しないんだ。
仮面すら、結局は愛した人だけを見つめていたんだ。


이걸 쓰면 그 사람이 보던 세상을 볼 수 있을까?

사랑을 하는 사람 눈에는 그 사람이 사랑하는 사람밖에 안 보여.

그 사람의 세상엔 오직 자기가 사랑하는 사람만 있는 거지.
가면조차도 결국엔 자기가 사랑하는 사람만 바라보고 있었던 거야.


(Images: Thanks to NAVER search)


tag: 韓国ドラマ 赤と黒 キム・ナムギル

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lotusruby

Author:lotusruby
当ブログ内での画像・動画は個人で楽しむ範囲で掲載しており、記事文中は敬称略とさせていただきます。

ブロガーさんとのリンクは歓迎ですが常識の範囲でお願いいたします。また、Twitter への記事リンクは事前にご照会いただけると幸いです。さりげなく拍手をくださる方、ありがとうございます。

なお、旧館からの移行記事 (2012年3月以前) はうまく反映されていないものがあります。

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